漫キン−漫画家別おすすめ作品ランキングhttps://mangakarankings.com漫画家別におすすめ作品をランキング形式で紹介しています!Thu, 12 Jun 2025 08:37:09 +0000jahourly1ハーレム漫画の元祖!赤松健のおすすめ作品ランキング!https://mangakarankings.com/477https://mangakarankings.com/477#respondThu, 27 Oct 2016 04:26:41 +0000http://mangakarankings.com/?p=477

当時、本屋でラブひなをニヤニヤして食い入るように読んでるおっさんがいたんだ。 自分はこんな大人には絶対になるもんかと心に誓ったね。 気持ち悪いおっさん立ち読みしてんじゃねーよ。はやく帰れよと。 しかし、どうだろう?時が経 ... ]]>

当時、本屋でラブひなをニヤニヤして食い入るように読んでるおっさんがいたんだ。

自分はこんな大人には絶対になるもんかと心に誓ったね。

気持ち悪いおっさん立ち読みしてんじゃねーよ。はやく帰れよと。

しかし、どうだろう?時が経ち、くだんの本屋にはまだそのおっさんがいた。気持ちの悪い目つきで舐めるように魔法先生ネギま!を読むおっさん。

そう。それは自分だった(笑)

少年の純粋でかたい誓いをも、ぶち壊す漫画家それが赤松健(あかまつけん)!

ギャルゲーの要素をそのまんま漫画に持ってきて大ヒット!ハーレム漫画というジャンルを確立した。

萌え文化に与えた影響も大きい。

今回はそんな赤松健のおすすめ作品ランキング!

4位 UQ HOLDER!(ユーキューホルダー)

(作品解説)
ネギまの未来にあたる続編的作品、とある事件に巻き込まれ、不老不死の力を手に入れた主人公と同じような不老不死の仲間たちによる物語。
作者の赤松健が推奨している二次創作歓迎マークつきの作品であり、第一号。
有償無償問わず二次創作が許可されている。

(感想)
主人公が超ポジティブ!そして天然女たらし!

刀太の祖父とされている、前作ネギまの主人公ネギも、そのネギの父ナギも同じように、天然女たらしとされているので、それは家系的なものなのかw

基本的には王道の少年漫画。

今までのラブコメ路線と比べても、かなりバトルがメインになっているのが残念。

女の子いっぱい出して、ラブコメハーレム。その合間にアクションやらバトルやら、アドベンチャーやらいろんな要素突っ込んで遊ぶ。っていうスタンスだからこそいろいろ許せたんだけどな。

ネギまの世界観引き継ぐ必要はあったのか?

現在は少年マガジンから別マガに移って連載中。ランキングはとりあえずこのあたりで。

3位 A・Iが止まらない!(アイがとまらない)

(作品解説)
まだパソコンやインターネットの創世記に描かれた作品。
人工知能がまだ成熟してない時代なので、特に30代以上の方は読んでいて懐かしいと思う部分がたくさんあるはず。
作風は一言で言うなら人工知能ラブコメ。
モテナイ主人公「神戸ひとし」が妄想でプログラミングしたAIが実体化して大切なパートナーになる話。
赤松健作品にお馴染みの、一人ひとり個性的なキャラがいて、それぞれが魅力的で、みんな嫌いになれない。
そんな多彩で魅力的なキャラはこの頃から健在。
AI止まは、漫画家、赤松ワールドの原点。
今でこそ人工知能はペッパー君のように珍しくなくなったけど、この漫画が連載されていた当時はAIという概念を知る人すら少なかった。

(感想)
人工知能(A・I プログラム)が実体を持って、人間と同じような感情を抱いていくっていう設定だけど、当時は擬人化とかロボットとの恋愛モノとの違いがよくわからなかった。

あの時代(90年代前半)によくこんな漫画を思いついたな。

ようするにオタク漫画です(笑)

今リメイクすれば、オタクが読む漫画って絶対言わせないのに!!っていう自信があります(笑)(リメイクにはちょっと遅いか)

内容的には、赤松健らしいハーレムラブコメ…というよりは「ああっ女神さまっ」w

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2位 魔法先生ネギま!(まほうせんせいねぎま)

