映画的演出と予測不能なストーリー!藤本タツキのおすすめ漫画作品ランキング!

藤本タツキ

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ダークなユーモアが散りばめられた予測不能なストーリー展開が魅力の漫画家、藤本タツキ(ふじもとタツキ)

まるで映画のようなカメラワークや演出で描かれる藤本タツキの作品は、読者の予想をことごとく裏切るストーリーテリングが特徴で、主要キャラクターが突然死んだり、物語が急展開することが多く、常に読者を驚かせ続けてくれます。

視覚的な強烈なインパクトと、細部までこだわった描写、単純な善悪ではなく多面的で複雑な背景を持っキャラクターなど、様々な要素が物語に深みを与え、読者を物語の世界に引き込みます。

多彩な表現技法で読者を魅了する天才。藤本タツキのおすすめ作品をランキング形式で紹介します!

注意

このページは作成中のため、まだランキング形式になっていません。作品が追加され次第追記していきます。

ファイアパンチ

あらすじ・作品解説
『ファイアパンチ』は、藤本タツキによるダークファンタジー漫画。
文明崩壊後、氷の魔女によって地表を氷に覆われた氷河期のような世界で暮らす、主人公アグニと妹のルナ。
貧しくも仲良く暮らす兄弟だったが、ある日、炎の祝福者ドマによって村を焼かれてしまい、妹のルナを殺されてしまう。
祝福者として再生能力を持つアグニは、消えない炎に全身を焼かれながらも生き続け、ドマへの復讐を遂げるために旅をすることになるのだった。
途中で出会った祝福者の少年サンや、映画マニアのトガタと共に戦いながら物語は進行していく。
『ファイアパンチ』は、過激な表現と予測不可能なストーリー展開が評価され、一部では「神漫画」と称されることもある作品。
このマンガがすごい!2017の3位、マンガ大賞へのノミネートなどSNSを中心に話題を呼んだ。

生きる意味を問いかける哲学的ファンタジー

おすすめポイント・感想・レビュー
今、少年ジャンプ+が熱い!

当初は過去の少年ジャンプ作品が読めるアプリくらいの印象しかなかったジャンププラスが、そんな風に言われるようになるきっかけになった漫画作品のひとつ。

鬼才、藤本タツキの連載デビュー作にして、少年ジャンプ本誌では連載不可能な攻めた作品でした。

主人公アグニの復讐劇を物語の核に据えながら、人間の深層心理や生の意味を問いかける哲学的なテーマが込められています。

好き嫌いの分かれる作品ではありますが、他に類を見ない世界観や設定でグイグイ惹きつけられます!

衝撃的な一話目のインパクト!
「第1話が一番面白い!」

という、決して褒め言葉ではない評価で有名になってしまった作品だけど、それぐらい第一話の引きが完璧過ぎた。

これはものすごい傑作漫画が誕生した感じがしてワクワクが止まりませんでした!

ジャンル分け不能!
多くの読者が失速したと感じてしまった理由のひとつに、「思ってたんと違う!」と叫びたくなるストーリー展開が挙げられる。

アグニが復讐を果たすために、様々な敵にファイヤパンチで無双する…。そんな展開を期待してはいけない!とにかく徹底してカタルシスを与えない!

藤本タツキ自身が、連載当初から「3回か4回、ジャンルが変わる」と宣言していた通り、1巻ごとに漫画のジャンルが変わったかのような展開が待っています。

裏切りの連続(読者に対して)。わざと予定調和を崩してくる絶妙なバランスにハマる人はとことんハマるはず!

こんな人におすすめ
アクションはもう一歩ですが、絵はこの頃からすごくうまいです。

とにかく初めて読んだ時の衝撃がすごかった。いい意味でも悪い意味でも作者の藤本タツキの「頭がおかしい」笑。

個人的には傑作とも名作とも言い難いけど、この作品にしかない魅力があるのは間違いありません。読み返す度に新たな発見がある不思議な作品。

救いのない暗い展開が続くので、チェンソーマン以上に好みが分かれる感じですが、藤本タツキのファンなら必見です!

とにかく読者の期待の逆へ逆へと進んでいった感じ。

いい意味で「何が起こるか分からない」と、悪い意味での「訳が分からない」とのバランスを取っていたトガタの退場が残念だった。トガタがいなくなってからはバランスが悪い方に崩れた感じがします。

途中よくわからない作品になってしまったと思いきや、物語としてはきちんと結末まで描ききってる。(藤本タツキの中でラストは決まってたみたいだけど)

最後は壮大かつ、限り無くシンプルな最終回。

アグニ、サン、ルナなどの登場人物たちの名前の通り、最終的に読み終わってみればとても神話的な物語でした。

まさか復讐劇からあんなにも壮大な物語になるとは!

類似作品 こちらもオススメ!

単純な話から始まって。哲学的で遠大なテーマに帰結するところは手塚治虫の『火の鳥』を彷彿とさせます。岩本均の『寄生獣』や沙村広明の『無限の住人』なんかもテーマ的には近いでしょうか?

個人的にはエヴァンゲリオンの新劇場版を思い出した。序そして強烈なカタルシスを感じる破、その後Qでの「え、そっちいくの」感。笑

あとがき

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最近のサブカル的な持ち上げられ方はあんまり好きじゃないけど、やっぱり見せ方がめちゃくちゃ上手いなぁ。

賛否ある作品も多いけど、『ルックバック』や『さよなら絵梨』のような短編を読むと、藤本タツキの漫画の上手さがよくわかります。

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