【唯一無二のギャグ漫画家】西森博之のおすすめ作品ランキング!

西森博之

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西森博之(にしもりひろゆき)作品にハズレ無し。

いろんな作品やっても、根本的にはいつもワンパターン。なのにいつも面白いっていうのはスゴイ。

『今日から俺は』と同時期に連載していた、『行け!稲中卓球部』『すごいよ!!マサルさん』などのギャグ漫画は、影響を受けた漫画が大量に生産されたけど、西森博之作品は真似しようと思っても出来ないタイプの漫画。

「西森作品が好きならこの漫画家もおすすめだよ」という漫画に出会ったことがない。

設定とか絵柄は真似できても、この人の笑いやノリ部分を真似できる漫画家はそうそういない。

まさに唯一無二のギャグ漫画家。

今回はそんなシリアスも笑い(ギャグ)も描ける漫画家、西森博之のおすすめ作品をランキング形式で紹介!

6位 鋼鉄の華っ柱(こうてつのはなっぱしら)

(作品解説)
容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、資産家の家に生まれ、なに不自由なく育ってきた「御前崎真道」。
しかし、3兆円もの負債を抱えることになり、御前崎家は崩壊。
両親は、真道の前から姿を消し、一気に転落の人生を歩むことになる。
どんな状況でも、紳士的策略で解決し、強靱な精神と機転で乗り越えていく、逆境ライフストーリー。

(感想)
これは、打ち切りだったのかなぁ。

相変わらず、面倒な設定からスタート。作品を追うごとにどんどん初期設定が複雑になってくな。

動かしにくい主人公ながらも、道士郎の時のように少しづつ、脇役も充実していって面白くなっていくかなぁと思っていたんだけど。

後半、回想と蘭子関連の話で終わってしまったのが残念。

会社メインで最後まで読みたかった。

つまらなくはなかったが…西森博之作品の中では…うーん。。

5位 柊様は自分を探している。(ひいらぎさまはじぶんをさがしている。)

あらすじ・作品解説
『柊様は自分を探している。』は、西森博之による全8巻の完結済み漫画作品。
記憶喪失の美少女・柊(ひいらぎ)様と、彼女に家来として選ばれた高校生・白馬圭二郎(はくばけいじろう)が織り成すミステリアスなボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー。
超硬派で女なんかに興味はないが、学校の人気者でモテモテの圭二郎の前に、ある日、和服の女性、柊様が現れる。
いつの間にか家に居候し、姫様と扱われる柊様。圭二郎は彼女のカリスマ性と謎めいた過去に次第に惹かれていくことに。
物語は、柊様の記憶を取り戻すための冒険と、その過程で育まれる二人の絆を描き、現代の日本を舞台にしながらも、天狗や魔物が存在する独特の世界観が特徴。
柊様の過去や記憶の謎が徐々に明らかになるストーリー展開は、読者を引き込みます。
西森博之の絶妙なバランスのユーモアとシリアスな展開が楽しめる作品、

記憶喪失の美少女と硬派な高校生の絆の物語!

おすすめポイント・感想・レビュー
『何もないけど空は青い』の連載が終了。

ついに西森博之が「漫画家」としてサンデーに戻ってきた!

『天使な小生意気』以来の女性主人公であり、『道士郎でござる』のような和テイスト。

『何もないけど空は青い』で原作を担当するようになって、もう自分では描かないのかと寂しく思っていましたが、久しぶりに西森博之作品が読めてうれしすぎる!

ストーリー重視の展開
これまでの西森博之作品は、ストーリーの軸とオチは決まっているものの、基本は単話のギャグ漫画として成り立っていて、それが次第に一本の筋になっていく展開が多かったけれど、今回は、今までの作品とは違い、最初からストーリーありきの中でギャグを織り交ぜているように感じた。

作品的には『スピンナウト』とかに近い感じ。『満天の星と青い空』や『何もないけど空は青い』などの小説や原作担当の経験が影響しているのかもしれませんね。

とはいえ、ギャグの面白さは健在。160キロのストレートを見せ続けたあとの、落差のあるフォークボールのような、時々見せるシリアスさとギャグとの緩急は、さすが西本博之という感じ。

柊に振り回される圭二郎や千弓、翔彦たちのやり取りが楽しい。

こんな人におすすめ
主人公の柊がワシ娘だったり、姫属性だったりとだいぶ尖ったキャラ設定だったので、キャラぶれしないように会話やギャグには制約が多く、ギャグ方面にはもう一歩突き抜けきれなかった印象。

ランキングとしてはちょっと低めにはなりましたが、一方で、ラストの感動は西森博之作品の中でも随一です。

久遠夜叉との戦いや終盤の展開はちょっとあっさりしすぎていてまとまりに欠ける感じもしたけれど、ラストの締め方はすばらしかった。

最終回での死ぬ間際の圭二郎のセリフが感動的。まさに殺し文句でした。

最後に収録されている、前世の圭二郎と柊の出会いを描いた外伝も良かった。

原作者としてではなく、漫画家として戻ってきてくれたことがただただ嬉しい!

