もっと評価されるべき漫画家!徳弘正也のおすすめ作品ランキング!

徳弘正也

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意外とアベレージの高い漫画家といえば、徳弘正也(とくひろまさや)がすぐに浮かぶ。

少年ジャンプで連載しアニメ化もされた代表作の「ジャングルの王者ターちゃん」だけでなく、「狂四郎2030」など、どの作品も一定以上の面白さがある。

キレのあるギャグとコマ割りのテンポの良さは一級品!

作品の中に過激な下ネタをはさんでくるのが特徴で、シリアスな場面やバトル中にも平気でギャグをぶち込んでくるのにそれが邪魔にならないのがすごい。

作風といい絵柄といい、唯一無二の漫画家。

大ヒットマンガ「ONE PIECE」の尾田栄一郎がアシスタントをしていたというのも有名なエピソード。尾田は徳弘正也を「一生の恩人」とまで慕っているらしい。

読めば読むほど評価の上がる徳弘正也作品ランキング!

7位 亭主元気で犬がいい

あらすじ・作品解説
世間からいわれなき迫害を受けていた教授と結ばれた教授が、何故か犬として転生し、という作品。
「狂死郎2030」や「ふぐマン」にも近い設定ですが、本作はよりサスペンスの色が強い世界観になっています。

おすすめポイント・感想・レビュー
相変わらず、笑いあり涙ありお色気ありで、とにかく様々な部分から楽しむことができる昨品。

また、犬と化した教授がうまくクッションになって、物語がきつくならない形になっているなとも思えました。

色々と厄介なお話も含まれていて、気が抜けないドラマ的漫画を読みたい方には本作はオススメですね。

6位 黄門さま〜助さんの憂鬱〜

あらすじ・作品解説
ギャグあり下ネタもちろんありの徳弘正也が描く時代劇ギャグ漫画。ドタバタ漫遊記!
正義の味方!じゃない水戸光圀の付き人として助さん役を抜擢された浪人「井上新之助」。
ダークな水戸光圀と正義感の強い助さんの性格の真逆な二人を含む黄門様御一行の、世直しなしの諸国漫遊浪漫譚。

おすすめポイント・感想・レビュー
今回のダークでブラックジョーク的なとこけっこう好き。

話の舞台が江戸時代なので「生類憐れみの令」の話なんかも出てきます。(ま、黄門様思いっきり鳥食べちゃってますがw)

全くぶれない徳弘正也のギャグも健在。

主要登場人物の角さんなんかも途中で変わったりして、ギャグのパターンも豊富なのはさすが!

5位 昭和不老不死伝説 バンパイア(しょうわふろうふしでんせつバンパイア)

あらすじ・作品解説
『昭和不老不死伝説 バンパイア』は、徳弘正也によるSF漫画。

物語は、不老不死の生命体マリアを巡る壮大なドラマで、彼女を神として崇める十文字篤彦(じゅうもんじあつひこ)と、人として愛する超能力少年・本田昇平(ほんだしょうへい)、そしてマリアの不老不死の力を手に入れようと秘密を探る秘密結社・比丘尼クラブを中心に展開されていく。

人間の欲望と愛憎が交錯する中で、十文字篤彦はマリアへの深い愛情から新国家の樹立を目指し、マリアとマリアに選ばれた覚醒者の昇平が、その力を巡る戦いに巻き込まれていくことになるのだった。

不老不死の謎に迫るSFアクション!

おすすめポイント・感想・レビュー
知名度的に一番隠れた名作と言えるのがこのバンパイアシリーズな気がする。

今作の主人公のマリアは、バンパイアと呼ばれているけど吸血鬼ではなく、限りなくヒトに近い不老不死生命体という存在。

徳弘正也作品特有の、合間に挟まれるテンポの良いギャグは健在。もちろん無駄に多いエロ描写も健在。笑

難しいテーマを扱いながら、読者を飽きさせないエンターテイメント性が詰まった作品になっています。

濃密なストーリー展開とメッセージ性
全5巻という短いスパンで完結しているにもかかわらず、その内容は非常に濃密です。

取り扱っているテーマが宗教ということもあって、今までの作品の中でも特にメッセージ性が強い感じ。

他作品と比べると、説明ゼリフが多めで、ギャグもちょっと少なめ。(とはいえ、他の漫画家の作品と比べると圧倒的に多めw)