(作品解説)
漫画家、赤松健の真骨頂。魔法先生のネギが、31人の女生徒とイチャつくラブコメ漫画。
主人公のネギは、魔法学校を首席で卒業するほどの天才魔法少年。立派な魔法使い(マギステル・マギ)になるべく、日本の学校で先生をすることに。
前作のラブひなに比べて、ファンタジー要素が前面に出されており、特に魔法世界の設定と戦闘シーンの書き込みは秀逸。

(感想)
ラブひなの頃には青山素子とのじゃれ合い程度だった剣術、魔法のくだりを全面的にメインに押し出してきたファンタジー&ハーレム系恋愛漫画。

今回もいいとこ取りがスギる(笑)

バトルまでしっかりやられちゃうともうね。

こんだけ計算して作って狙い通りヒットさせちゃうのは、もうすごいとしかいいようがない。

学園生活も、魔法世界のストーリーや設定は読んでる最中はちゃんと面白いけど、やっぱり読み終わった後に内容は残らないw

ラブひな以上に残んなかったな。さすがにキャラ多すぎた感じはする。

詰め込みすぎだけど、破綻はしてないし何も考えずに読めるのでおすすめ。

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1位 ラブひな

(作品解説)
主人公・浦島景太が東京大学への合格を目指しながら、自身が管理人をする女子寮の住人と恋愛模様を繰り広げる恋愛漫画。赤松健の代名詞ともいえるハーレム系の内容で、幼馴染、女剣士、姉御、妹など多様な女の子が登場する。

(感想)
ラブコメの中でも、いわゆるハーレム系マンガ。

ラブコメ漫画ランキングだと評価はそんなに高くないけど、ハーレム漫画ランキングならおすすめできる。かなりの高順位。

これだけ、ギャルゲーやエロゲーの要素を詰め込んで、ちゃんとそれなりに楽しめるストーリーになってるのはすごい。

改めて読んで14巻だったことに驚いた。エピソードを思い出すだけでも30巻くらいはありそうなんだけど。

それだけ詰め込んでるってことかな。

ネギまはまだしも、ラブひなにはバトル要素はなくても良かった気もする。

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あとがき

あなたのおすすめはどの作品?

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ストーリーなにそれ?

それでも普通に面白い。

漫画ランキングというより、誰が可愛かったか、誰のエピソードが好きだったかの好みだわw

最近は株式会社Jコミ立ち上げて実業家のイメージも強い。マンガ図書館Zとか同人マークとか新しいことやろうとしてる。

そのうち漫画家として作品は描かなくなるのかな。

赤松健といえば嫁さんエピソードが面白い。

赤松健がキモくて付き合いたくなかったけど、ストーカーになるのが怖くて付き合ったんだとか。

ちくしょう。そんな方法があったか!

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鈴木央のおすすめ漫画作品ランキング!4大少年誌制覇という伝説!https://mangakarankings.com/52https://mangakarankings.com/52#respondThu, 01 Sep 2016 15:33:04 +0000http://mangakarankings.com/?p=52

少年ジャンプ、少年マガジン、少年サンデー、少年チャンピオンという、4大少年誌を30代にして制覇した漫画家がいる。 ばっちょこと鈴木央(すずきなかば)だ。 もちろん鈴木央が初めてではないけど、永井豪、手塚治虫、赤塚不二夫、 ... ]]>

少年ジャンプ、少年マガジン、少年サンデー、少年チャンピオンという、
4大少年誌を30代にして制覇した漫画家がいる。

ばっちょこと鈴木央(すずきなかば)だ。

もちろん鈴木央が初めてではないけど、
永井豪、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、
松本零士、水島新司、水木しげる。

こうやって4大少年誌で連載した漫画家を並べてみると、
鈴木央は明らかに浮いている(笑)

でもどの雑誌でもそこそこヒット出してるんだよな。

鈴木央のプロ意識はハンパない。
速筆で原稿を落とさないのは当たり前としても(週に2も日休んでもなお)
さらには、アシスタントは妻の黒峰さん(仮)一人だけ!

それもアシスタントは、
トーン貼りとベタ塗りのみで、背景まで自分で描いてる。

その状態で、七つの大罪は1週に2話掲載する事さえあるバケモノっぷり。

今回はそんなインフレ帝王、鈴木央のおすすめ作品ランキング!

