足立金太郎(アダチケイジ)作品のおすすめランキング!【グラゼニ】

足立金太郎 アダチケイジ

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足立金太郎(あだちきんたろう)は、森高夕次とのタッグで、プロ野球を「カネ」という今までにない視点から描いた『グラゼニ』シリーズを連載している漫画家。

今まではアダチケイジというペンネームで活動していたが、2018年の『グラゼニ ~パ・リーグ編~』の連載開始に合わせて、足立金太郎に変更している。

ちなみに原作者の森高夕次は、ちばあきお作品の続編を描いたことで話題となった『プレイボール2』や『キャプテン2』などを描く漫画家・コージィ城倉が、漫画原作を担当する際に使用しているペンネームです。

今回は漫画家、足立金太郎のおすすめ作品をランキング!

……というか今のところただのグラゼニランキングです。笑

4位 グラゼニ ~大リーグ編~(グラゼニ だいリーグへん)

30秒でわかる作品紹介
『グラゼニ ~大リーグ編~』は、仙台ゴールデンカップスを自由契約となった36歳の凡田夏之介が、長年の夢だったメジャーリーグへ挑戦するシリーズ第4弾です。

武器はパ・リーグ編で身につけたナックルボール。女房役のパーシーとともに海を渡り、まずはメジャー契約を勝ち取るところから、異国の地で生き残るための戦いが始まります。

さらに物語はメジャーでのシーズンだけにとどまらず、オールジャパンの一員としてWBCにも挑戦。崖っぷちだった36歳のベテラン左腕が、シリーズ最大となる「大リーグのグラゼニ」をつかみにいきます。

現在も『モーニング』で連載中です。
(原作:森高夕次)

ランキングの理由・推しポイント
まさか凡田が本当にここまで来るとは…。

年俸1800万円の中継ぎ投手だった男が、移籍や故障、結婚、FA、最多勝、自由契約と山あり谷ありの野球人生を歩み、ついにはメジャーリーガーへ。

しかも、今回の移籍先はボストン・ブルーソックス。モデルはボストン・レッドソックス。無印時代には叶わなかったメジャー挑戦を、36歳になって実現するという、まさかのリベンジです。

シリーズを最初から読んできたからこそ、凡田の挑戦を追い続ける面白さがあります。

一方で、ここまで来ると「グラゼニ」というより、凡田夏之介という一人のプロ野球選手の人生を最後まで見届ける面白さの方が強くなってきました。

今回は4位にしましたが、まだ連載中。凡田の野球人生がどこへたどり着くのかによっては、完結後に順位が変わるかもしれません。

さすがにこれで引退。完結かなぁ?

3位 グラゼニ 〜パ・リーグ編〜(グラゼニ パリーグへん)

30秒でわかる作品紹介
『グラゼニ ~パ・リーグ編~』は、FA宣言した凡田夏之介が仙台ゴールデンカップスへ移籍し、32歳にして初めてパ・リーグへ挑戦するシリーズ第3弾です。

新天地では先発投手として活躍し、最多勝を獲得するなど順風満帆…と思いきや、そこはやっぱり『グラゼニ』。年齢とともに成績は下降し、二軍落ちや引退の危機まで訪れます。

それでも生き残るため、今度はナックルボールという新たな武器の習得へ。FAで必要とされる選手から、現役続行をかけてもがくベテランへと変わっていく、凡田の30代が描かれます。

ちなみに本作から、アダチケイジから「足立金太郎」へ改名。作者にとっても新たなスタートとなったシリーズです。
(原作:森高夕次)

ランキングの理由・推しポイント
今回の移籍先は仙台ゴールデンカップス。モデルは東北楽天ゴールデンイーグルスです。

ここまで来ると、もう完全に凡田夏之介の野球人生を見守る漫画になってきます。

FAで必要とされて新天地へ移籍し、最多勝を獲得するほど活躍したかと思えば、年齢を重ねれば今度は引退が見えてくる。

活躍して終わりではなく、その先まで描いてくれるのが『グラゼニ』シリーズの面白いところです。

一方で、無印や東京ドーム編と比べると、「グラウンドには銭が埋まっている」という初期の独特な面白さは少し薄め。

作品としては十分楽しめましたが、『グラゼニ』らしさを重視して3位にしました。

2位 グラゼニ ~東京ドーム編~(グラゼニ とうきょうドームへん)

