ひきだしにテラリウムで漫画賞を受賞後、次の初の長期連載でいきなりヒット。
今回は漫画家、九井諒子(くいりょうこ)のおすすめ作品をランキング!
※このページは作成中です。まだランキング形式になっていません。作品が追加され次第追記しています。
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ダンジョン飯(ダンジョンめし)
(作品解説)
ダンジョン深くに眠ると言われる黄金の国。
その謎を解き明かそうと数々の冒険者たちがダンジョンへ挑んでいた。
主人公ライオスのパーティーも、ダンジョンの最深部を目指して冒険を続けていたが、レッドドラゴンとの戦いの中、妹のファリンがドラゴンに食べられてしまう。
魔法でなんとか地上に逃げ帰ったライオスたち。
急がなければファリンが消化されてしまう。
でも、もう一度ダンジョンに深く潜るだけの食料もお金もない。
ライオスの出した結論は…。
食料は現地調達で。
かつてない冒険ファンタジー料理漫画 が始まる!
(感想)
なぜ出てくる料理がこんなにも美味そうなのか!?
食材はドラクエやF FなどのRPGゲームをやったことある人なら、聞き覚え見覚えのある「スライム」や「コカトリス」「ミミック」などのモンスター。
にも関わらず、どれも普通に旨そう。食べたい。
内容としては、RPGあるある+飯マンガといった感じ。
ドラマ「孤独のグルメ」以降大量に増えた感のある日常系飯マンガ作品と比べても、目的がある分ストーリー漫画としても読みやすい。
そしてなんなら普通のグルメ漫画よりも旨そうに見えるから不思議(笑)
調味料一般的に使われてる「塩」「胡椒」「ガーリック」など普通のものだから、読んでいて味が想像しやすいのかも。
それでもトリコなんかと比べちゃうと主は飯マンガなので、冒険、アクション作品として読むには弱い。
ドワーフのセンシ、エルフのマルシル、ハーフフットのチルチャック、そしてトールマン(人間)のライオスと、パーティーメンバーも種族からして多種多様。クセが強い。
それぞれの価値観が料理を通して、描かれているのもおもしろい。(人形モンスターだけは絶対食べないなど)
日常系の飯テロ系漫画が苦手な人にもおすすめ。
(追記:6巻まで)
飯ネタが尽きて料理シーンが減るにつれて、少しずつ、RPGあるあると、シリアス展開なストーリーの比率が大きくなってきた感じ。
人気あるだけにこのまま続けるのか。意外とサクッと終わるのか。
ちょうど良いゆるさがなくならないといいな。
あとがき
「坂本ですが?」に「ひなまつり」そして「ダンジョン飯」など、最近当たりの多いハルタ。
商業誌デビューからいきなり当たっているだけに、今後が楽しみな漫画家。
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