7位 僕と君の間に

(作品解説)
自分の暮らしている世界を飛び出すと、そこにはまるで違った世界があり、文化も技術も何もかも違っていた…。
世界観そのもの含めて最後に伏線回収というストーリーのため、ネタばらしにもなりかねないのであまり具体的には書けないが、牧歌的な日常生活描写から始まり、実は箱庭的な設定SFといったようなジャンル好きな人におすすめ。
少年誌でおなじみの鈴木央にしては珍しく、青年誌のウルトラジャンプで掲載されていた作品。
3巻までだが、一つのストーリーとしてきっちり終わっている。

(感想)
設定はよくあるボーイ・ミーツ・ガール。
二人は出会い、世界へ旅立ち…。

主人公・ホークはこの鈴木央ではおなじみのショタ系。
一緒に旅をするのはすらっとしたお姉さんでとても強いダリア。

いくつもの文化や進化が違う世界を旅して…といったSFの世界観。
だけど巻数が少なめなのが非常に惜しい。

鈴木央先生ならではのスピード感溢れる戦闘描写も後半にかけて多くなり、
巻数が少なめのせいかインフレ度もハンパなく速いw

6位 ブリザードアクセル

(作品解説)
目立つことが大好きな中学生、北里吹雪。
彼が出会ったのは、氷のリンクを舞うスポーツ、フィギュアスケート!
初心者の吹雪が、氷上を華麗に舞うまで成長する熱血スポーツマンガ。

(感想)
吹雪の驚異の成長っぶりに驚くマンガw

フィギュアを題材にした漫画ってそんなに多くないと思うけど、
ちゃんと少年漫画らしい少年漫画で熱い。

「想像しろ。何百、何千、時には何万という視線が注がれる様を」!

セリフにしびれる!

5位 黙示録の四騎士(もくしろくのよんきし)

あらすじ・作品解説
『黙示録の四騎士』は、鈴木央が描く『七つの大罪』の正統続編で、前作から16年後のブリタニアを舞台にした冒険ファンタジー。
主人公パーシバルは、祖父バルギスと平穏に暮らしていたが、ある日、キャメロット聖騎士で実の父イロンシッドに祖父を殺されてしまう。
真相と自身の出生の秘密を探るため旅に出るパーシバルは、道中で仲間と出会い、世界を滅ぼすと予言された「黙示録の四騎士」の一員としての運命に立ち向かっていくことになるのだった。
前作のキャラクターや新たな敵との関係性が深く描かれ、新たな敵キャラクターとの対立も見どころ。
2023年10月からはアニメ化もされ、さらに注目を集めている。

おすすめポイント・感想・レビュー
『黙示録の四騎士』は、『七つの大罪』の続編。外伝ではなく正統続編。

前作の続編というだけで心が躍る人も多いはず。

初めて触れる人にも分かりやすい構成で、今作も「王道少年漫画」になっています。

新たな主人公と仲間たち
前作ではメリオダスと仲間たち、七つの大罪を中心に描かれたストーリーでしたが、今回は16年後が舞台。

メインキャラクターが一新され、タイトルの通り、世界を破滅させると予言された四騎士を軸に物語が展開していきます。

その中の一人、パーシバルの成長が見どころ。

主人公のパーシバルという天真爛漫な少年が、喋る狐のシンや個性的な仲間たちとの旅を通して成長していく様子に目が離せません。

前作7つの大罪との関係
正統続編を謳っているとおり、前作『七つの大罪』のキャラもがっつり絡んできます。

前作キャラの子供たちやアーサー王伝説の名前が随所に登場。

親世代の物語を知っている人には懐かしく、「あのキャラの子がこんなふうに育ったのか!」と感慨深い気持ちにさせてくれます。

新キャラクターたちとの絡み具合も絶妙なバランスで、続編ならではの奥深さが楽しめます。

今後の期待ポイント・考察
やはり、なんといっても前作キャラがどのように登場してくるのかが気になります。

黙示録の四騎士が出揃い、今後の戦いにますます期待が高まってきました。

年数は経過しているものの、七つの大罪の完全な続きものとなっているので、2つの作品を通してどのような結末を迎えるのか楽しみです。

こんな人におすすめ
初心者でも入りやすい丁寧な導入があり、初めて触れる方でも冒険の世界に没頭できるはずです。

…とはいえ、前作知っていれば何倍も楽しめるので、やはり『七つの大罪』が好きだった人にこそおすすめですね。

あの世界観が再び楽しめる最高の続編になっていますよ。

『ライジングインパクト』のキャラ名や技がそのまま使われているのも、地味にワクワクするポイント!

