佐藤健太郎のおすすめ作品ランキング!独創的なダークファンタジー漫画!

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ダークでユニークな作品が魅力の漫画家といえば「佐藤健太郎」。

読むと心がざわつく、でもどこかワクワクするような漫画作品で知られています。一度ハマったら抜け出せない、病みつきになる魅力があります。

普通の日常が、いつの間にか怪しくてドキドキする冒険に変わっていく。その変化がたまらなくて、ついつい次のページをめくりたくなる。そんな体験をくれる佐藤健太郎作品。グロテスクなシーンが得意で、ぶっ飛んでるけどどこか憎めないキャラクターたちが織りなす物語が魅力的。

そんなドキドキとサスペンスが詰まった佐藤健太郎のエログロや異形のキャラクター、そして意外性のある展開に満ちた作品たちをランキング形式でお届けします!

新しいジャンルを切り開いたダークファンタジーの魅力に触れて、あなたもファンになるかもしれませんよ。

3位 ぼくらの夏が裂けていく(ぼくらのなつがさけていく)

あらすじ・作品解説

『ぼくらの夏が裂けていく』は、甲子園球児の夢を持つ高校生・樹が、怪我をした妹のために地元の離島・繊月島に戻ることから始まるサスペンスホラー作品。
しかし、慣れ親しんだはずの島は、徹底的なコロナ対策で不気味な雰囲気に変わっていました。
実際のコロナ禍のパンデミックを背景にしつつ、青春とホラーの要素が絶妙に組み合わさったストーリーが特徴。
漫画家佐藤健太郎と原作・宮月新のタッグで描かれるホラーサスペンス漫画。

コロナ✕マスク✕口裂け女!

おすすめポイント・感想・レビュー

島に戻った主人公の樹を待っていたのは、マスクを手放せない、異常なまでのコロナ対策。

この島、本当にコロナが怖いのかな? それとも別の何かが…?マスクが自由化になり緩和された本土とは裏腹に、島民の間に渦巻く閉塞感と恐怖。そんな異常な空気が序盤からぷんぷん漂います!

「コロナの描写と見せかけて…な展開」にワクワクします。

マスク✕口裂け女という、もう散々こすられてきた設定に、コロナ禍というリアルなテーマを背景に加え、マスク✕コロナ禍という設定を掛けあせてるのが面白い。

普段とは違う原作付きの作品だけど、その中で佐藤健太郎らしいぶっとんだキャラが出てくるのかにも期待!

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2位 魔法少女サイト(まほうしょうじょサイト)

あらすじ・作品解説
佐藤健太郎の作品「魔法少女サイト」は女子中学生の朝霧 彩が日常の苦難から逃れるために魔法の力を手に入れるダークファンタジー漫画。
学校と家庭でのいじめに悩む彩は、謎のウェブサイト「魔法少女サイト」と出会い、魔法のステッキを与えられる。
しかし、魔法の力は彼女にさらなる困難をもたらすことになるのだった。
物語は進むにつれてアクション要素が増し、キュートな絵柄とグロテスクな描写のギャップが特徴的な作品。
2018年にはアニメ化もされた佐藤健太郎の代表作の一つ。

ダークな魔法少女シリーズ第2弾!

おすすめポイント・感想・レビュー
『魔法少女サイト』は『魔法少女・オブ・ジ・エンド』に続く、魔法少女を題材にしたダークファンタジー。

アニメにもなった知名度の高い作品なので、佐藤健太郎作品といえばこの作品という人も多いんじゃないかな?

