言わずと知れたリングにかけろ!や聖闘士星矢などなど。数々の名作と必殺技の数々を生み出してきて漫画家「車田正美(くるまだまさみ)」。
「車田飛び」や「車田落ち」などの技法も有名。
炎の漫画家、島本和彦(アオイホノオ)に「車田正美は天才だ!こっち方面ではもう…誰も勝てん!」と言わしめた、必殺技バトル漫画の先駆者。
男が好きそうな根性・友情・熱血もりだくさんにも関わらず、聖闘士星矢がアニメ放映されていた時代には、全国のやおい女子(腐女子)達がこぞって同人誌を書いていたり、実は女性ファンも多い。
技の名前もポーズもセンスの固まり!全部カッコイイ!
これを読めばマサミストになれる!車田正美のオススメ作品ランキング!
7位 あかね色の風 -新撰組血風記録-(あかねいろのかぜ しんせんぐみけっぷうろく)
(作品解説)
少年マンガで様々なヒット作を生み出した車田正美の初青年漫画!
主人公の沖田総司が新選組の一員として様々な人々と時には言葉を、時には剣を交わしてゆく物語。
土方歳三、近藤勇の他、芹沢鴨、新見錦、高杉晋作、岡田以蔵といった幕末の有名キャラも登場するも、コミックは1巻のみと未完。
(感想)
新選組といえば鉄の絆で結ばれた志高き男(漢)たち。
車田正美漫画といえば気高く雄々しい男(少年)たち。
この組み合わせは最強・・・のはずだったが、残念ながらコミック1巻で終了・・・。
舞台が幕末だけあって高杉晋作とか岡田以蔵といったゲストキャラがとてもカッコよく魅力的。これから坂本龍馬や桂小太郎といったキャラが出てきてさぞかし燃える新選組ストーリーが見れる!と思っていただけにヒジョーにザンネン。
初青年向け漫画ということで、車田正美の作品には珍しく多くの女性が登場するけど、どの娘も不幸。やっぱ、車田マンガにおいて女性キャラは添え物なのね。
しかし、まさか車田漫画で”女体盛り”が見れる日がくるとは・・・。
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6位 リングにかけろ2
(作品解説)
車田正美不朽の名作、リングにかけろの続編。
黄金の日本ジュニア「剣崎順」と「高嶺竜児」の姉の「菊」の息子「剣崎 麟童」の物語。
(感想)
コミックバンチの創刊によって、北斗の拳やシティハンター、よろしくメカドックなど過去の名作の続編連載が一気に始まった頃。元少年ジャンプ連載陣を多く抱えるスーパージャンプでも男塾、リングにかけろと過去の名作の続編の連載が開始された。
当時はどうせなら打ち切りになった聖闘士星矢の続き描けよ。と思ってたなぁ。
剣崎 麟童が男としてボクシングを通じて成長するストーリー。
前作のキャラが大人になって登場するのが嬉しい。
中でも剣崎 麟童の育ての親となる黄金の日本ジュニア「香取石松」が大人になってかっこいい!渋い!
一途に菊姉ちゃんを想い生涯童貞・・・まさに男です!
作中の数々のスーパーブローもなつかしく必見。
ランキングは…前作超えはならず。
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5位 男坂(おとこざか)
(作品解説)
聖闘士星矢、リングにかけろで有名な漫画家、車田正美の作品。
硬派な男を描こうと、長年温めていた作品がこの男坂。
最後の硬派「菊川仁義」が、仲間とともに、日本を狙う世界の敵を相手に立ち向かっていく作品。
(感想)
内容的には、師匠が本宮ひろ志というのも納得な硬派なストーリー。車田正美自身も「この作品を描くために漫画屋(漫画家)になった。」と語るほど、長年温め続けてきた作品。
その言葉通り、漫画界に衝撃をもたらしたある意味「伝説」の作品w
まさかリンかけで大ヒットした漫画家が半年で打ち切られるとは誰が想像出来ただろうか!さらに、打ち切り漫画としても「伝説の最終回」として語り継がれている。
通常は打ち切り漫画の場合、「俺達の戦いはこれからだ」みたいな終わり方が多い。最近だと「第一部完。」っていうパターンが多いかな?
この漫画の最終ページはでかでかと「未完!」と書かれているのだ。こんな終わり方のマンガ見たことない。さすが大御所。
やっぱり、藤崎竜とかもそうだったけど、漫画家が描きたい作品が必ずしも人気出るとは限らないんだよなぁ。とはいえ、このあとにすぐ聖闘士星矢の連載が始まるんだからやっぱりすごい。
そんな男坂が30年の時を経てまさかの連載再開!
週刊プレイボーイでWebコミックスとして2014年からスタート。
未完は嘘じゃなかった!
壮大な物語がどう進んでいくのか注目。
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4位 B’TX(ビートエックス)
(作品解説)
B’T-Xは21世紀初期、主人公「高宮鉄平」が”機械皇国”に攫われた兄「鋼太郎」を救うべく、機械の獣B’Tエックスと共に数々の死闘を繰り広げる物語。
掲載誌は創刊されたばかりの少年エース。
その看板タイトルとして世に出された熱血王道の少年漫画。
TVアニメ化、OVA化もされ、海外(特に東南アジア)でも高い人気となった。
(感想)
代表作「聖闘士星矢」に次ぐ、ザ・車田少年漫画!