4位 Ultra Red(ウルトラレッド)

(作品解説)
週刊少年ジャンプで長期連載した「ライジングインパクト」の次に描かれた漫画。
残念ながら掲載半年で打ち切りになった漫画である。
主人公は「破傀拳」の使い手の格闘漫画。
鈴木央の素晴らしい画力で戦闘シーンは見ごたえあり。

(感想)
格闘漫画って少年ジャンプだとあんまりないな。
長く続いたので覚えてるのは真島クンくらいか?

少年漫画的な多彩な必殺技で、かなり熱い!!

キャラクターは脇役も個性豊かでギャグありヒロイン可愛い。
その分主人公の閃の魅力が薄かった気がする。

結構面白かったけど、良くも悪くもベタ。
今だったらバトル系もたくさん描いてるから気にならないけど、
ライジングインパクトのゴルフ漫画の後っていうのもマイナス要素だったのかな?

ジャンプで連載された最後の作品なので思い出深い。

正直半年で打ち切りの漫画にランキング4位は高すぎると自分でも思うけど、
ライパク異常に打ち切り悲しかった作品なんだよ。

3位 七つの大罪(ななつのたいざい)

(作品解説)
ブリタニア王国には、伝説の騎士集団『七つの大罪』がいた。
彼らに助けを求めるべく、第三王女のエリザベスは旅に出るのだが・・。
2015年に講談社漫画賞「少年部門」を受賞。
アニメ化ゲーム化の大ヒット作品。
恐ろしく強く、恐ろしくスケベな主人公メリオダスが、酒場を経営しながら冒険していくファンタジーもの。

(感想)
とんとことんとことんとことん

色んな雑誌を渡り歩いてき漫画家、鈴木央が遂に手に入れた大ヒット作!

しかも、ライパクの頃からやりたかった円卓のファンタジーものだから
鈴木央も本望だろう。

これだけヒットするってことは、
なんだかんだでみんな王道が好きだよねw

そして、単行本の出るペース。二度びっくり!

出るのが早過ぎる。めちゃめちゃ速筆。
マガジンでもしょっちゅう2話掲載してるからな。

一年に何冊出てるんだろ?って思ってしまうペース。
ライジングインパクトの頃にもこんな早かったかなぁ。

最初からパワーインフレしてるので、今後の展開がちょっと心配。
バトル漫画によくある修行シーンも今のところゼロ
(唯一、力を取り戻すシーンがあったくらいか)

無駄に伸ばさず王道らしくスカッと終わって欲しい。

なんだかんだで少年マンガの王道は面白い!

よく鳥山明と比較されるけど似てるかなぁ。全くわからん。
コマ割りが見やすくて戦闘シーンがわかりやすいってところぐらい?

今だけ3巻まで無料(6/12まで)

2位 金剛番長(こんごうばんちょう)

(作品解説)
読むんじゃねぇ、感じるんだ!
熱い「漢」マンガ。その名も金剛番長。
主人公だけではなく、出てくるキャラがどいつもこいつも番長ばかり。
金剛番長の行くところ、嵐を呼び、悪を蹴散らす、そんな熱いバトル漫画。

(感想)
インフレ漫画家、鈴木央がその特徴を逆手にとって描いた
インフレしっぱなしの番長マンガ。

出てくるキャラのほぼ全てが番長。

どっかで見たような展開に、どっかで見たようなセリフ。
でもちゃんとオリジナル。

勧善懲悪ベッタベタのバトル漫画。

まさに鈴木央版の男塾&聖闘士星矢といったところか。

驚邏大四凶殺よろしく死闘を繰り広げる番長たち。
氷河よろしく氷漬けになる念仏番長。(氷じゃないけど)

鈴木央の作品の中では最も熱く、最もギャグ要素が強い漫画。

迫力あるバトルシーンと、熱いセリフ、そしてギャグ要素が絡み合い
なんともいえない絶妙な面白さを作り出してた作品。

読んでると鈴木央の念仏番長と卑怯番長への愛がビシビシ伝わるw

他の作品とはだいぶ色が違うけど個人的にオススメしたい作品。
掲載誌ジャンプだったら間違いなくアニメ化だったんだけどなぁ。

知ったことかーーーー!!

