【魂のぶつかり合い】柴田ヨクサルのおすすめ漫画作品ランキング!

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キャラクター同士の熱い掛け合いが見れる漫画は面白い。漫画家、柴田ヨクサルの作品はまさにそれだ!

どの作品にも共通する個性的なキャラクター同士の魂のぶつかり合い!

エアマスターでは、キャラクターは魂の赴くままに行動し、戦いの最中で愛の告白をしたり、男同士でキスしだしたりと、いったい何をしだすのか全く予想できない!同じくヒット作となった「ハチワンダイバー」でも、キャラクターの感情同士が盤上で激しくぶつかり、将棋を指しているだけなのに身体的なダメージを受けたり、死ぬことだってある。

文字の破壊力も半端じゃない!

巨大な文字がページの半分以上を埋めるなんて反則技は柴田ヨクサルならでは。柴田ヨクサルの作品は、読者に今まで見たことのない世界を見せてくれます。

今回はヨクサル節全開なおすすめ作品ランキング!

4位 妖怪番長(ようかいばんちょう)

(作品解説)
テレビドラマ化もされた将棋漫画「ハチワンダイバー」の作者・柴田ヨクサルが描く新感覚の妖怪バトル漫画。
小学生の女の子・巫女、鎖子、呱子の三人は自分たちの能力を隠し、平穏な学園生活を送っていた。
ある日やってきた新任教師・木場ヤスオの「今から このクラスの番長を決めます」の言葉から、妖怪たちとの闘いが始まる。
雑誌リニューアルによって中断した『巫鎖呱 MISAKO』から一部設定を受け継ぎ、主人公らの年齢を中学生から小学生に下げたことでよりパワフルで元気なキャラクターになっているのにも注目。

(感想)
現実の中でありえない展開と熱量で進んでいく今までの作品が好きだっただけに、正直、柴田ヨクサルという漫画家にはSFには手を出して欲しくなかった。

とはいえ、柴田ヨクサル作品好きなら充分楽しめる面白さ。

大ゴマを使った迫力の描写と一度読んだら頭から離れない、独特の“ヨクサル節”ともいえるセリフはこの作品でも健在です。

妖怪たちと命がけの闘いをしているはずなのに、キャラ同士のいまいち噛み合わない会話のやりとりもどこかゆるい雰囲気を醸し出していて笑える。

出てくる妖怪たちも「おやじカラス」「河童女子プロレスラー(もちろん巨乳)」など超個性的!

過去作品「エアマスター」でもそうだったけど、今回も女子プロレスラーは謎の(というか説明不要の作者独自の) “闘魂”理論でめちゃくちゃ強い。興奮する。

物語は仲間集めの旅の序盤なので、今後の展開と奇天烈な新キャラクターの登場が楽しみ。

でも読んでてどうも長く続く感じしないんだよなぁ…。

スターシステム常連、皆口由紀の出番はあるのか?

ランキングは今のところこのあたりで。

3位 谷仮面(たにかめん)

作品解説
烏山高校の生徒、谷はいつも仮面をかぶった変わった男。
そんな谷は恋した女性、島リホコのために奮闘する日々を送っていたが、いつの間にか不良の世界で全国制覇を目指す羽目に!?
柴田ヨクサルの漫画家デビュー作。

ヨクサル節の原点。デビュー作にして既にヨクサルワールド全開!

感想・レビュー
谷仮面・エアマスター・ハチワンダイバーと世界観のつながった作品を世に送り出してきた柴田ヨクサル。

その始まりがこの谷仮面。

エアマスターのヒットで、この谷仮面も完全版が発売されたので、ハチワンダイバーやエアマスターを読んだあとにこの作品を手に取る人の方が多いかもしれない。

そんな方に伝えたいのは「1巻で挫折しないで欲しい。」ということ。(はい、挫折しそうになりました。笑)

絵はお世辞にも上手いとは言えないし(既に独特ではある)、ギャグ漫画としてもイマイチ。

さすがに古い作品だし、柴田ヨクサルもデビューではこんなもんか?…と思いきや。

3巻くらいからヨクサルワールドにグイグイ引き込まれてページをめくる手が止まらない!結局最終巻まで一気に読んじゃいました。

作品としては、バトル漫画+ラブコメ漫画といった感じ。

キャラの線が細かったり、絵は今のほうがもちろんいいんだけど、格闘シーンはこの頃から魅力的で、次作品エアマスターの成功も納得といった感じ。

皆口由紀をはじめ、後の作品でも登場するキャラが見れるのもうれしい。

さすがに今から初めての柴田ヨクサル作品としてはおすすめしないけど、この作品から読んでいれば後の作品が何倍も面白くなるのも確か。

他の柴田ヨクサル作品が好きな人はもちろん読んで損なし!

最終話で島さんと谷くんはようやくくっつくんだけど、その後の幸せな結婚生活がエアマスターのおまけマンガで描かれています。

世界観が繋がっているからこそのこういうファンサービスがうれしい。

逆に谷仮面完全版のオマケ漫画にはエアマスターの主人公の相川摩季の子供時代が描かれています。

谷仮面読むとエアマスターを読み返したくなる。エアマスター読むと谷仮面を読み返したくなる。
という無限ループ。

2位 エアマスター

(作品解説)
天才的な空中戦でストリートファイト界を席巻する主人公「エアマスター」こと相川摩季を中心に男たちが戦って戦って戦うバトル(ギャグ)漫画。
テレビアニメ化もされている。

(感想)
かなり話題になったので、柴田ヨクサルの出世作が「ハチワンダイバー」だと思ってる人も多いだろう。(ハチワンはヤンジャンだったのも大きいな)

けど、ハチワン読んで面白かったと思ったなら、エアマスターを読まないのはもったない!

