女の子がかわいい!押切蓮介のおすすめ漫画作品ランキング!

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押切蓮介(おしきりれんすけ)の絵はフシギだ。

似た漫画家が浮かばないほどの独特の絵柄。
最初は好きじゃなかったはずなのに、
読み進めるうちに徐々にハマっていって、
最終的にはこの絵がいいんだ!と思えるようになる。

そして、女の子がすげーかわいいんだよ。
特にほとんどの作品に登場する黒髪少女のかわいさは異常!

押切蓮介の描く女の子は決して萌え絵ではない。
今の美少女マンガやアニメと比べるとどこか芋っぽく、かわいいと言えない。

なのに、読み進めるうちにその内面を知り、
だんだんとかわいく見え、好きになっていくフシギ。

作風では、B級ホラーをよりポップにしたようなホラーギャグというジャンルを確立。
にも関わらずそれにすがることなく、違うジャンルの作品をどんどん発表している。

今回はホラー、ギャグ、ホラーギャグ、サスペンス、エッセイ、鬱漫画と
いろんなジャンルの押切漫画の中からおすすめ作品をランキングで紹介!

 

8位 焔の眼

(作品解説)
敗戦後の日本を舞台としたバイオレンスファンタジー作品。
物語は少女「沙羅」と某格闘ゲームの豪鬼のような風貌の「クロ」の二人を中心に描かれる。
作中で描かれる戦争は、終戦日が1945年8月15日であることなど、現実世界の第二次世界大戦をモチーフにしているが、敵対国は中央アジアの小国ショルゴールという一つの架空の国に統一されている。
押切ダークサイドの作品だけあり、
押切蓮介の代表作であるハイスコアガールとは絵柄は同じであれ作風は180℃異なる。

(感想)
グロテスクな表現は当たり前、
出てくる登場人物たちも人間の醜さが表出された醜悪な者たちばかり。

しかし醜悪な者たちで溢れる世界を描くことで、
それに染まらない気高い精神を持つ者たちの美しさが際立つのだ。

人間の暗部を描いた作品だけど、読者の気が滅入ってきたところで挟まれる、
醜悪な敵たちを一撃で粉砕する人間離れしたクロのアクションは痛快。

娯楽作品としても申し分ない作品。

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7位 ミスミソウ

(作品解説)
この漫画はいじめが題材となった漫画。
舞台は冬で、主人公の春花という子がいじめられていて、そのうえ家に火を放たれてることから全てが始まっていく。通常の漫画として全三巻、のちに完全版として全二巻が発売されている。

(感想)
今から読み人には完全版をオススメ。
通常版から加筆が加えられてます。

まず完全版の表紙の淡さ!
これに惹かれて思わず手に取っちゃった人もいるのでは。

そして後悔した人もw

とにかく救いがなくて、嫌になる。
春花の境遇の絶望さに読んでる方もつらい。

復讐していくシーンがメインになるので、
グロ耐性がないと読めないレベル。

怖い怖い。
人ってこんなに怖くなるんかよ…って感じでした。

その分内容にはガンガン引き込まれて行くので、読み終わるのは早い。

3巻できちんとストーリー完結してるし、
短い巻数のオススメ漫画ランキングで上位に来るのもわかる。

…とはいえ、ネット上ではちょっと絶賛されすぎかなぁ。

あまり漫画で表現されないことを描くのと、その作品が深いかどうかは別だと思うんだけど。
押切蓮介の作品並べてランキングにしたらそんなに高い順位じゃないわ。

読後感も一切すっきりしないので、苦手な人にはおすすめしない。
読んだ後の悲壮感というか倦怠感というかなんとも言えないものが後を引いた。

 

ちょっとタイムっていってんだろーが!

 

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6位 サユリ

(作品解説)
押切蓮介による全2巻から成るホラー漫画。
2015年12月には書き下ろしエピソードも加えた完全版も発売。
主人公である高校生の則雄とその家族が郊外の家へと引っ越してきたところから物語は始まる。
別居していた祖父母を交え新しい生活を送り始める一家であったがその矢先に父が死亡。
そして次々と様子がおかしくなる家族。
この家には何かがいる!覚醒した祖母は怪異との戦いを決意する。
則雄と祖母、そして家族の結末はいかに⁉︎

(感想)
ただのホラー漫画じゃない!
1巻と2巻では全く内容が異なります。(完全版では前半と後半)
人間の復讐劇、”家族”についてを交えた物語。

作品中で印象強く描かれている

”命を濃く”

するという表現にはこのままでは終わらない、
怨念に立ち向かうといった希望や心強さを持って読むことができる。

また、死んだ先はどうなるのか、
生きていくことはどういうことなのかを提示してくれる作品。

こういうととっつきにくい感じがするかもしれないけど、
そんな哲学的考えを押し付けるような漫画じゃないです。

見所としては第2巻、完全版では後半からのババアの気迫!