1位 ライジングインパクト

(作品解説)
漫画家鈴木央の連載デビュー作。
主人公のガウェインが世界一の飛ばし屋を目指し、ゴルフプレイヤーとして成長していく物語。
登場人物、名称などにアーサー王伝説から、もじったものが、多く見られる。
週刊少年ジャンプで二度、打ち切りとなった作品でもある。

(感想)
デビュー作にも関わらず、なおかつゴルフ漫画にも関わらず、
さすが鈴木央、インフレがすごかった。

小学生なのにドライバーで450ヤード飛ばしちゃったり、
中学生が70ヤードのパットを沈めちゃったりw

普通ゴルフ漫画だと、長い18ホールの戦いを
どうマンネリかさせずに描くかが大変だと思うけど、
ライパクではそんな心配はいらない。

途中覚醒したガウェイン、トリスタン、ランスロットの戦いでは、
ほぼ一打で1ホールが終わっていく。

ホールインワン能力出したら、そりゃそうなるわw
でも、それがあったから、おもしろかった!

ライジングインパクトにシャイニングロード、フォーリングスター
必殺ショット(ギフト)の数々にワクワクさせられっぱなし。

そして登場キャラクターも魅力的。
主人公のガヴェインのプニプニっぷりはもちろん、
他のキャラクターも個性的で魅力的。

鈴木央の漫画でキャラが魅力的な作品ランキングでも
1位と2位の位置は変わらないわ。

ライパク現象という言葉を生み出した漫画としても有名。
打ち切り作品が復活したのは、
ジャンプ史上後にも先にもこの作品だけという快挙!
(15話で打ち切り)

にも関わらず再開後人気が落ちて、
3年後に再度打ち切りというかわいそうな作品。

ジャンプ史上二度の打ち切り作品もライパクだけ。
(復活したのがこの作品だけだから当たり前なんだけど)

復活したにも関わらず結局、
「ここで終わるのー」っていう感じになってしまったのは残念。

プロゴルファー猿みたいな世界観でもないし、
アレ以上続けてもテニプリみたいになっていくしかなかっただろうけど。

せめて、キャメロットVSグラールまでは描かせてあげて欲しかった。

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あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

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鈴木央の作品って打ち切り作品もあるのに、
こうしてまとめてみると良作だらけだな。
基本的にどの作品もおすすめ。

のわりに大ヒットもなかったからやっと報われた感じだね。

ランキングは1位と2位迷ったけど、やっぱりライジングインパクトは
スポーツ漫画(テニヌタイプの)の漫画の中でもトップクラスに面白い。

あと鈴木央といえば、ぷに絵。
あのデフォルメした時の三本線の目って
最近他の漫画家でも見るけど、あれは鈴木央が最初なのかな?

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【画力の暴力】Boichiのおすすめ漫画作品ランキング【筋肉と科学の融合】https://mangakarankings.com/441311https://mangakarankings.com/441311#respondTue, 10 Jun 2025 07:57:59 +0000https://mangakarankings.com/?p=441311

筋肉モリモリのヤクザ漫画も描けるし、科学で文明をゼロから再建する少年漫画も描ける。そんなふり幅モンスターみたいな漫画家、正直そうそういません。そう、「Boichi(ボウイチ)」です。 写実的な肉体描写とガチすぎる科学描写 ... ]]>

筋肉モリモリのヤクザ漫画も描けるし、科学で文明をゼロから再建する少年漫画も描ける。そんなふり幅モンスターみたいな漫画家、正直そうそういません。そう、「Boichi(ボウイチ)」です。

写実的な肉体描写とガチすぎる科学描写、その両方をあの密度で描いてくるあたり、まじで「画力の暴力」って言いたくなるレベル。

Boichi作品の魅力は、一言で言うとジャンルも国境も飛び越えてくる画力とオリジナリティ。アクション、SF、ラブ、バトル、なんでも描ける。しかもどのジャンルでもBoichiらしさがちゃんとある。しかも韓国でキャリアを積んでから日本に渡ってきた人で、ジャンルだけじゃなく国の壁まで軽々超えてきた漫画家なんです。

もちろん魅力は絵だけじゃありません。会話のテンポ、コマの見せ方、キャラの感情描写まで抜群にうまい。ギャグも泣きも表情ひとつで伝えてくるあたり、キャラが生きてる感がすごいんですよ。セリフがなくても伝わる場面、多すぎです。

