「あろひろし」といえば独創的なギャグと個性的なキャラクターが特徴的な漫画家。
あろひろしの作品は、日常にギャグを織り交ぜたユーモラスな表現で知られています。
師匠は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の秋本治。それ以外にも『ザ・シェフ』の加藤唯史の元でもアシスタントを務めていたことがある。
今回はSF要素やギャグを織り交ぜた独特な世界観が魅力な漫画家、あろひろしのおすすめ作品をランキング形式で紹介します!ぜひこの機会にあろひろしの作品世界に触れてみてください。
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優&魅衣(ゆうあんどみい)
あらすじ・作品解説
ど田舎からやってきた主人公の高校生、相夢優(あいはらゆう)が下宿するアパートで巻き起こるはちゃめちゃギャグ漫画。
優が引っ越してきた下宿、矢荷成荘。優の住むはずの部屋には既に幽霊の魅衣という先客が!
下宿の住人も甲冑を来た大家や、元女子プロレスラーのOL、角刈りの少女漫画家など一癖も二癖もある変態ばかり。
あろひろしの代表作のひとつで、月刊少年ジャンプで連載していたドタバタコメディ作品。
おすすめポイント・感想・レビュー
個性豊かなキャラクターたちの日常とドタバタを描いた作品。その独特のギャグと個性的なキャラクターが最大の魅力。
内容的には、設定は『めぞん一刻』、中身は『うる星やつら』といった感じ。
個性的すぎる住人たち
幽霊の魅衣を始めとして、それぞれが個性的で一筋縄ではいかないキャラばかり!
主人公も含めて尖りすぎた出落ちキャラばかりの集団で一度読んだら忘れられないインパクト。
こんな人におすすめ
古いギャグ作品なのでやっぱり時代を感じさせる部分はあります。なので、無理におすすめするような作品でもないんだけど、ギャグにお色気が散りばめられたこの時代のドタバタ系のギャグ作品が好きならおすすめです。
個人的には、この時代のギャグ漫画の中では今でも読みやすい作品だと思う。
『めぞん一刻』『うる星やつら』はもちろんのこと、いろんな漫画のいいところどりみたいな設定・キャラでありながらちゃんとあろひろし作品としてオリジナリティのある漫画になってます。
とにかく奇人変人が多く、まるでこち亀の特殊刑事の住む寮のような状態。
レギュラー住人として使うには尖りすぎた飛び道具的なキャラばかりなので、マイコや朱人芽丸など、初登場(出オチ)以降は大した活躍も出来なかったキャラも多かった印象。
あろひろし自身も力量不足だったと単行本で語っていた後半のシリアス展開については、作品を終わらせる為には悪くはなかったのかなと。
ただ、シリアスなラブ展開になってしまったことで魅衣のキャラがどんどん薄くなっていってしまったのは残念でした。
体格のいい男らしいキャラが、実は少女漫画を描いているみたいな設定ってよくあるけれど、個人的には優&魅衣の小倉が一番印象深い。これ系の元祖ってどのキャラなんだろう?
あとがき
あろひろしの漫画であなたのおすすめはどの作品ですか?
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