4位 道士郎でござる(どうしろうでござる)

(作品解説)
帰国子女の武士!?アメリカから帰国した道士郎。
幼いころからアメリカのネバダ州で父に育てられた道士郎の目標は自分が仕えるべき主君を探すこと。
日本に帰国してみたものの武士として成長した道士郎と周りには埋められないギャップが。
間違った日本の知識によって見事な時代錯誤っぷりを披露する。
そんな変人、そして腕っぷし最強の道士郎と、クラスメイト健助(ツッコミ)のハーモニー。

(感想)
道士郎の武士っぷりと飛びぬけた強さが爽快。

健助殿の部屋の押入れに潜んでいたシーンが一番好き。

タイトルは道士郎だけど、実質主人公は健助。西森博之作品の中では唯一、普通の人が主人公の漫画じゃないかな?

天こなでいうと安田+藤木から変態を抜いた感じw

それだけにキャラが良い感じに立ってきたと思った時に、8巻で完結(打ち切り)は非常に残念。

長期連載出来るだけのポテンシャルはあったと思うんだけどな。

西森博之の漫画は長期連載して、キャラが完全に出来上がってからこそ本領発揮だと思ってる。

そうしてやっと「公園で子供に絵本の読み聞かせをするだけ」みたいな話が生まれるのだ!

単行本もワイド版が出るくらいだから人気もあっただろうし。いつか続編描いてくれないかな。

3位 お茶にごす。(おちゃにごす)

(作品解説)
顔が怖い、見た目がとにかく怖い、最強の不良まークン。
悪魔(デビル)まークン、あくまークン。あだ名が意外とキュート。
そんなあだ名がつけられた、最強な不良の男船橋雅矢。
穏やかな心を求めて茶道部に入部するだと!?
突き抜けたギャグ描写があなたの腹筋を襲う!

(感想)
もういいんだ。マンネリでも。

変わらない西森博之の面白い漫画が読めるだけで満足なんだ。

なのに…まだ進化するのか!?

ここまでの西森博之作品の中では一番、吹き出すようなギャグは少なかった。

でも、ストーリーはお茶にごすが一番好きだ。

それもこれも、「部長」の存在が大きい。

今までの西森博之作品にはいなかった完全なるヒロイン。

いろんなキャラが頭の中で考えていることを描くことで、キャラがどんどん立っていくのが今までの西森作品。

でも今回のブチョーは心の声の描写がほぼない。(その分、他のキャラはわかりやすくキャラ立ちしてる)

だからこそ、セリフは少くなくても、後半のブチョーとマーくんの微かな心の動きが響く、響く。

ラストの流れはホントに感動。

またまた名作だ!

終わった当初、新展開に入ってあっさり終わったので、打ち切りかと言われたけど、西森博之の中で最初から決めていた流れだったらしい(本人コメント)

個人的には続き描いて欲しいとは全く思わない最高のラストだったけど、部員や顧問、アニ研など何人かはもっと掘り下げて欲しかったキャラがいたから、途中の3年生卒業までの部活の日常はもっと長く見ていたかったな。

2位 天使な小生意気(てんしなこなまいき)

(作品解説)
西森博之得意の不良少年が乙女に惚れる系。
主人公の恵は、めちゃくちゃ可愛い女子高生。しかし、めちゃくちゃ強い。
類まれなる美貌を持っている恵は、外見とは裏腹に男の中の男を目指している。実は恵はもともとは少年だった!?
全50話でアニメ化している。

(感想)
この作品までは、お世辞にもカワイイ女の子が描ける作家ではなかったはず。

この漫画で西森博之の描く女の子=かわいいというイメージが出来てしまった。

決して上手いわけではないんだけど。

基本的に恵がとんでもなく可愛いという設定の上で成り立ってるストーリーなんだけど、そこに無理がないと思わせてしまうのはすごい。

ファンタジー色も強くなくちょうどいい。最後まであっという間に読める。

全てが、最終話に向けて描かれているので、無駄なバトルもなく、よくまとまっている。

その分、それぞれのキャラの日常が少なくて、基本めぐ主体の話になってしまうのが残念。(全員が恐ろしくキャラが立ってるだけにもったいない)

今日俺はいつでもやめられるけど、面白くて止まらない感じだったけど、天こなは最後まですいすい読めるけど、引っかかった笑いは少ない感じ。

充分すぎるほど面白いんだけどね。チタマ背景も今日オレからパワーアップ(笑)

