一歩踏み出す勇気をくれる漫画家!常喜寝太郎のおすすめ作品ランキング!

常喜寝太郎

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読むと一歩踏み出す勇気をくれる漫画家といえば、常喜寝太郎(つねきねたろう)です。

ロリータファッションに社交ダンス、さらには動物保護まで、「次はそこを漫画にするの?」と思うくらい題材が幅広い。でも、どの作品もしっかりとした取材や自身の経験をもとに描かれているので、知らない世界でもスッと入り込めます。

そして、テーマは違っても中心にいるのはいつも「人」。周りの目を気にしたり、自分の弱さに悩んだりしながら、それでも一歩ずつ前へ進んでいく。そんなキャラクターの葛藤や成長を描くのが本当にうまい漫画家です。

『着たい服がある』では自分らしく生きることを、『踊れ獅子堂賢』では新しいことへ挑戦する姿を描き、『全部救ってやる』では動物保護という社会的なテーマにも踏み込んでいます。ここまで題材が違うのに、どれを読んでもちゃんと常喜寝太郎作品なんですよね。

読んだあとには「自分も何かやってみようかな」と、ちょっとだけ前向きになれる。そんな一歩踏み出す勇気をくれる漫画家・常喜寝太郎のおすすめ作品をランキング形式で紹介します!

4位 不良がネコに助けられてく話(ふりょうがネコにたすけられてくはなし)

30秒でわかる作品紹介
『不良がネコに助けられてく話』は、ドロップアウト気味の不良高校生・タカシと、2匹の子猫との出会いを描いた青春漫画です。

バイトの面接にも落ち続けていたタカシが、捨てられていた子猫・カラスと卍を拾ったことから生活が少しずつ変わっていきます。

タイトル通り、不良がネコを助けるだけではなく、ネコとの出会いによってタカシ自身も救われ、成長していくのが本作の見どころ。

実は本作、常喜寝太郎自身が高校時代にネコを拾い、それをきっかけに生活が変わった経験をベースにした半自伝的な作品でもあります。Twitter発の作品として話題を集め、全3巻で完結しています。

ランキングの理由・推しポイント
「不良×ネコ」という組み合わせだけでもズルいですが、単純にネコのかわいさだけで押している作品ではありません。

ネコを拾ったことをきっかけに、それまでうまくいかなかったタカシの人生や人との関わり方が少しずつ変わっていく。ネコとの交流だけでなく、不器用な少年の成長物語として楽しめるのもこの作品の魅力です。

常喜寝太郎作品の中でも、読者評価の高い作品ですが、今回は他の3作品と比べて4位に。

もし僕がイヌ派ではなくネコ派だったら、もっと上位に置いていたかもしれません(笑)。

3位 全部救ってやる(ぜんぶすくってやる)

30秒でわかる作品紹介
『全部救ってやる』は、動物保護活動の現場を描いた常喜寝太郎のヒューマンドラマです。

東京でスタイリストを目指していた星野スズは、競争に疲れて地元へ戻ったところで、動物保護活動家・久我と出会います。

劣悪な環境で暮らす犬や猫を救おうと奔走する二人を通して、多頭飼育崩壊やペットビジネスなど、動物を取り巻くさまざまな問題にも踏み込んでいく作品。

連載前から約2年間、実際の動物保護活動に同行して取材を重ねているだけあって、現場のリアルさも本作の大きな見どころ。「次にくるマンガ大賞2025」Webマンガ部門5位にも選ばれた注目作です。

ランキングの理由・推しポイント
話題になった作品なので、この作品から常喜寝太郎を知ったという人も多いかもしれませんね。

動物保護がテーマなので重い内容もありますが、単純に「かわいそうな動物を救ってめでたし」という漫画ではありません。

保護する側にもできることには限界があり、動物を飼う人、売る人、救う人、それぞれの事情や考え方にも目を向けているのが本作の特徴。

タイトルは『全部救ってやる』ですが、現実には全部を救うなんて簡単じゃない。だからこそ、それでも目の前の命を救おうと動き続ける人たちの姿が物語の軸になっています。

注目度も高く、現時点でも常喜寝太郎の代表作のひとつと言っていい作品。まだ連載中ということで今回は3位にしましたが、完結する頃には順位が大きく変わっているかもしれません。

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2位 着たい服がある(きたいふくがある)

30秒でわかる作品紹介
『着たい服がある』は、ロリータファッションに憧れる女子大生・マミを主人公にした青春漫画です。

背が高くクールな見た目から、周囲に「かっこいい女性」を求められてきたマミ。しかし、本当に着たいのはフリルたっぷりのロリータ服でした。

周囲の目を気にして一歩を踏み出せないマミが、自分らしい服装を貫く小澤との出会いをきっかけに少しずつ変わっていく物語。ファッションを入り口に、「自分らしく生きること」を描いた作品です。