絶妙なギャグとエロ描写
説明ゼリフの多さや、物語の難解さをエロとギャグで完全に緩和してるのは見事としか言いようがありません。

重いストーリーにギャグを滑り込ませるタイミングが絶妙で、飽きることがありません。

こんな人におすすめ
『狂四郎2030』が好きだった人なら同じような感覚で読みやすい作品だと思う。

圧倒的な構成力で、5巻とは思えない濃密な内容。終盤の盛り上がりから、締めまで完璧でした。ラストはもれなく泣けます。

キャラクターは昭和編の方が好きかな?

マリアの為に一途に強くなろうとする思春期の少年、昇平、昇平を導くかっこいいお姉さんポジションのマリア。梅津のおっちゃんもいいキャラでした。

そして、徐々に狂気に染まっていくあーちゃんの描写もさすがです。

近未来編で20天使への粛清をメインに描くなら、もっと昭和編で小谷清子たちマリア会のメンバーを印象付けても良かった気はする。

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そして、物語は『近未来不老不死伝説 バンパイア』へと続きます。

4位 近未来不老不死伝説 バンパイア(きんみらいふろうふしでんせつバンパイア)

あらすじ・作品解説
『近未来不老不死伝説 バンパイア』は徳弘正也による漫画作品で、前作『昭和不老不死伝説 バンパイア』の続編にあたる作品。

物語はマリア会によるクーデター後の宗教国家となった日本が舞台。

昇平に妹として引き取られた新たなバンパイア「本田マリア」は、マリア会の教義を絶対とする社会で、その力を求められ、絶えず監視される生活を送っていた。

教団内の権力争いが激化する中、本田マリアとその仲間たちは、その争いに巻き込まれていくことになる。

社会批判や風刺が織り込まれた過激な描写と深い人間ドラマが評価されている。

新たなマリアと仲間たちの戦い!

おすすめポイント・感想・レビュー
昭和編から10年後。

マリア律法が成立し、一神教が支配するディストピアを描いた近未来が舞台。

昭和編の完結の翌週には近未来編の連載が始まっていたので、続編というよりは改題した作品。

レビューは2つに分けていますが、完全な続き物です。

昭和編よりもさらに重いシリアスな展開
ディストピア後の世界を描いているので、前作よりもさらに暗いストーリー展開になっています。

絶妙なギャグとエロ描写でエンタメとして成立させているのがすごい。本田マリアのまっすぐで明るい性格もいい具合に緩和してくれています。

昭和編のマリアと比べると、近未来編のマリアは感情表現が豊かで感情移入しやすくなっています。

涙なしに読めない胸熱展開!
とにかく徳弘正也のストーリーテリングが素晴らしい!終盤から結末にかけての展開は今作も完璧!

昭和編の終盤での昇平とマリアの2人だけの戦いもかなり熱い展開でしたが、今作の阿南将軍との戦いはさらに涙なしに読めない胸熱な展開になっています。

前作ではマリアとあーちゃんに導かれるままに戦っていた感じでしたが、金髪になってたくましくなり、マリアや新たな仲間たちを自ら先導する昇平がめちゃくちゃカッコいい!

