【深い余韻を残す物語】大今良時のおすすめ漫画作品ランキング!

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繊細で美しい作画、深い物語性、そして深い心情描写を描く女性漫画家「大今良時(おおいまよしとき)」

人間の心の動きを緻密に描き、多くの読者の感情を揺さぶる漫画家です。

『聲の形』では、難聴者の視点から描くいじめ問題や贖罪の物語で、多くの読者の心を揺さぶりました。一方、『不滅のあなたへ』では、不死身の存在を通して生と死、絆、成長といった壮大なテーマの物語世界を作り上げています。

その多彩なテーマと視点は、国内外で高い評価を受け、多くのファンを魅了しています。

大今良時の作品が特別なのは、読者の心に深い余韻を残す点。感情の機微を丁寧に描き出す技術、ユニークなコマ割りによる緊張感の演出、そして象徴的な表現で物語に深みを持たせるスタイルが特徴的です。

そんな深い人間ドラマの達人・大今良時のおすすめ漫画作品をランキング形式で紹介します!

2位 不滅のあなたへ(ふめつのあなたへ)

あらすじ・作品解説
『不滅のあなたへ』は、漫画家・大今良時が描く不死をテーマにした感動的な物語。

刺激を受けたものに姿を変える不死の存在「フシ」が、人々との出会いや別れを通じて成長していく。

物語は複数の章に分かれ、さまざまな時代や文化を背景に展開。フシの成長や、フシを狙う謎の敵「ノッカー」との戦いが描かれていく。

2016年から『週刊少年マガジン』で連載が始まり、深いテーマ性や独特の世界観が評価され、2019年第43回講談社漫画賞少年部門を受賞。

また、2021年にはNHKでアニメ化もされ話題になった。

おすすめポイント・感想・レビュー
『不滅のあなたへ』は、漫画家・大今良時による、命や成長の意味を深く問いかけるファンタジー作品です。

出会いと別れを通じて学び続ける不死の存在「フシ」の姿に胸を打たれる人も多いはず。

変化する主人公「フシ」
物語の中心にいるのは、「フシ」という不死の存在。

「フシ」は、刺激を受けることで形を変え、人間や動物として生きることができる能力を持っています。

この変わった設定が、物語に新鮮な視点を与えています。

初めは無機質な石として存在していた「フシ」が、やがてオオカミ、そして少年の姿を写し取り、旅を始めることに。

「人間らしさ」を少しずつ学び取りながら変化していく「フシ」に引き込まれていきます。

キャラクターの交代が生む物語の深み
『不滅のあなたへ』の作品の特徴的なのが、約3巻ごとにメインキャラクターが交代していく構成。

この手法にって、狼との別れや、マーチとの交流など、一つひとつの独立したエピソードの中でフシの成長がより深く伝わります。

フシが出会う人々は一癖も二癖もあって、別れの瞬間には胸が締め付けられます。しかし、その経験がフシの成長につながっていくのもいい。感動。

今後の期待ポイント・考察
今後は、フシがどのように自分という存在を確立していくのか、「ノッカー」という謎の敵がフシの前に立ちはだかる中、どのように困難を乗り越えていくのかが注目されています。

さらに、現代に近い時代背景が描かれ始めたことで、新たなキャラクターや世界観の広がりも楽しみ。

こんな人におすすめ
『聲の形』とはまた全然違うジャンルの作品ですが、『不滅のあなたへ』も、人生の意味や命の大切さについて考えさせられる感動的な漫画になっています。

哲学的なテーマを含む作品が好きな方には特におすすめ。

今だけ3巻まで無料(12/19まで)

お気に入りキャラの退場が毎回さびしい

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やっぱり内容的には手塚治虫の『火の鳥』でしょうか?壮大なテーマと哲学的テーマなど、水上悟志の『スピリットサークル』とも共通点が多いと思います。

1位 聲の形(こえのかたち

あらすじ・作品解説
聴覚障害の少女、西宮硝子(にしみやしょうこ)と元いじめっこの少年石田将也(いしだ しょうや)を中心に友情、恋愛を通して心の成長を描く物語。
小学生時代、将也のクラスに転校してきた聴覚障害を持った少女、西宮。
将也は彼女をいじめのターゲットにするが、周囲の反発を買い孤立してしまう。
そんな将也が高校生になり、西宮と再び再会したところから物語は始まる。
聴覚障害者という重いテーマをもとに、人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさをを訴えかける作品になっている。
声ではなく、「声と手と耳」から成る旧字体の聲がタイトルに使われている。
2015年版『このマンガがすごい!』オトコ編で第1位、『マンガ大賞2015』で第3位を獲得。
第19回手塚治虫文化賞新生賞受賞作を受賞し、2016年には劇場版アニメーションが制作された。

気持ちを伝えることの難しさと大切さ

(おすすめポイント・感想・レビュー

  • いじめっ子といじめられっ子
  • 健常者と障がい者

2人の環境の違う主人公の視点で物語が進んでいくんだけど、どちらも別の理由で孤独や絶望を感じていてその対比が面白い。

聴覚障害者の苦悩や葛藤がものすごく伝わってくるし、周囲と向き合うことをやめた将也が西宮を通して、人と真剣に向き合っていく姿にも感動。

不器用ながらも、お互いに歩み寄り成長していく2人から目が離せません。

こんな人におすすめ

一番印象に残ってるのはやっぱり西宮が将也に橋の所で告白するシーン。

将也に全然伝わらない西宮がかわいい。

ちゅき・・月w

今だけ2巻まで無料(12/19まで)

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障害を扱った作品だと、井上雄彦の「リアル」や押見修造の「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」なんかもおすすめ。

あとがき

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大今良時の漫画は、どの作品も余韻がいい。読んだ後に誰かと語り合いたくなるような気持ちになります。

そういえば、大今良時も女性漫画家だと知って驚いた作家の1人ですね。

絵や作風がというわけではなくて、選ぶテーマがどことなく男性漫画家っぽい。

もしまだ大今良時の作品を読んだことがない方がいれば、ぜひ手に取ってみてください。

きっと心に響く体験が待っています。

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