週刊少年サンデーのスポーツ漫画で、代表的な漫画家といえば、満田拓也(みつだたくや)。
っいったらあだち充に失礼か(笑)
代表作は『健太やります!』『MAJOR』。
なかでも『MAJOR』は連載が16年続き、アニメ化、ゲーム化、映画化等々各方面で売れに売れた。
漫画の内容はとにかく「王道スポーツ漫画」。ジャンプの王道とはまたちょっと違った「王道」。
『キャプテン翼』や『テニスの王子様』のように派手な必殺技や人間離れしたプレーは少ない(せいぜい160km/hの速球があるくらい)。でも、その分主人公がチームメイトを奮い立たせる展開が多くて熱い。
今回はサンデーのスポーツ漫画家、満田拓也のオススメ作品をランキング!
4位 MAJOR 2nd(メジャーセカンド)
(作品解説)
MAJORの続編で、茂野吾郎の息子・茂野大吾が主人公の野球漫画。
父親にあこがれプロ野球選手を夢見て野球を始めるも、野球のセンスはイマイチ。
努力しても上達しないため野球を辞めてしまった大吾の学校に、佐藤寿也の息子である光が転校してきたところから物語がはじまる。
MAJORはプロ野球選手にもファンが多い野球漫画の名作。
作者である満田拓也は、ずっと続編を書きたかったところ、大谷翔平選手の活躍に即発され、執筆を決意したとか。
MAJORで活躍した選手の子供たちが多数登場し、MAJORとMAJOR 2ndの世界がつながっていく。
(感想)
サンデー編集部からの要請なのか、ホントに満田拓也が書きたくて始めたのかわからないけど、続編やるにしても早すぎないか?
吾郎=天才・ピッチャー
大吾=凡人・キャッチャー
という設定の違いはあるものの、メジャーの78巻が、「やっと終わった」という感想だった自分としては、「またか」って感じだ。
つまらなくはないけどね。
一応前作の完結から5年くらい経ってるけど、メジャーの時のキャラが登場することに待ち遠しさがない。
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3位 武勇伝 BUYUDEN(ぶゆうでん)
(作品解説)
人気野球漫画MAJORの作者、満田拓也が連載終了後に満を持して開始したボクシング漫画。
前作同様に主人公の少年時代からストーリーが始まり、その成長を丁寧に描こうとしたが残念ながら短命に終わってしまった作品。
(感想)
この漫画でなにが印象に残ったかといえばヒロインの萌花。
太るヒロイン。新しい。しかも、一時的にではなく最後まで太ったままw
小学生時代はちょっと生意気だがあんなに可愛かったのに、デブ化してからはギャグまでこなす変身振り。
実は太ってからのほうが好きだった。
満田拓也が、楽しんで描いているなと思うほどキャラが動いてた。
結果打ち切りで短命に終わってしまったけど(といっても13巻は出てる)、強烈なインパクトを残してくれた作品。
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2位 MAJOR(メジャー)
(作品解説)
王道のスポ根野球漫画。
強豪校に入学→反発して退学→弱小校で野球部設立して甲子園を目指す。
主人公の吾郎を中心に様々な人物の成長が描かれ、青春群像漫画としての側面も持っている。
(感想)
王道のスポ根マンガだけあって、さくさくと読めるし、野球漫画としてはおすすめ出来る。
けど、読み終わった感想は、
「やっと終わった」
だった。
面白かったんだけどね。さすがに長かった(汗)
吾郎が怪我 → 周りの制止をきかずに無理して投げる → 怪我。
この展開の連続に疲れた。
タイトルがメジャーだからしょうがないんだけど、メジャー前(プロ入り前)の方が面白かったな。
主人公の吾郎の性格が終盤になればなるほど、どんどん受け付けなくなっていって、感情移入出来なくなっていったのもマイナス。
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1位 健太やります!(けんたやります)
あらすじ・作品解説
『健太やります!』は、満田拓也が描くバレーボール漫画。主人公・井口健太が部員不足の坂見台高校バレー部に入部し、仲間とともに全国大会を目指して奮闘する青春ストーリー。
坂見台高校バレー部に入部した健太は、身長も低く、特別な才能があったわけではない。しかし、あきらめない心で努力を続け、いつしか周りを引っ張る存在になっていく。
満田拓也がスポーツ漫画家としての地位を確立するきっかけとなった連載デビュー作。
1988年から1994年まで『週刊少年サンデー』で連載され、連載当時、日本のバレーボール人気の高まりを背景に、緻密な試合描写と選手たちの熱い人間ドラマが多くの読者の心を掴んだ。
おすすめポイント・感想・レビュー
『健太やります!』は、弱小男子バレー部が全国大会を目指して奮闘する姿を描いた満田拓也による熱血スポーツ漫画!
主人公・井口健太が仲間とともに成長し、挫折や喜びを経験しながら全国大会を目指す姿が描かれています。
ジャンル的にはスポ根漫画にあたりますが、努力、根性、そして友情といった要素が詰まった物語は、時代を超えて今なお多くのファンに愛される名作です。
少年漫画の王道、努力と友情の熱血青春漫画
『健太やります!』は、弱小バレー部が強豪校に挑むという王道ストーリー。
昭和~平成初期の熱血スポーツ漫画の雰囲気が色濃く残っている作品ですが、万年初戦敗退の坂見台高校バレー部が、少しずつ実力をつけていく展開はやっぱり熱い!
身長が低くてもがんばりを続け、プレイヤーとしてもキャプテンとしても成長していく健太を始め、それぞれのキャラクター背景やドラマも丁寧に描かれているので、試合の展開だけでなく、登場人物たちの成長も楽しめます。
チームの力で挑む!全員で掴む勝利の爽快感
この作品の大きな魅力は、健太が一人で活躍する「天才型主人公」ではなく、チーム全員の力を合わせて勝利を目指すところ。
まだ、リベロというポジションが存在しない時代に、レシーバーとして活躍する主人公にスポットを当てた作品というのも当時は新鮮な設定でした。
各キャラクターがそれぞれの得意分野で自分の役割を全うし、試合ごとに成長していく姿がとても感動的です。
こんな人におすすめ
スポーツ漫画の宿命ですが、現在のルールとは大きく異なる部分も多いです。
とはいえ、満田拓也の初期作品でありながら、キャラクターの心情描写や試合運びの巧みさなど、スポーツ漫画としての完成度も高く、熱血青春漫画としての魅力に溢れた作品になっています。
『健太やります!』の最大の衝撃は、最後の最後で健太の身長が急激に伸びたことでしょう。笑
160cm台の身長で、アタックは苦手だけれどレシーバーとして活躍する健太。
作中を通して「小柄な体格でも努力と工夫で活躍できる」というテーマを貫いていたのに、最終的には「やっぱり身長があった方が有利だよね」と言わんばかりのオチ。
後年のキャプ翼のような頭身の健太に驚きしかない。笑
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サーブ権がなつかしい
あとがき
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メジャー行く前までに終わってれば、間違いなくランキング1位だったんだけど、個人的にメジャー編がイマイチだったんだよなぁ。
スポーツ漫画としては、どの作品も一定以上の面白さがあるのでオススメできるし、たまに挟まれるギャグも大笑いはしないものの、スポーツ三昧の漫画の中のアクセントとしては丁度良い。
中には「老害」と罵る人もいるけど、王道をしっかり描ける人は減っている感じがするのでとても貴重な漫画家だと思う。
老害っていうにはまだ、若すぎる漫画家だと思うけど、メジャーセカンドが連載開始してすぐに看板作品の一つにあっという間に入っちゃうサンデーの状況はどうかと思う…。
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