聖闘士星矢との違いはバディ(相棒)漫画ということ。いつもの展開は展開だけど、また違った面白さがあっておすすめ。
主人公「鉄平」とB’Tエックスとのバディ関係はもちろん、鳳とジュテーム、ロンと雷童、北斗とマックスといった人間と機械の獣との強い絆が印象的。
でも燃えるポイントはやっぱ、鉄平が自ら輝くことのできる”太陽の輝き”の持ち主というところ。
やっぱ、一本筋の通った男ってのは、光り輝いているもんですよ。ラストの舞台が宇宙ってのもスケールがでかくてたまらないっす!
車田正美の漫画には珍しく華蓮って女戦士がラストバトルにも加わっていいるってのも、新境地なのかなー。
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3位 風魔の小次郎(ふうまのこじろう)
(作品解説)
この漫画は、車田正美少年ジャンプで連載していた作品。
いわゆる昔ながらの学ランを着た主人公の「小次郎」を始めとした多数のキャラクターたち。
それぞれが、いろんなデザインの木刀を手にして激しく闘うバトル漫画。
(感想)
神が作った10本の聖剣を巡る熱き戦い。
でも登場人物はみんな学ラン!ブキは木刀!
こんなバトル漫画を描けるのは、漫画界でも車田正美か宮下あきらくらいだろう。
この漫画の魅力は、やっぱりなんとも個性的な木刀が沢山出てくるところ。
それに加えて車田正美の漫画ではおなじみの、多彩な必殺技がバンバン出てくるんで、読んでてかなり楽しい作品。
けっこう昔の漫画なんで今読むと古くさく感じるんだけど、設定も相まってその古臭さですら作品の魅力になっている。
後半駆け足にならなければもっとオススメ作品になったんだけど。(父親の不幸が影響だっけ?)
この漫画を全て読み終わった時。
きっと自分専用の木刀が欲しくなるw
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2位 リングにかけろ
(作品解説)
車田正美が描く超人的なボクシング漫画。
貧しい家庭に育った高嶺竜児がプロボクサーであった亡き父の遺志を受け継いで、姉の菊のサポートを受けながら、世界チャンピオンを目指す。
単なるボクシング漫画ではなく、数多くの必殺ブローと、世界各地のライバルたちとの死闘、友情を描いたスケールの大きな作品となっている。
(感想)
カイザーナックル、パワーアンクルなどのアイテムも、子供たちの一大ブームとなった当時のジャンプの看板漫画のひとつ。
このマンガの面白さはなんといっても、いろんなキャラたちが自分の必殺技の名前を叫びながら繰り出すド派手な必殺パンチ!
特に主人公の高嶺竜児のライバルである天才ボクサー剣崎順の「ギャラクティカ・マグナム」は衝撃的!
車田正美のド派手な演出。効果線や背景、そして「BAKOOOON!」という効果音(擬音)によって、恐ろしく派手な技になっている。
けど、パンチはどう見ても普通の右ストレート(笑)
さすがです。他の漫画家には真似できませんw
最近はアニメ化によって、萌えな方向で人気が出てしまった。車田正美は燃え漫画だろ。声優パワー恐るべし。
ソレ言ったら聖闘士星矢の頃からだけど…。
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1位 聖闘士星矢(せいんとせいや)
(作品解説)
バトル漫画でもランキング常連の大ヒット作。
青銅聖衣(ブロンズクロス)を授かった少年達。
女神アテナを守るため、聖衣を着た者同士の激しい戦いに身を投じていくことになる。
激しく戦いながらもそこから友情が生まれ、地上を守るためにこの世に生まれ落ちたアテナこと城戸沙織を、命をかけて守る熱い少年漫画の代名詞。
(感想)
「ペガサス流星拳!」
リアルで聖闘士聖矢を読んでいた世代なら少年の頃、キャラの必殺技を叫んで遊んだ人も多いだろう。
かく言う自分も、
「オーロラサンダーアタックはアニメ版のオリジナル技で、漫画の原作ではホーロドニースメルチって言うんだぜえ。」
と無駄に知識をひけらかせるほど、子供の頃アニメを毎週見てた世代w
これでもかというほど漫画の大ゴマ。見開きで派手に炸裂する主人公達やライバル達の必殺技!そしてキャラがダメージを受けた時の頭から落ちる、俗にいう「車田落ち」は豪快そのもの。
もはや登場人物の叫ぶ技名自体が名言であり名セリフ。
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あとがき
あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?
ランキング1位はまあ妥当なところで。
ホントは風魔の小次郎をおすすめしたいけど、終盤がなぁ。
しかし、車田正美の作ったイメージはでかい!
未だに映画とか漫画で「ここは俺に任せて先にいけー!」みたいなシーン見ると、聖闘士星矢方式って呼んでるもんな。
なにより絵柄が変わらないのが凄いことだと思う。(さすがに最近は画力に衰えが見えるけど)
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