たとえば、ギャングの戦いを描いた『サンケンロック』、近未来アンドロイドSFの『ORIGIN』、原子×科学サバイバルな『Dr.STONE』。ジャンルもノリも全然違うのに、どれもちゃんとBoichi節が効いてて全部おもしろい。

そんなジャンルの壁も感情のふり幅も、まるごと描き切る漫画家、Boichiのおすすめ作品を今回はランキング形式で紹介していきます。

注意

このページは作成中のため、まだランキング形式になっていません。作品が追加され次第追記していきます。

ORIGIN(オリジン)

あらすじ・作品解説
漫画家BoichiによるSFアクション作品『ORIGIN』は、週刊ヤングマガジンにて連載された全10巻完結の漫画。
作品舞台は2048年、鉄道網の発達により繁栄する東京。その裏で暴走するアンドロイドによる凶悪な事件が続発する中、人間に擬態する高性能アンドロイド「オリジン(田中仁)」は、同型機を排除しながら企業に潜入し、人間社会での在り方や「生きる意味」を静かに模索していく。
Boichi特有の緻密な作画と物理演算に裏打ちされた戦闘描写が、近未来の都市と無機質な機械生命体の対比を際立たせ、リアリティと緊張感を高めている。
2019年には第22回日本メディア芸術祭マンガ部門でグランプリを受賞し、2023年にはハリウッドでの実写映画化が発表された。
構想力と演出力が融合した本作は、漫画家Boichiの作品群の中でも特に密度の高い完成度を誇っている。

ロボットが「ちゃんと生きるとは何か」を探す物語

おすすめポイント・感想・レビュー

  • Dr.STONEを読んで稲垣理一すげえって思ってた人。
  • Boichiを上手いけどクセ強な作画担当ぐらいの印象しか持ってなかった人。

『ORIGIN』を読んで度肝を抜かれること間違いなし! 原作付き関係なくこんなに科学的な漫画を描けるすごい漫画家なんです。

Boichiといえば緻密な画力と爆発力ある構図のアクションですが、『ORIGIN』ではそこに哲学やSFの要素が加わり、生きるとは何かという問いが中心に物語が展開していきます。

命令で動く存在が、なんとかして自分なりの生き方を見つけようともがく。その姿が妙にリアルで、しかも切ないんですよ。誰にも頼れず、でも決して諦めない。そんな孤独と強さが同居する主人公オリジンに、気づけば感情移入してしまいます。

Boichiの画力が凄まじい!バトルも日常も説得力抜群
とにかく画がすごい。戦闘シーンの迫力もさることながら、背景や静かな場面にもとんでもない描き込みがあって、まるで映画を観ているようでした。

金属の質感、爆発の重力感、ちょっとした表情の動きにさえ説得力がある。ここまで描いてくれるなら、そりゃこっちも真剣に読むしかないよね、って感じです。

何度でも言おう!この作品は作画担当ではない!
Dr.STONEで作画を担当していたBoichiですが、じゃあ『ORIGIN』は?と思ったら、これ全部Boichiのオリジナルなんですよね。原作付きじゃなくてここまで科学描けるのすごくない?

ロボットの思考や行動、戦い方や感情の起伏までがロボットとしてのロジックで説明されているのがすごい。

行動に無駄がなくて納得しかない。もはや科学と哲学のミックスジュースでした。

ロボットの「モノローグ」で進む物語が新鮮
バトル描写がうますぎて忘れそうになるけれど、基本的はバトルよりもオリジンの心の動きに重きをおいて描かれています。

オリジンというロボットの心の声(モノローグ)を中心に物語が展開するのが面白い。すべての行動に対して、ロボット的な思考で説明されていて、その思考がすごく論理的で科学的。

オリジンって感情がないんです。でもあるように見える。むしろ人間より人間らしい瞬間すらある。

合理性を追求してるはずなのに、なぜか孤独や迷いにぶつかって、それを乗り越えていく。

その過程がものすごく丁寧に描かれていて、「あ、このロボット、ちゃんと成長してる」と思える。こういう視点のSF、もっと増えてほしい。

こんな人におすすめ
SF作品ですが、『攻殻機動隊』(士郎正宗)とか『AKIRA』(大友克洋)とか『銃夢』(木城ゆきと)とかハード系サイバーパンクが苦手な人でもおすすめできる作品。

世界観的には現代日本の延長線上にあるので、とても読みやすいです。バトルよりも心の動きに重きを置いた作品を読みたい人、胸がぎゅっとなる人間ドラマが好きな人に刺さる作品だと思います。

『クリリンのことかー!』的な王道展開ではありますが、広瀬マイの死がオリジンの感情が生まれるきっかけになる展開はやっぱり熱い。

それまで演算だけで動いてたオリジンが、自分の中の何かに気づく瞬間が良かった。

しかもそれをセリフや表情で描き分けるBoichiの画力と演出力が本当にすごい!

