井上和郎のおすすめ作品ランキング!設定が斬新すぎるラブコメ漫画!

井上和郎

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

井上和郎(いのうえかずろう)の作品といえば斬新な設定のラブストーリー。

普通の漫画家では考えつかないような発想や設定のラブコメ作品が魅力。

かといってぶっ飛んだ設定に負けることなく、高いテンションで繰り広げられるドタバタギャグは読みすすめるほどに面白くなる。

通常のギャグ回と、たまに入るシリアス回とのギャップもうまい。

今回は新しい切り口からラブコメを描く漫画家「井上和郎」のおすすめ作品ランキング!

4位 聞こえすぎた男(きこえすぎたおとこ)

あらすじ・作品解説
「聞こえすぎた男」は、井上和郎によるユニークな短編漫画。
主人公の杉原キイチは、日常の些細な音まで聞こえてしまう超能力と言ってもいいほど異常に鋭い聴覚の持ち主。
能力がきっかけである事件に関わることになるのだが…。
井上和郎が連載デビュー前に描いてた心温まる読切作品。
(あいこら12巻に収録)

聴力を武器に事件を解決!

おすすめポイント・感想・レビュー
井上和郎が新人漫画家時代に描いた読切作品。

電話している相手先の声まで数十メートル先から聞こえてしまうほどの主人公が、たまたま聞いてしまった誘拐の計画を阻止するために奮闘します。

聴力を利用した駆け引きやアクションが見どころ。サトリみたいな能力だけど、心の中までは読めない不完全さがちょうど良いドラマを生んでいる。

笑いありアクションありのハートフルな作品。

連載デビュー前の作品だけど、すでに絵は『美鳥の日々』や『あいこら』と比べても遜色ないレベルです。

設定は後の連載デビュー作『HEAT WAVE』に引き継がれます。

3位 アンデッド

作品解説
主人公の峰田はむかし好きだった古池と同窓会で出会って付き合うことになったのだが
はじめてのデートの日に古池が死んだと耳にして悲しみに暮れる。
しかし古池は黄泉がえり峰田の前に現れた・・・
ドタバタコメディーを得意とする井上和郎が珍しく重いテーマで描く作品。

(感想・レビュー)
正直この漫画を読んでちょっと面食らった。

だって井上和郎といえばなんといっても美少女と主人公のドタバタコメディー。まさか、死んだ彼女が蘇ってアンデッドになるという、ちょっと重い暗いテーマを主題にして漫画を書くとは思わなかった。

でも読んでみたら途中から結局ドタバタコメディーが始まって、やっぱり井上和郎作品でした。

正直コメディーなのか、黄泉がえりという重いテーマを描くのか、どっちつかずでちょい中途半端さは感じた。

2位 あいこら LOVE&COLLAGE(アイコラ ラブアンドコラージュ)

あらすじ・作品解説
『あいこら』は2005年から2008年に『週刊少年サンデー』で連載された漫画家、井上和郎によるラブコメディ漫画。
主人公の前田ハチベエは、自分好みの女性の「パーツ」に強いこだわりを持つ高校生。
高校の入学をきっかけに出会った、「目」「胸」「足」「声」など理想のパーツをもつヒロイン(達)との共同生活を送るのだった。
ヒロインの各パーツに惚れると言う普通ではなかなかお目にかかれない設定のラブコメ作品。

パーツしか愛せない男ハチベエと女子寮の住人たちとのラブコメディ!

おすすめポイント・感想・レビュー
サンデー版『ラブひな』

なんてただのパクリ漫画と思ったら大間違い。前作で右手を恋人にした井上和郎だけに、そんじょそこらのラブコメ漫画家とはひと味もふた味も違う作品になってます。

どうしても普通のラブコメを描きたくないのか、今回のテーマはフェチ「パーツ愛」。

理想の瞳、理想のおっぱい、理想の声、理想の腰、理想の脚と、体のパーツごとに理想とする形があるという、ただのフェチとも違う設定が魅力です。

ハチベエの独特なパーツ愛
「わきフェチ、胸フェチ、尻フェチ」

フェチにもいろいろあるけれど、主人公のハチベエはフェチすら飛び越えて、パーツ愛!

ハチベエの理想のパーツはただ一つ。だから、他の女性の足や胸に目がいくような浮気はしないんです。

パーツだけを愛し、好みのパーツだけを見ていたいという、類まれなる変態。だれが共感できるんだよ(笑)

ヒロインたちは主人公に少しずつ惹かれていくのに、主人公はそっちのけでステキパーツの虜。あぁ、なんてもどかしい!

こんな人におすすめ
基本は1話完結型で、それぞれのヒロインにローテーションでスポットがあたっていきます。長編シリーズがほとんどないので気軽に読める作品です。

内容的には一昔前のハーレム系のラブコメなので、2000年代のサンデーのギャグ漫画のノリが楽しめればおすすめ。

オタク系ではなく、主人公が強くて男らしいっていうのも珍しいパターンかな。

結局はメインヒロインとくっつく。っていうのはハーレムもののお約束でわかってはいるんだけど、サブヒロインたちにはもう少し頑張ってほしかった。

天幕以外のヒロインが弱くてもう少しライバルとして活躍して欲しかった。(ラブひなでいう素子やしのぶが不在)

終盤の展開がだいぶ急だったけど打ち切りだったのかな?最後に天幕とくっつける為に他のヒロインたちが急に離れていったのも不自然だったし、ハチベエのパーツ愛がブレてしまったのが残念でした。

結果ハッピーエンドなんだけど、無理に答えを出さないで『うる星やつら』みたいな最終回でも良かったんじゃないかな。

フェチは別腹!

類似作品 こちらもオススメ!

時代的にも『ラブひな』と比べられてましたが、赤松健と比べると井上和郎の方がだいぶギャグ漫画よりですね。

1位 美鳥の日々(みどりのひび)

(作品解説)
とにかく未だかつて見たことがない青春ラブコメ物語。
ずばり、ある日突然片思いしていた女の子が主人公の右手に現れるのだ!
喧嘩っ早いセイジと、ピュアな美鳥の純愛物語である。

右手が恋人の恋愛マンガ

(感想・レビュー)
この作品は右手が恋人の作品。笑

よく彼女がいない男に使われる表現だけど、文字通り右手が女の子に!

まさに変態の極みだ!

サンデーで連載していた頃、毎週毎週楽しみにしていたこの作品。

とにかく斬新すぎるストーリー。テンポが良くてくすっとくる。

個人的に美鳥の可愛さにメロメロ。

正統派、純粋、頑張り屋、あ~こんな子が自分の右手にいて欲しい…!

とは思わないな。不便過ぎるわw

物語の後半は、右手のままでいいのか悩む美鳥の姿に思わず…。

可愛さはアニメ、面白さは原作!

あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

あなたの一番好きな井上和郎作品は?

結果を表示する

読み込み中 ... 読み込み中 …

紙からデジタル作画への変更

4などの要因もあるだろうけど、漫画家人生が長くなるにつれて、絵柄が変わっていってしまう漫画家さんが多いなか、井上和郎の作画はいつ見ても変わらなくてうれしい。

もちろんデビュー当時と比べると違うんだけど、絵のタッチは変わらずに上手く読みやすくなっている感じ。

ちなみに井上和郎は藤田和日郎の元チーフアシスタントで、同期は雷句誠。

藤田組、優秀すぎる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です