こんな人におすすめ
昭和編は単体でも読めるけど、こちらの近未来編は必ず昭和編から読むことをおすすめします。

徳弘正也のように、漫画を通してこれほどはっきりと主義主張を訴えている漫画家も珍しいと思う。

にも関わらずあまり賛否を巻き起こしてるイメージがないのがすごい。過度な称賛も批判も受けないのは、下ネタとギャグで絶妙に包まれたストーリーがひとつのエンタメとして成り立っているからこそ。

全巻通してもう一人の主人公は昇平ではなく、あーちゃんでしたね。

マリアと覚醒者たちにとってはバッドエンドではあるけれど、最後まで一切ぶれることなくマリア教を信じ続けたあーちゃんが、最終的にはマリアを倒してマリア以上の存在になり、マリアの方は、バンパイアのマリアとしての役目を降りて、一人の少女として昇平たちとの再開を喜ぶ。

  • 自分こそ神だと悟り高笑いする十文字篤彦
  • 微笑むマリアの生首

そして、そんな人間たちの争いを揶揄するかのように、新たに生まれ、未来永劫を生き続ける次のマリアの姿がとても印象的なラストでした。

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類似作品 こちらもオススメ!

一番最初に思い浮かべたのが浦沢直樹の『20世紀少年』。第一部のケンジたちの戦いから、トモダチが世界救世主となって一神教へと移行していく第二部への流れが、昭和編から近未来編へのストーリー構成とよく似ています。

3位 ジャングルの王者ターちゃん♡(ジャングルのおうじゃたーちゃん)

あらすじ・作品解説
ターザンが元ネタのジャングルの平和を守る主人公ターちゃんが主人公の物語。
赤ん坊のうちにジャングルに捨てられたターちゃん。育ての親のチンパンジーのエテ吉。格闘の師匠でゴリラのゴリさん。そしてアフリカガイドを通じて結婚した妻のジェーン。
そんなターちゃん一家と、その仲間たちによる1話完結形式のギャグ漫画。
ジャングルの王者のタイトルでありながら、作中の舞台はサバンナでジャングル感は皆無だったりする。

アフリカを舞台にした、シモネタ満載の1話完結ギャグ漫画

おすすめポイント・感想・レビュー
こちらもジャンプ黄金期の作品ではありますが(北斗の拳あたりから含めれば)、少年ジャンプの発行部数が歴代最高を記録したピーク時に連載されていたのは「新」の方。ファミコンジャンプ2で伝説の7人の1人に選ばれたのも「新」の方。

ハンターたちとの戦いはあるもののシリアスな格闘マンガではなく、基本ギャグ漫画で7ページ連載だった頃の作品。

知名度的には新ターちゃんには到底及びませんが、実はターちゃんは純粋なギャグ漫画だった無印の頃の方が好きっていう人も意外と多いはず。

大人になって改めて読み返してみると、改めていい作品。

ギャグ漫画のお手本のような作品
ギャグ漫画家としてはこの頃が一番輝いていたんじゃないかな?ギャグ漫画ほど時代が出る昨品もないので今読んでも絶対笑える!…とは言わないけど。やっぱり面白い。

1ページ目で丁寧にふって、しっかり7ページ目のオチで回収するスタイル。毎話毎話よく週間でこのクオリティ保てたなぁ。

それ以上にすごいのが、大オチ以外のギャグの手数の多さ。1、2ページに1回のペースでギャグが挟まってきます。7ページの中に4コマ漫画が何個も入っているかのような構成。

しかも、当時多かったえんどコイチやにわのまことタイプの、話の流れとは関係なくぶっ込むタイプのギャグではなく(いわゆる一発ギャグ系)、ちゃんと話の流れに則ったギャグになっています。

こんな人におすすめ!
ヘレンちゃんやウポポ族のアナベベ、医者のジェニファー、宣教師で牧師のフランシスなど準レギュラーとの絡みも面白い。

物語は、ターちゃん一家のもとにペドロカズマイヤーが弟子入りしてきたところで「新ジャングルの王者ターちゃん」へと続きます。

徳弘正也の全作品の中でも暗さや毒がなくほのぼのとした作品。下ネタさえ許容できればおすすめ。

下ネタが多いことでも有名な徳弘正也作品。
ターちゃん読むと当時の少年誌の下ネタのボーダーラインがよくわかる。笑

2位 狂四郎2030

あらすじ・作品解説
舞台は第3次世界大戦後の2030年。
日本はゲノム党の独裁による超管理社会になっていた。
男女は別々に暮らし、自由と呼べるものはどこにもなかった。
主人公、廻狂四郎は元軍人であり、現在は巡査として日々を過ごしていた。
そんな彼は唯一の楽しみであるバーチャルSEXマシーンでであった女性、志乃に恋をする。
コンピュータの作り出した架空の存在だと思っていた志乃が実在すると知った狂四郎は彼女に会うために北海道を目指すこととなる。