今日俺から見てなければ気になることもないレベルで笑える。

変態も武士も石の人もルパンもみんないい味出してるけど、やっぱり好きなのは藤木。

西森博之作品のキャラでランキング作っても、トップクラスに好きなキャラだわ。

健助殿のようにメキメキと成長することもなく、最初から最後まで普通。

特別な奴らの中で普通として頑張っていた藤木が大好きだ。

今から読むならワイド版が断然オススメ。

藤木メインの話が1本と、小悪魔の話が外伝として読めます。

1位 今日から俺は!!(きょうからおれは)

(作品解説)
最初は増刊少年サンデーで連載開始し、週刊少年サンデーに移してロングヒットとなったヤンキー漫画。
二人の転校生が転校をきっかけに、今日から俺はとツッパリで生きていく青春ストーリー!
ヤンキー漫画というよりは、ギャグ漫画の要素が強い。

(感想)
西森博之の作品には必ず出てくるヤンキー。

けど、ヤンキー漫画ランキングで順位を付けたとしても、この作品のランキングはひじょーに低くなる。

西森博之作品は間違いなくギャグ漫画!笑えて微笑ましくなるタッチの新ジャンルのコメディ不良漫画!

そして、このジャンルでは自分の中では、いろんな漫画を読んできたけど未だに不動の一位にいる。

下ネタもなく、絵のインパクトのみで笑わせるわけでもなく、でも電車では読めないほど面白い。

文句なしにおすすめ。ギャグ漫画好きなら読むべし!

特にキャラがしっかり出来上がった後の後半は、どう転がっても面白い感じ。

こんな漫画には西森博之以外に出会ったことがない。

よく全く同時期に連載してた、稲中と面白さ比べられてたけど、同じギャグ漫画でありながら面白さがまったく別。

シリアス部分の存在も大きいけど、基本ギャグ漫画でクオリティを落とさず38巻。スゴすぎ。

あと、最終回。

最終巻が一番好きな漫画ランキングでもトップクラスに感動した漫画。

あとがき

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『今日から俺は』がやっぱり1位。いつもヤンキー漫画のランキングに入ってくるのが、どうにもイヤなんですよね。あそこの分野で戦ったらどうやってもランキング下になるもんなぁ。

『鋼鉄の華っ柱』連載終了後は、『満天の星と青い空』や『俺の心臓は彼女にしか撃ち抜けない』と小説家としての活動がメインになっていたけど、再び描いてくれてうれしい限り。

西森博之の作品は、なんとなくクドカン(宮藤官九郎)のドラマに似てる。

いつも同じようでいて、いつもちゃんと面白い。脇役までキャラが立ちすぎて、読んだ後にもう会えない、あいつらの活躍が見れないと思うと寂しくなる。

最近の作品は10巻前後の作品が多くて、いいキャラなのに脇役が薄いのが残念。長期連載でどんどん脇役が目立って魅力的になっていくのが好きなのに。短い作品が多くなったのが『道士郎でござる』の打ち切りのせいだとしたら悲しすぎます。

とにかく引き伸ばしを期待してしまう漫画家ランキングナンバーワン!

2 COMMENTS

あおい。

天使な~柊様まで、単行本全巻持ってます。今日俺は30年来の友達の家にあったのを遊びに行ったときちょこちょこ読んでました。毎回読んでたわけではないので、いまだに最終巻にたどり着いてませんA;^ω^)
最近だとたまの帰省時に遊び行って、これってどうだったんだっけ?と4~5巻戻って読んだりするので全然進まん。
そんな私ももうアラフォー・・・西森漫画と成長したと言っても過言ではない!
ちなみに女です。

個人的に「天使な」が1位、「道士郎」が2位です。
好きなキャラはたくさんいすぎてランキング出せません。
ゲンゾーには時々きゅんっってしてたなwあいつアホだけどw
うん、藤木は最初から最後まで普通でしたね。最高に普通。
健助殿も結構普通・平凡なんだけど、なんか出来るヤツって感じ。
特別頭がいいわけでも強いわけでもないんだけどね。
なんか悪魔?魔王?(ヤンキーたちの勝手なキャラ設定)みたいな感じでヤンキーと対峙して勝っちゃった話はすっげー笑った記憶がある。

でもでも西森ワールドは全部好き!!めっちゃ好き!!

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まんがさん

西森作品の中で1番は天使の小生意気かな?西森作品にハズレ無しなので他も全て面白いけど。
源造はメグメグって名言が堪らんです

同じヤンキー系ギャグ漫画としてのオススメは「香取センパイ」ですね。
主人公の飛び抜けたバカさ加減は西森作品のキャラを超えてます!

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