日常的ファンタジー!田辺イエロウのおすすめ漫画作品ランキング!

田辺イエロウ

白と黒の使い方が抜群に上手い漫画家、田辺イエロウ(たなべいえろう)。

雷句誠のアシスタントを経て、「LOST PRINCESS」でデビュー。当時のペンネームは「田辺伊衛郎」。

画風やペンネームから男性と思われがちだが、れっきとした女性漫画家。

画力が高く、絵が上手いのはもちろん、丁寧な描写が特徴。空間表現も立体表現もわかりやすくてめちゃくちゃ読みやすい。

女性漫画家とは思えないシンプルで少年誌っぽい絵柄は、癖がなくて読む人を選ばないんじゃないかな。

世界観の作り方も上手くて、異能力バトルや、ダークファンタジーなどいろいろな要素を入れ込みながらも、ファンタジーやSFになりきらない世界観が魅力。あたかもそれが現実の世界と地続きのように感じさせてくれる。読んでるこっちが登場人物を身近に感じられるような描き方がやたら上手いんだよね。

ストーリーの引っ張り方が上手いから、読者を日常から少しづつ非日常に引き込んでくれます。

画力も高くてストーリーの組み立て方も上手いオールラウンダーな漫画家!

田辺イエロウのおすすめ作品をランキングで紹介!

3位 終末のラフター(しゅうまつのラフター)

あらすじ・作品解説
悪魔退治をする男が妹のハルと各地を転々としながら悪魔を倒していくストーリー。
終末を迎えた世界に舞い降りた一人の男。
悪魔と呼ばれるこの男はこの世で何を成すのか....。
週刊少年サンデーで短期集中連載された作品。

おすすめポイント・感想・レビュー

結界師とは違い、完全なファンタジー世界。よりダークファンタジー色が強い作品になっています。

田辺イエロウ版「鋼の錬金術師」といった雰囲気。

謎の多い設定。読み進めているうちに世界観や登場人物のことがわかっていく構造でそのスピードが絶妙。

お話しもラストにどんでん返しもあり、短いながらも引き締まった感じで面白かった。

このまま長期連載もできるし、このまま終了っでもOKな終わり方。

全1巻と短いので、田辺イエロウ作品の入門にもおすすめ。

2位 BIRDMEN(バードメン)

あらすじ・作品解説
親も学校も何もかもが気に入らない烏丸英司は、平凡な毎日を送っていたが、大規模な交通事故に巻き込まれ瀕死の怪我を負ってしまう。
「死にたくない」と強く思った烏丸の前に、翼が生えた男「鳥男」が現れ命を救われる。
同じく、鴨田樹真、鷺沢怜、海野つばめも、「鳥男」によって一命をとりとめたが、彼らに共通して起こったのが、身体に翼がはえるという異変だった。
鳥男の精神面や人格が反映された異形のものに襲われる「ブラックアウト」にたちむかうため、彼らを助けた「鳥男」である鷹山崇の手ほどきをうけたり、研究者である龍目直之の協力も得て、それぞれ能力を開花させていく。
そんな裏で、以前から「鳥男」を研究している機関「EDEN」が不穏な影を落とす。
烏丸は徐々に鳥男を支配する能力「先導者(ベルウェザー)」の力を発揮していくことに。

おすすめポイント・感想・レビュー
死にかけた主人公が特殊能力を得る。

っていう漫画ではよくある設定だけど、ちゃんとオリジナリティのある作品になってる。

最初はやっぱりスロースタート。3,4巻くらいから物語が広がってぐんと面白くなった。

序盤はギャグテイストのヒーローの部活動みたいな感じ。

だけど、結界師みたいにだんだん重い話に変化してくんだろうな。

今のところは結界師よりも序盤のワクワクは強い。今後も楽しみな作品☆

(追記:11巻まで)
一人一人を丁寧に描写して、少しずつ仲間の関係性が出来ていく感じとか、少しずつ日常が壊れていく感じとか、敵の正体がわかってくる感じとか、もどかしいと思いながらも楽しんでたのに。

世界が広がってからのこのつまらなさは一体。。

いやつまらないとまでは言わないけど、仲間空気だし。烏丸ですら中心にいない状態で話が進んでる。

これはまた中盤を丁寧に描いてるのか、それとも既にラストに向かってる?

まったく読めない。

典型的な「実は裏があって最終的には裏切ります」顔の鷺沢が、普通にいい奴なのが良い。

先生と烏丸の関係性がすごく好きだったのになぜ切った?


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1位 結界師(けっかいし)

あらすじ・作品解説
先祖代々、結界師の任を仰せつかいその地を守ってきた墨村家と雪村家。
正当継承者を争い仲の悪い両家。
その正統継承者「墨村良守」と、隣に住む「雪村時音」は共に烏森の力を求めてやってくる妖かしたちから烏森の地を守っていた。
しかし、だんだんと烏森の力が抑えきれなくなっていき…。

おすすめポイント・感想・レビュー
お兄ちゃん、結構好き。

正当後継者として選ばれず、ねじれきってしまった性格や思考に人間臭さを感じた。

全体的に地味なんだけど見やすくて飽きないマンガだったな。

ただ、結界師という立場で(この設定を崩さなかったのもすごいけど)烏森の封印が目的なのと、結局ラスボスらしいラスボスがいないせいで、学校を出てから最終話までの盛り上がりが弱かった。

個人的には黒芒楼編の盛り上がりがピークだったな。

それでも少年マンガのバトル系が好きなら、文句なくおすすめ。

小・中学生の頃読んでたら、授業中に「結!」「滅!」。と心の中で叫んでたでしょうw


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あとがき

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田辺イエロウは限定的な環境下、空間で話を作るのが上手いよなぁ。個人的には世界観広げる前の方が面白い。

どの作品もラストの風呂敷の畳み方まで上手い。…けど、ちょっとあっさりしすぎかなとも思う。(畳めない漫画家よりもよっぽどいいんだけど)

もう少し読みたいっていつも思っちゃうんだよな。大団円の一歩手前みたいな。

全体的にスッキリしてて読みやすいのが魅力でもあるんだけど、戦闘シーンに師匠の雷句誠や藤田和日郎のような盛り上がりがもう少し加われば、少年誌の女性漫画家としては無敵だと思う。

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