実は常喜寝太郎自身も、高校時代は周囲から浮きながらギャル男ファッションを貫いていたそうです。本作ではロリータ関連の雑誌やネット上の悩みまでリサーチするなど、自身の経験としっかりした取材の両方が生かされています。

常喜寝太郎の連載デビュー作で、第23回文化庁メディア芸術祭ではマンガ部門の審査委員会推薦作品にも選ばれました。

ランキングの理由・推しポイント
ロリータファッションが題材と聞くと、興味がない人にはちょっと手を出しづらく感じるかもしれません。

でも、この作品の面白いところは「服」そのものよりも、その服を着たいのに周囲の目が気になって着られないというマミの葛藤。

「好きなものを好きと言えるか」「周囲が求める自分と、本当の自分をどう折り合わせるか」といったテーマは、ロリータファッションに興味がなくても共感しやすいところです。

さらに物語が進むと、家族との関係や恋愛、SNSでの他人からの評価などにも話が広がり、「自分らしく生きる」というテーマをいろいろな角度から描いていきます。

全5巻と手を出しやすい長さで完結しているのもおすすめポイント。

常喜寝太郎作品の中でも知名度、評価ともに高く、初めて読む一作としてもおすすめしやすい作品ということで2位に選びました。

1位 踊れ獅子堂賢(おどれししどうけん)

踊れば、仕事も恋も人生も動き出す!

30秒でわかる作品紹介
『踊れ獅子堂賢』は、女性用下着メーカーの二代目社長・獅子堂賢が、社交ダンスとの出会いをきっかけに少しずつ変わっていく大人の成長漫画です。

40歳にして社長という肩書きを持ちながら、会社の実権は父親が握り、自分に自信を持てずにいた獅子堂。そんな彼が、偶然訪れた社交ダンス教室で、自ら採用した新入社員・椎名まなかが講師をしていることを知ります。

会社では頼りない社長、ダンス教室では新入社員・椎名まなかの生徒という立場も面白いところ。

ダンスを始めたことで、仕事や恋愛、人間関係まで少しずつ動き始める。40歳からでも新しいことに夢中になれる。小さなきっかけで人生が変わっていく姿が魅力の作品です。

実は常喜寝太郎自身も大学時代に社交ダンスを始め、大学卒業後に出場した大会では優勝を経験。自身が実際に夢中になった社交ダンスだからこそ、その楽しさや熱量が作品にもしっかり生かされています。

ランキングの理由・推しポイント
常喜寝太郎作品の中では、それほど知名度の高い作品ではありませんが、個人的には一番好きな作品

ダンス、仕事、恋愛という複数の要素を全部ひっくるめて、ひとりの大人が変わっていく姿を楽しめます。

特に好きなのが、社交ダンスで得た自信や経験が、そのまま社長としての成長にもつながっていくところ

ダンス漫画として始まったはずなのに、いつの間にか仕事漫画としても面白いし、恋愛もちゃんと気になる。

しかも全部がバラバラではなく、獅子堂の成長につながっていくのがうまい。

全7巻という短めの作品の割には、だいぶ欲張りに要素を詰め込みすぎた部分もありますが、最後まで読むと、「自分も何か新しいことを始めてみようかな」と思わせてくれる作品でした。

→ 『踊れ獅子堂賢』の詳しいレビューはこちら

こちらもオススメ!

社交ダンス漫画としてだけでなく、お仕事漫画や大人の恋愛漫画として見ても面白い『踊れ獅子堂賢』。

なぜ常喜寝太郎作品の中で一番好きなのか。獅子堂の成長や作品の魅力について、レビュー記事でもっと詳しく語っています。

あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

あなたの一番好きな常喜寝太郎作品は?

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『踊れ獅子堂賢』を1位に選ぶのは少数派だろうなぁ。同じ人いたらうれしい。

『踊れ獅子堂賢』を読んでるうちに「あれ?これ『着たい服がある』の人だ」と気づく。『全部救ってやる』を読んでたら、しばらくして「あれ?これ『踊れ獅子堂賢』の人なの?」

こんな感じで、毎回読んでる途中で「あ、これ常喜寝太郎だったの?」と気づいて驚くことが多い。

それくらい常喜寝太郎作品って、本当に題材がバラバラなんですよね。

ロリータファッション、社交ダンス、動物保護、猫の話。普通なら「同じ漫画家が描いてるの?」となりそうですが、読んでみるとちゃんと常喜寝太郎作品なのが面白い。

どの作品にも共通しているのが、悩んだり迷ったりしながら一歩踏み出す人たちの姿です。

気づけば登場人物を応援してしまう。そこが常喜寝太郎作品の強さなのかもしれません。

どれも比較的入りやすい作品なので、気になった題材から読んでみるのもアリです。

しかし、ここまで題材がバラバラだと次に何を描くのかまったく予想できません(笑)。

『全部救ってやる』の後も、またガラッと違う世界を見せてくれる気がします。

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