ボケていた祖母が家族を殺されていく理不尽な現状に、
このままでいいのか?と復習を決意し覚醒するところでは、
思わずババアやったれ!と応援したくなるような気持ちになった。

後ろを振り向きたくなくなる。
ページをめくってビクッとするホラー漫画を読みたい。
もしくは鬼気迫るババアにピンと来た人にオススメの漫画。

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5位 ピコピコ少年SUPER

(作品解説)
ピコピコ少年シリーズ第三弾。
今回もWEB漫画として発表され、もちろん全て実話らしい。
ゲーム要素以外の押切蓮介の思いでエピソードも多く、今回は思春期から大人になってからの話が多め。

(感想)
TURBOから3年。
ピコピコ少年が帰ってきた。

連載は2014年から2015年。

この時、押切蓮介は34歳から35歳。
やっぱり同世代なら懐かしさに悶える面白さ…と思いきやゲームネタ少なめ?

ハイスコアガール休載後(中)の作品だけに、
いろいろ描けないエピソードとかもあったのかな。

ゲームは絡めているものの、

  • 好きな子に好きと言えないまま卒業していく恋愛エピソード
  • 子供ならではの意味不明な探検
  • テレホーダイ時代のチャットオフ会

などが中心。

最終話では、ハイスコアガールの著作権問題の時の様子も漫画にしている。

 

4位 ピコピコ少年TURBO

(作品解説)
前作ピコピコ少年の続編。
前作が人気があったのか、今度はWEB漫画で復活。
こちらもゲームの話題が盛りだくさん。
内容的には前作のエピソードをより深く掘り下げたような内容。
やっぱり全て実話らしい。
今回はゲームあるあるさらに増量!

(感想)
前作から約2年。
神崎良太こと押切蓮介が帰ってきた。

相変わらずのピコピコ少年。

連載は2011年。

この時、押切蓮介は31歳から32歳。
今回も同世代のゲーム好きならば楽しすぎる。

内容的には前作と被る部分もあるけど、
前回は語らなかった部分とかをより細かく描いてる感じ。

  • ゲーセンのセロハンで包まれたメダルに心が踊る
  • ショーケースのファミコンソフトが宝石に見える
  • ゲームソフトのチラシにワクワクする
  • 学校休んだ時に、親が帰ってきたらすぐにゲームを辞められるように布団を被ったままゲーム
  • パソコンパラダイス
  • ゲームの借りパク

今回もニヤニヤする要素が満載。

こちらにもハイスコアガールの元ネタとなるエピソードも。

ゲーム関連の話だけじゃなくて、子供の時だからこそ感じた感覚とか、
友達付き合いの描き方も好きだったな。

嫌なとこある友達ともなんとなく付き合ってたり、
ちょっとしたきっかけで話さなくなったりっていう感覚が懐かしかった。

一番笑ったのはじゃマールで彼女作った景山だw

そういえば、ピコピコ少年ダッシュにはなんで出来なかったんだろう?

 

3位 ピコピコ少年

(作品解説)
この作品は、少年時代の青春をゲームに捧げた作者「押切蓮介」の自伝的漫画。
全て実話のようで当時のゲームに関する体験談を描いている。
30、40代の人は共感できるエピソードが多い。
ゲームあるあるネタなども盛り込まれてたり、読んでたら当時の空気を感じられるような懐かしい気分になれる作品。

(感想)
勉強やスポーツをそっちのけで、親に怒られようが閉め出しを喰らおうが、
それでもゲーム三昧な主人公、神崎良太こと押切蓮介。

まさにピコピコ少年。

連載は2007年から2009年の2年間。

この時、押切蓮介は27歳から29歳。
同世代のゲームで育った人であれば、どうしたって面白すぎる。

圧倒的に押切蓮介の良いところより駄目な部分が見れて面白かった(笑)

ファミコンからゲーセン、ゲームボーイからエロゲーまで、
世代ならニヤニヤせずにはいられないあるあるネタの数々!