30秒でわかる作品紹介
『グラゼニ ~東京ドーム編~』は、球界の盟主・文京モップスへ移籍した凡田夏之介の新たな戦いを描くシリーズ第2弾です。

スター選手が集まる巨大球団で、一軍の座をめぐる厳しい競争に挑む凡田。中継ぎとして結果を求められるだけでなく、故障からの復活や先発への挑戦、さらにはFAまで、プロ野球選手としてのキャリアが大きく動いていきます。

さらに私生活でも、ユキちゃんとの結婚、そして第1子の誕生と大きな変化が。野球選手としてだけでなく、夫・父親となった凡田の人生まで追っていくシリーズです。
(原作:森高夕次)

ランキングの理由・推しポイント
シリーズ第2弾ということで2位に…というわけではありません(笑)。

今までいた古巣、神宮スパイダースのモデルはヤクルトスワローズ。今回の文京モップスのモデルは読売ジャイアンツ。

移籍によって舞台は華やかになりましたが、選手同士の競争や一軍と二軍、移籍選手の難しさなど、プロ野球のシビアな世界を描く『グラゼニ』らしさはまだまだ健在です。

一方で、無印の頃に比べると夏之介も実績を積み、物語も少しずつ王道の野球漫画へ。

そこも面白いのですが、「カネ」という独自の切り口が最も濃かった無印を上にして、東京ドーム編を2位にしました。

1位 グラゼニ

プロ野球を「カネ」の視点で見るスポーツ漫画

30秒でわかる作品紹介
『グラゼニ』は、プロ野球を「カネ」という珍しい視点から描いた野球漫画です。

主人公は、年俸1800万円の中継ぎ投手・凡田夏之介。試合に勝てるかだけじゃなく、「この活躍はいくらになる?」と査定や契約更改まで気にしながらプロの世界を生き抜いていきます。

描かれるのは試合だけではありません。契約更改やトレード、二軍生活、引退後の仕事まで、華やかなプロ野球の裏側をいろいろな角度から見せてくれるのが面白い。

ちなみにタイトルの『グラゼニ』は「グラウンドには銭が埋まっている」の略。まさに作品そのものを表したタイトルです。
(原作:森高夕次)

ランキングの理由・推しポイント
足立金太郎作品の1位は、やっぱりシリーズの原点となる無印『グラゼニ』。

後のシリーズもそれぞれ面白いんですが、「年俸で相手を見る中継ぎ投手」という設定のインパクトと、プロ野球のお仕事漫画としての面白さは無印が一番です。

契約更改、トレード、税金、引退後の生活まで、普通なら脇役になりそうな話がむしろ主役。

試合結果より「夏之介の年俸、今年はいくら上がるんだ?」の方が気になる野球漫画って、なかなかありません。笑

長く続くシリーズになったからこそ、改めて第1作の発想の強さを感じます。

→ 『グラゼニ』の詳しいレビューはこちら

こちらもオススメ!

年俸1800万円から始まる凡田夏之介の野球人生はもちろん、ユキちゃんとの恋愛や、個人的にかなり好きな「ナッツ編」についても語っています。

試合よりも契約更改が楽しみになる。そんな『グラゼニ』ならではの面白さはレビューでじっくり紹介しています。

あとがき

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好きな順にランキングにすると古い順になっちゃうなぁ。最近のシリーズも面白いんだけど。

今回は「他とは違う野球漫画」という『グラゼニ』らしさを重視したのでこの順位。ただ、凡田夏之介の野球人生を追う漫画として考えると、むしろ順位は完全に逆になるかも。

シリーズが進むほど「グラウンドには銭が埋まっている」という初期の面白さは少しずつ薄れていきましたが、その代わり、年俸1800万円の中継ぎ投手だった凡田がどこまで行くのかを見届ける面白さはどんどん大きくなっていきます。

最初の頃は「コージィ城倉が描いた方がうまいんじゃない?」なんて思っていましたが、今となっては足立金太郎の絵以外考えられません。

そして36歳でついにメジャーまでたどり着いた凡田。さすがに大リーグ編で引退、シリーズ完結になるのかなぁ。ここまで追ってきたからには、最後まで見届けたいですね。

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