おすすめポイント・感想・レビュー
間違いなく名作。すごいわコレ。

間違いなく面白いのに、おすすめ漫画として紹介出来ないのが残念な作品。

青年誌に移ったのもあってエログロ描写が強すぎるw

相変わらずの独特な人体スライス描写。徳弘正也の切り口の断面って独特だなとホントに思う。

題材は重いけど、そんな中でも効果的にすっとギャグを入れられるのは徳弘正也くらいしか思いつかない。それにより重いシーンも笑えてしまうというみごとな緩急の差。

デビュー当時から変わらない、ある意味独特な絵柄。下ネタも多い。

苦手な方はとっつきにくいかもしれません。それでもぜひ読んでほしい。

ラストが駆け足気味なのが少し残念。

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1位 新ジャングルの王者ターちゃん♡(しんジャングルのおうじゃたーちゃん)

あらすじ・作品解説
連載途中から「新ジャングルの王者ターちゃん」にタイトルを変更。
基本設定は「旧ターちゃん」を踏襲しつつも、7ページ連載から倍のページ数になったこともあり、1話完結のギャグ漫画から、バトルメインの格闘ギャグ漫画へと変化していった。
実力名声ともに世界最強の格闘家として有名になったターちゃんが、各地の強敵たちとバトルを繰り広げる!
岸谷五朗主演でテレビアニメ化やファミコン、スーパーファミコンなどテレビゲーム化もされた。
ジャンプ黄金期を支えた笑えて泣けるヒーロー漫画。

動物パワー!エッチで優しく強いジャングルの王者!

おすすめポイント・感想・レビュー
旧ターちゃんなら、数話だけ登場のゲストキャラ扱いになってたであろうペドロがレギュラーキャラ化。

他にも梁師範など、新ターちゃんになって魅力的な仲間が増えた感じ。その分、旧のターちゃん一家以外のキャラはアナベベをのぞいて大幅リストラされました。

新になった当初は、毎話ハンター協会の雇った殺し屋がターちゃんを挑みに来るスタイルでバトル要素は増えたものの、基本は1話完結のままだった。

このまま行くのかと思いきや、ユンケル帝国編をきっかけに長編格闘漫画になっていきます。

新ターちゃんになってからの徳弘正也は漫画家としての成長速度がハンパない!

今までの昨品にはない要素がてんこ盛り

  • 迫力のあるバトル
  • SF要素もあるストーリー
  • 残虐描写
  • シリアスの間に挟まれるギャグ
  • 泣かせるストーリー展開

特に徳弘正也といえばという、シリアスシーンでも間にギャグを挟みこむスタイルが確立されたは大きい。

ケンチャコ、旧ターちゃんなどのギャグ漫画家としての土台があったからこそできたスタイル。

まさにジャンプシステム!
ドラゴンボールの圧倒的成功例から、この頃のジャンプ昨品はちょっと人気出たら(もしくは出なかったら)すぐに、アクションものにして、武道会開いてっていうパターンがやたら多かったけど、その中でも新ターちゃんはこのジャンプシステムを忠実に実行していた昨品だと思う。

  • 天下一武道会 = 異種各同義トーナメント
  • 重い道着を脱ぐと強くなる = 前張りを剥がすと強くなる
  • 死にかけてから復活すると強くなる = うんこひりパワーアップ

などなどわかりやすいくらいに忠実。

にも関わらず、クセの強い独特な絵柄とSFストーリー、そして下ネタギャグのおかげでテンプレっぽさをあまり感じないんですよね。主人公が妻帯者だったり、必殺技がなかったりと他の漫画にはない要素も多かった。

サブミッション主体の関節技の応酬や現代科学に基づいたトレーニングなど、ジャングルの王者とは思えないストイックさ。笑

アイソメトリックトレーニングはターちゃんで覚えてマネしたなぁ。

こんな人におすすめ!
子供時代に読んでそれっきりの人は読み返しているのをおすすめ。

大人になって読み返すとより感動できる。こんなに泣ける漫画だったことに改めて驚くはず!