あと子供特有の奇行も面白かった(笑)
お金がないくせに欲しすぎて反射的に、欲しいゲーム機を探しまくったり。
欲しかったゲーム機を買ってもらって親が引くくらい狂喜乱舞して箱の匂いをかいだり。

時系列が過去から未来へバンバン変わるから、
普通ならこれいつの話ってなるんだけど、
語られているゲームだけでどの時代かがわかってしまう。
わかってしまう自分にまたニヤニヤ。

ハイスコアガールはゲームに詳しくなくても面白いけど、
こっちは完全にファミコン世代用漫画。

ハイスコアールと重なるエピソードも多い。
実話であって、エンタメじゃないのでこっちでは漫画的な都合のいいドラマは起こらないw

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2位 でろでろ

(作品解説)
押切蓮介のホラーギャグ系の代表作。
「でろでろ」は簡単に言うと、中学生の主人公「耳男」が霊やお化けをいびり倒す心霊ドタバタコメディ。

(感想)
押切蓮介の漫画って最初に読んだのがミスミソウだったから、
これもドギツイホラー漫画だと思ってなかなか読まずにいたんだけど、
ホラーというよりオカルトギャグマンガ。

伊藤潤二のホラー漫画を完全にギャグよりに傾けたような作品。

とにかくでてくるお化けがシュール。

日常に起こるフシギなことや、理不尽なことを全て妖怪のせいにしていて、
たとえば、人の気づかないうちに部屋にちぢれ毛を落とすお化けとか、
とりつかれると電車の端の席に座りたくなる妖怪とか、

「それって妖怪の仕業?」みたいな妖怪ばかり。

あるあると思いながら爆笑間違いなし。

そして、主人公「耳男」の存在感!
妖怪や幽霊を躊躇なくフルボッコする耳男の悪ガキっぷりが最高だ。

にも関わらず、基本いい奴で、妹の留渦ちゃんに対する思いや仲間との友情なんかみると、
兄弟とか仲間とか青春とかいろいろ羨ましくなるんだよね。

なにより妹の留渦ちゃんが異常に可愛いんだわ。
クールなんだけど、時々出てくるお兄ちゃん思いなところとか、
恥ずかしがったり照れたりするところとか、
決して萌え絵じゃないのになぜここまで可愛いのか。

おまけマンガ「蓮介漫画日記」も地味に面白い。
後のピコピコ少年や猫背を伸ばしてに繋がる作品。

新装版には「蓮介漫画日記」は収録されてません。
代わりにでろでろ二杯目が収録されてます。

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1位 ハイスコアガール

(作品解説)
1991年。ゲーム激動時代を生きるゲーム好き小学生男子矢口がいつもの通りゲームセンターへ行くと、何故かそこには容姿端麗で成績優秀なお嬢様のクラスメイトの大野がいた。
暮らす世界の違うはずの二人がゲームという以外な共通点から始まった関係が、甘酸っぱくてもどかしい恋愛としてあの時代のゲームとともに進んでいく。

(感想)
見て分かる通り、押切蓮介の絵は萌系じゃない。

なのに、大野ちゃん可愛い!
無口根暗お嬢様が最高だ。

押切作品のヒロインランキングでもトップクラス。
(カオはみんな同じだけど)

この作品を知るにはとにかく一巻を読んでほしい。
一巻のラストでなんともいえない喪失感と達成感が味わえる。

一巻で小学生編は終わるけど、
その後の二人がどうなったのかというのが気になって次の巻も読みたくてしょうがなくなる。

そのあと中学生編、高校生編と続き、人間関係も変化し、
大野のライバルとなる日高小春も登場。

日高は普通の女の子で、かわいく、
春雄のためにゲームの腕を磨くという健気な少女。

基本的にはゲームがメインで話が進んでいく。
(レトロゲーも数多く登場するので、30、40代以上の男性は懐かしさに悶絶するかも。)

昔の甘酸っぱい青春時代を思い出させてくれる。

ゲーム好きなら文句なくおすすめ出来る作品ではあるけれど、
根本はラブコメなので、ゲーム好きじゃなくても充分におすすめ出来る作品。

著作権侵害問題で中断し、糞袋少年と化してしまった押切蓮介だが、
ついに連載再開!

これから三人の関係はどうなっていくのか?
ベタベタの三角関係なのに先が楽しみでしょうがない。

まさに押切マジック!

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あとがき

どのジャンルが好きかでランキングも変わるなぁ。

ネガティブ自叙伝系なら猫背を伸ばして。
ノスタルジーなゲーム系ならハイスコアガール・ピコピコ少年。
ホラー・サスペンスならミスミソウ・サユリ。
アクション系ならゆうやみ特攻隊。
ギャグ系ならでろでろ。

と多作なのでいろいろ楽しめる。
並行連載多くて、一つ一つは短い巻数の漫画が多いけど、
冬目景のように同時連載で未完だらけというわけでもないし。

まとめてみると、個人的には
押切作品はシリアスよりもギャグ系がやっぱり好きだ。

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