本人も面白い!女性漫画家久保ミツロウのおすすめ作品ランキング!

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少年マガジンで「337ビョーシ!」「トッキュー!」などを連載。
けど漫画家として、久保ミツロウの名が広く知られるようになったのは
やっぱり「モテキ」。

アラサーの音楽好きでヘタレな主人公の恋愛模様が大ウケしてヒットし、
のちにドラマ化や映画化までされてブームに。
(というより映像作品→漫画の人の方が多いかな?)

その後古巣である少年マガジンでタイムスリップもの学園マンガ
「アゲイン!」を連載し、こちらもドラマ化。

ちなみに「久保ミツロウ」という男性のようなペンネームだけど、
作者本人は女性です。

主人公がヘタレな男であることが多く、
そのヘタレな主人公が悩んでいる心理描写が鋭いことに定評がある。
(と同時に読んでて主人公にイライラするw)

 

また、漫画以上に久保ミツロウ本人が非常に面白い!

きわどくてこじらせたコメントで、
ツイッターでのセンスあふれるツイートには多数のファンがいます。

ずっと出たいと言っていた
「笑っていいとも!」に念願の出演を果たしたり、
コメント力が評価されてフジテレビの深夜
「久保みねヒャダこじらせナイト」にレギュラーで出たり、
ニッポン放送の「オールナイトニッポン」でレギュラーを持ってたりもしました。

漫画関係なく、冠番組持った漫画家っていうのも珍しい。
(浦沢直樹は漫画だし、江川達也は近いか…)

「モテキ」の作中に邦楽ロックの歌詞が多数出てきたり、
フジロックを見に行く描写があるように、
久保ミツロウ本人も非常に熱心な音楽好き。

だいぶ紹介長くなっちゃった。

モテキだけじゃない!久保ミツロウのおすすめ漫画ランキング!

 

4位 3.3.7ビョーシ!!(サンサンナナビョーシ)

(作品解説)
「トッキュー!」「モテキ」の久保ミツロウが描く高校応援団の青春物…ではなく、主人公は高校を卒業して東京の先輩宅に転がり込むという上京ドタバタ水商売コメディ!
実はこれが久保ミツロウの少年マンガデビュー作。

(感想)
この作者が本気出して描く女の子キャラの可愛さはこの頃から健在!

ドタバタコメディー、恋愛など、一気に読める。

ネカフェや全巻買いでぶっ通しで読むのがオススメ!
もちろん音楽はマンガ登場の音楽を聞きながら!

全力でまっすぐに、他人の人生を応援するフクが眩しいっ!

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3位 アゲイン!!

(作品解説)
タイムスリップして…応援団!?高校生活をもう一度!「アゲイン!!」
主人公は、高校卒業式をぼっちで迎えるが、校舎の階段から同級生の女子と一緒に転げ落ちてしまい、高校一年生の入学式にタイムスリップし、高校生活をやりなおすことに。
卑屈な主人公今村が、アゲイン後の世界で自分を変えようと奮闘する。
2014年にはジャニーズWESTの藤井流星主演でドラマ化。

(感想)
初めは主人公である今村のあまりのぱっとしなさに悲しくなる。

久保ミツロウ作品の中でイライラする主人公ランキング作ったら、
モテキのユキヨ抜いて1位だわ。

モテキの方がリアルなぶん、心えぐられるけど(笑)

久保ミツロウの描くキャラクターって、
普段まわりにいるいろんな人を煮詰めたみたいに濃い!!

主人公のスーパーネガティブな性格が、
アゲイン!(タイムスリップ)により二転三転して、

なんだそれは!?!?

というぐらいにあっつ〜いコメントをリズミカルに繰り出す今村。
かなり笑えます。

そしてヒロ君もなかなかやばい!
アキちゃん、アキチャーーーン!頑張れアキチャン!

ラストは……打ち切りかと思ったわ!