そして下ネタの際どさにも驚くはず。笑

  • ヴァンパイア編でエテ吉が力尽きる寸前でアナベベが助けるシーン
  • ケルベロス編のペドロのターちゃんの指定対決

などなど、当時はバトル漫画としてしか読んでなかったけど、改めて読み返して気づく、細かいステキ演出の数々。涙腺やられました。

ユンケル帝国編→中国編→アメリカ編→ヴァンパイア編→クローン編→ルシュ王国編→十二神将(昆虫戦士)編

と、毎回各地に旅立って、敵を倒したらジャングルに戻る。でまた旅立つの繰り返しなんだけど、中国編以外のキャラは一切、その後、絡むこともなく登場すらしなかったのはちょっと寂しい。

映画版のドラえもんやクレヨンしんちゃんを見ている感覚。ジャングル以外は基本劇場版扱いです。

そのおかげでムダにメインキャラクターが増えすぎないっていう利点もあるけど、その後が見たいと思えるキャラも多かっただけに残念。

ラストは打ち切りの割にはきれいにまとまっていたと思うけど、今までのキャラがターちゃん一家の元に集まって、ターちゃんとジェーンの結婚式を挙げるアニメ版の最終回のような展開も見たかった。

本人の意向か、編集部の意向かわからないけど、クローン編からルシュ王国編の間、バトル漫画から1話完結のギャグ漫画に完全に作風を戻してます。

1年近く1話完結スタイルが続くんだけど、1つの昨品の中でストーリー主体でも単発ギャグのみでも描ける漫画家ってそうはいないんじゃないかな?

その時の連載作家陣のバランスで変えられるを取れる作家として、当時のジャンプ編集部でも貴重な存在だったのかもしれない。

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ちくしょう おれは頭が悪いので こ これ以上説明できないのだ

類似作品 こちらもオススメ!

のちにギャグ主体の格闘漫画は「世紀末リーダー伝たけし」や「ボボボーボ・ボーボボ」なども生まれたけれど、ターちゃんのギャグの入れ込み方とはちょっと違う。どっちかっていうと『銀魂』の方が近いかもしれない。

あとがき

あなたの選ぶランキング1位作品は?

あなたの一番好きな徳弘正也作品は?

結果を表示する

読み込み中 ... 読み込み中 …

新ターちゃんは完全に当時のジャンプシステムの犠牲者だけど、なんだかんだいってやっぱり好きだな。昨品の完成度としては狂四郎の方がランキング上なんだけど。

改めて徳弘正也は過小評価されすぎだ。

ジャンプでターちゃん読んでた世代の人には是非読みなおしてみて欲しい。大人になってから読むと全く違う作品。

どの作品もテーマとしては似たような作品はいっぱいあるのに、こんなに類似作品が浮かばない漫画家も珍しい。

徳弘正也が『昭和不老不死伝説 バンパイア』のコメントで、「自分はインテリでも一流大卒でもないので、ボインとチンコの間にさりげなくメッセージをつつんで見てもらう」というようなことを語っていたけれど、まさにそれこそが徳弘正也の漫画家としての圧倒的なオリジナリティだと思う。

岡本倫のようにこいつどんな性癖全開な感じじゃなくて、エロもグロも描くのに、あくまでエンターテイメントであって、作者の性癖とか変態性が垣間見えないのが徳弘正也のすごいところ。

「エロとグロ」と「笑いと泣き」を同居させられる漫画家なんて他にいない!

「ワンピース」を読んでると、鳥山明の影響の影に隠れて徳弘正也が時々顔を出す感じがする。

キャラクターが顔をくしゃくしゃにして鼻水を垂らしながら感情を爆発させるシーンを見ると、徳弘正也のキャラクターの描き方の影響を無意識に受けているのかもしれません。

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