マドマギのような雰囲気を感じつつ、独自のダークな展開を見せる。魔法少女という可愛らしいイメージと、リアルな苦悩と戦いとのギャップが魅力的です。

魔法少女オブジエンドはパニックホラーの印象が強かったけど、こちらはデスゲーム要素のある能力バトルものといった感じ。

グロとキュートのコントラスト

グロテスクな要素は前作より控えめに描かれているものの健在。

絵柄は可愛らしいけど、ストーリーはダークで重めです。前作のようなご都合主義な展開が減ったのもの高評価。

キャラクターの成長
主人公の彩を中心とした主要キャラクターの成長と、最終回に向かうあたりの終盤の爽快感が良かった。

反面、前作は全てのキャラがどこか憎めない愛すべきキャラだったのに対して、生理的に受け付けないキャラが多かったのはマイナスポイント。

こんな人におすすめ!
前作のオブジエンドが好きだったならおすすめ。

またアニメ版とも違う魅力があるので、アニメを見た人にも読んでもらいたいです。

ちなみに、良い点でも悪い点でもあるけれど、完璧に楽しむには前作を読むのが必須です。

『魔法少女・オブ・ジ・エンド』とは別ものの作品として楽しめるようになってきたところで、最終巻で突然、前作キャラを登場させたのが疑問。

しかもその登場が効果的でなかったのが残念。久しぶりのキャラたちの登場は嬉しいけど、どうせ繋がりをもたせるならもっと早めからガッツリ絡ませてほしかった。最終決戦で突然脇役たちが大活躍する流れは思わず笑ってしまった。笑。でも、ストーリー終盤での主人公のかっこよさには感動した!

最終決戦で突然脇役たちが大活躍する流れは思わず笑ってしまったけど、悪役まで無理やりいいやつにしようとする流れはちょっと…。

前作の芥倫太郎は、見事に愛すべきキャラに昇華させていたけど、兄をいいヤツにするのは流石に難しかったか。さすがにクズすぎましたね。笑

不幸だねー

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多くのレビューでも言われているように序盤は特にテーマや世界観が「魔法少女まどか☆マギカ」似ています。

1位 魔法少女・オブ・ジ・エンド(まほうしょうじょ・オブ・ジ・エンド)

あらすじ・作品解説
典型的な高校生活を送っていた児上貴衣は、学校に現れた残虐な魔法少女により日常が一変。
死者が新たな魔法少女となって襲い来る中、生き残りをかけて奮闘する。
この恐怖を描いた「魔法少女・オブ・ジ・エンド」は、スプラッター、パニックホラー、ダーク・ファンタジーを融合し、3部構成で未来や科学的要素も絡めた漫画家、佐藤健太郎の連載デビュー作品。
2012年から2017年にかけて連載された全16巻。

魔法少女×パニックホラー!

おすすめポイント・感想・レビュー
序盤のよくあるゾンビパニックもの?という印象だったけど、読み進めるうちにバトルやサスペンス、SF、タイムスリップなど、どんどん色々な要素が加わっていき、佐藤健太郎ワールドに吸い込まれていきます。3巻くらいから加速する独自の展開に目が離せない!

映画だと「ターミネーター」、最近の漫画だと「サマータイムレンダ」「シュタインズゲート」のように、同じキャラクターが世界線や時間軸を変えたことで敵になったり味方になったりして登場するのも面白い。

キャラクターが魅力的

個性的なキャラも魅力の一つ。特に芥倫太郎の存在感がたまらない!

完全なクズでゲスいキャラを愛すべきキャラとして確立していくのがすごい。

この手の作品にしては以外と胸糞キャラがいないのが印象的。それも芥倫太郎を許せるかどうかによるけど。笑

こんな人におすすめ!
エログロ耐性は必須だし、万人向けではないけれど、 パニックホラー系の作品が好きな人におすすめ!

ご都合主義的な部分も多いので、そこは少年漫画作品として許容できれば。

この手の作品の中では、投げっぱなしではなくちゃんと完結していてハッピーエンドになってるのも好印象。

シリーズ最高潮の盛り上がりを見せる第3部では、主人公・児上の「不在」が意外な展開でした。(実際には過去と未来の児上はいるんだけど)、その分、本来の少年漫画の主人公の役割を、最終的には児上ではなく、変態ポリスマンである芥倫太郎が果たすのが面白い。

ラスボスの突然の登場。ラスボスは姫路 弥で終わらせておいた方がシンプルでわかりやすかった気がする。

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まじかるー

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序盤のパニック感は「神さまの言うとおり」や「ハイスクールオブ・ザ・デッド」なんかが近い感じですが、中盤からの首謀者を突き止めていく展開は「サマータイムレンダ」などが近いかもしれません。

あとがき

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作品全体の完成度『魔法少女サイト』の方が上だと思いますが、ランキングはキャラの魅力が際立った連載デビュー作の「魔法少女・オブ・ジ・エンド」を1位に。

最近の連載作品も魔法少女シリーズとは違う怖さで面白いので、今後また順位は変動するかもしれません。

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