なぜなら柴田ヨクサルワールドは既にエアマスターで完成しているから。

まるで全員が主役だと言わんばかりの、濃ゆい濃ゆいキャラの男(女もいるけど)たち。

そして、否応無しに惹きこまれてしまうセリフとコマ割りのセンス!

血圧上昇不可避の展開と、登場人物それぞれが必死過ぎるがゆえの、妙なギャグテイストが振り回されるようなドライブ感を生む!

ギャグ(不真面目さ)とバトル(熱さ)がここまで融合してる漫画を見たことがない。

ランキングは2位にしたけど、バトル漫画では文句なしのおすすめ作品!

1位 ハチワンダイバー

あらすじ・作品解説
『ハチワンダイバー』は漫画家、柴田ヨクサルの描く将棋漫画で、今までの作品の中でも一番の長期連載となった代表作。
年齢制限により奨励会を退会になった主人公の菅田健太郎(すがたけんたろう)は、街の将棋道場で小金を稼ぐ真剣師として日々過ごしていた。
ある日「アキバの受け師」を名乗る真剣師、中静そよに敗れたことをきっかけに、もう一度真剣に将棋に向き合うことになる。
81マスの将棋盤を舞台に、熱いバトルと心理戦が繰り広げられる!
リアルな賭け将棋の世界を背景に、キャラクターたちの熱い思いや戦いが描かれ、将棋の知識がなくても楽しめるエンターテインメント性が多くの読者から高評価を受けている。
溝端淳平、仲里依紗主演でテレビドラマ化もされた人気作品。

本当に命を懸ける将棋バトル漫画!

おすすめポイント・感想・レビュー
将棋で人が吹き飛びます。血を吐いたりします。負けると死んだりします。

文字通り命を懸けた戦いが繰り広げられる『ハチワンダイバー』

こんな将棋バトル漫画、初めて見ました!

将棋知識がなくてもハマってしまう圧倒的なエネルギーを持つ作品です。将棋知識まったくなくても面白いけど、将棋知ってる人からの評価も高い作品。

一度ハマったら抜け出せないヨクサル節!
柴田ヨクサルの天才的なネームセンスと、崩壊しそうでしない息を呑むような会話の応酬に、読んでるこっちも息切れしそうになります。まさに漫画にダイブしてる感覚。

序盤から、鬼将会地下まで(トーナメント前)まではもう面白すぎてページをめくる手が止まらない!

将棋に負けて死ぬキャラがいたり、腕力で将棋盤にコマを埋め込むキャラがいたり、めちゃくちゃな展開だらけなのに、そんなことが気にならないくらいとにかく怒涛の勢いで読ませられちゃう。

登場人物も全部いい!捨てキャラ一切なし!

特に雁木の二こ神さんと、ミッシェルガンエレファント聴いて強くなる右角が好き。

ファンには嬉しいクロスオーバー!
将棋漫画なんだけど、根幹はバトル漫画。中盤からは本当にバトル展開に。笑

これまでの柴田ヨクサルの格闘漫画が好きだった人にもおすすめ。

今回も長年のファンには嬉しい過去作品からのクロスオーバーもあり。柴田ヨクサル作品のこのシステム大好き。

『谷仮面』や『エアマスター』など過去作も読み直したくなります。

こんな人におすすめ
めったに出会えない無理やりにでも人におすすめしたくなる作品。

『ハチワンダイバー』読んでると、漫画の面白さって本当に絵の上手さだけじゃないんだなと思い知らせてくれる。

将棋漫画のランキングでも迷わず1位に選ぶ大好きな作品。

ノリで楽しめる漫画なので、将棋のルール知らなくても全く問題なく楽しめます。

一度読んだらその熱量に圧倒され、最後まで駆け抜けたくなること間違いなし!

なんなんだこの漫画は!という1巻の熱量を保ったまま、とにかく最後の最後まですごい疾走感で駆け抜け続けた漫画でした。

将棋漫画としてめちゃくちゃなのに、とにかく柴田ヨクサルが将棋が大好きだということはビシビシと伝わってくる。笑

谷生との地球の命運をかけたラストバトル、そして最終回の完璧なハッピーエンドも最高。なんでこんなわけのわからない展開で、涙腺をこんなにも刺激されるのか自分でもわからないけどとにかく感動!

『エアマスター』から、ジョンス・リーや皆口由紀などの人気キャラクターが登場するのもうれしかった!

今だけ2巻まで無料(7/31まで)

読み終わった後の将棋熱がすごい!

類似作品 こちらもオススメ!

そもそも類似作品なんて存在しないんですが、代表的な将棋漫画である、能條純一の『月下の棋士』。将棋好き以外からも人気の羽海野チカの『3月のライオン』。これらの将棋漫画と比べて読んでみると、『ハチワンダイバー』のオリジナリティがより際立ちます。笑

あとがき

あなたの選ぶランキング1位作品は?

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ランキングはハチワンダイバーが1位。ベースが格闘漫画じゃない中でのバトルが楽しかった。

読んでてここまで一緒にテンション上がってしまう漫画家はそうはいないでしょう。コマ割り・セリフのセンスといい、 同様の漫画家が浮かばない。(誰に影響受けてるんだろ?)

受け付けない人はとことん嫌い。でも好きな人はとことん好き。それでいい。万人受けするほうが怖いw

とにかくハマれば恐ろしくハマる漫画家です。ハチャメチャなストーリーでも絵とセリフの迫力で納得してしまう、不思議な魅力がある作品ばかりなので、気になったらぜひ読んでほしいです。

柴田ヨクサルの漫画って上段だけ見開きとか2/3だけ見開きとか、どれもコマ割りが独特で、しかもそれを多様してくるから、電子書籍だとちょっと見づらいのが難点。

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