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2位 モテキ

(作品解説)
主人公は、音楽やアニメが大好きなサブカルチャー好きな男子・藤本幸世。
学生時代からモテたことがなく、派遣社員の仕事をしながら淡々と過ごしていたある日、藤本の携帯電話が鳴り、メールが続々届く。
あまりの出来事に驚きながらも「そうか、これがモテ期ってやつか!」と実感する藤本。
そこからいろんな女性と出会い、内向的でネガティブ思考の自分を少しずつ成長していくオトナの青春ドラマ。
全4・5巻(本編4巻と番外編の0・5巻)。
ちなみに各話のタイトルは、曲のタイトルから借用してる。
第1話「格好悪いふられ方」(大江千里)、第8話「はっきりもっと勇敢になって」(岡村靖幸)など。

(感想)
女性漫画家なんだと知ったのはこの作品から。
3.3.7ビョーシの頃は普通に少年漫画として読んでたし。

自分自身、しょっちゅう思い出し恥ずかしさに殺されかけてるのでw
主人公のゆきよには一巻のしょっぱなから感情移入して読めた。
これを女性漫画家が書くんだから。すごいな。

でもそれ以降はところどころ、そりゃねーよっていう場面が。
このキャラでその行動はないだろみたいな。

全体的にテンポよく楽しく読めた。
登場人物が少ない割に、キャラの掘り下げはいまいちだった感じはするけど。
(女性キャラの心情みたいなのは上手いんだけど)

主人公のユキヨが見た目も趣味も違う、
4人の女性と出会いながら男として成長していく!

はずなんだけど、漫画を読んでいてとてもイライラする。

 

何故か?

いつも結果的に怒られるという負のスパイラルに陥いっていく。

そう、まるで漫画を読んでいる自分自身のようだったからw

 

だからこそ応援したくなんだけどね。
でも最終ヒロインの土井亜紀はちょっと微妙だったな。

他の3人と比べても掘り下げが弱くて、こんな理想的な奴いねーよ。
と思ってしまった。

4.5巻は個人的にはいらなかった。
この漫画では少女マンガ的な「いつかちゃん」のあーゆう解決編はいらん。

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1位 トッキュー!!

(作品解説)
新米潜水士、神林兵悟は幼い頃海で父親を失った。
その悲しい体験から、海難レスキューで人々を救い出すべく、命を燃やす!
笑いあり涙あり感動ありラブコメありの熱血レスキュー漫画。

(感想)
基本はギャグやラブコメ要素満載で笑える作品。

久保ミツロウは「モテキ」で一躍有名になった感じだけど、
個人的にはトッキュー!!のイメージの方が強い。
こっちもメディア化して欲しかったなぁ。

海難レスキューの描写はめちゃめちゃリアリティーがある。
と思ったら、これ小森陽一が原作だったんだな。

小森陽一は「海猿」や「S -最後の警官-」の原作者。
どれも好きな漫画。

とにかく熱い!!

笑いあり、涙あり、感動ありの素晴らしいマンガ。

中でも最高なのが、6巻あたりから始まる「トッキュー編」。

主人公の兵悟が特殊救難隊(通称トッキュー隊)の、
一員となるべく奮闘するんだけど、これがとにかく笑えて感動する。

鬼教官のシマさんが小っちゃいくせに、
怖くて有能で頼りがいがあって素敵。

「神兵」と呼ばれる真田さんはマジでサイボーグだし、
ハチャメチャなところもあって全く飽きない!

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あとがき

並べてみたら、唯一、原作付の漫画が1位になっちゃった(汗)

久保ミツロウらしいっていったらランキング1位はモテキなんだけど、
総合的な面白さだとやっぱりトッキューが好き。

アゲインも中盤くらいまではすごく好きだったんだけどな。
(そもそもタイムスリップっていうだけで評価が上がる中二脳なのでw)

途中からモテキ以上に主人公にイライラしてしまった。

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