打ち切りじゃないと思うんだけど、終盤の展開が少し駆け足だったなぁ。フェルミ様の正体が結局なんだったのか、その辺スルー気味だったのが惜しい。どっかで語られてた?

全体としては十分に満足感あるラストでした。

まるで感情があるみたいな表現を、感情がないけど感情があるように振る舞っているという状態で成立させるって…どうやって描いてるんだBoichi。

類似作品 こちらもオススメ!

人間の姿をしたロボットが感情や意思に目覚めていくという点では、『PLUTO』(浦沢直樹)もかなり近いテーマです。 『わたしは真悟』(楳図かずお)は、子どもと機械の自我の交差点を描く異色作で、衝撃度はトップクラス。

漫画ではないけれど、アニメ映画の『イブの時間』(吉浦康裕)、『アイの歌声を聴かせて』(吉浦康裕)、ゲームの『Detroit: Become Human』(Quantic Dream)も、ロボットと人間の境界を描いた作品として一度は触れてほしい名作です。

あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

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『Dr.STONE』でBoichiを知ったっていう人も多いと思うけど、『ORIGIN』を手に取ったら、こう思うはず。「え、この2つ同時期に描いてたの!?」って。

しかも両方週刊連載両方フルパワー。冷静に考えても、意味がわからない(褒めてる)

元々は韓国で漫画家として活動していて、日本でここまで存在感放ってるのほんとにすごいことなんですよね。 『Dr.STONE』のように、原作と組んで作画を担当してる作品も多いけど、どれもBoichiらしさで溢れてる。あれだけの個性を出しながら、「原作殺し」にならず、ちゃんと作品のバランスを壊さないって地味にすごいことだと思います。

長編も面白いですが、SF短編系も本当にいい作品ばかりなので、読んだことない人はそちらもぜひ。

まだBoichi作品を読んだことない人は、まずは万人向けな『Dr.STONE』からがおすすめです。少年誌的な王道展開と科学の面白さがちょうどいいバランスで詰まっていて、入り口としてぴったり。その後『ORIGIN』、そしてSF短編へと進めばもうすっかりboichi沼です。

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【リアルSF漫画家】かわぐちかいじのオススメ作品ランキング!https://mangakarankings.com/223https://mangakarankings.com/223#respondMon, 29 Aug 2016 12:10:54 +0000http://mangakarankings.com/?p=223

タイムトラベルもの・軍事モノ・政治モノ漫画。 といえば漫画家「かわぐちかいじ」をおいて他にいない。 とはいえ、最初の頃はなかなか売れずに苦労した漫画家でもある。実はかわぐちかいじの最初のヒット作は麻雀漫画なのだ。(片山ま ... ]]>

タイムトラベルもの・軍事モノ・政治モノ漫画。

といえば漫画家「かわぐちかいじ」をおいて他にいない。

とはいえ、最初の頃はなかなか売れずに苦労した漫画家でもある。
実はかわぐちかいじの最初のヒット作は麻雀漫画なのだ。
(片山まさゆきとほぼ同時期にヒット)

その後徐々に好きな作品が描けるようになっていって、
今のスタイルが出来上がった。

人間味あふれるキャラも特徴的で、
講談社漫画賞は3度も受賞。
(アクター、沈黙の艦隊、ジパング)

太陽の黙示録で小学館漫画賞も受賞している。

代表作の「沈黙の艦隊」「ジパング」はもちろん、
他の作品も海軍の戦いものだけでなく、政治や野球や災害パニック系など
どれを読んでもSFなんだけど、どこかにリアルさが潜んでいて、
ワクワクせずにはいられない!

なんでも、お父さんは本当に船に乗っていたとかで、
リアルさはその辺からくるものなのかも。

そんなかわぐちかいじのおすすめ作品ランキング!

8位 兵馬の旗(ひょうまのはた)

(作品解説)
主人公は徳川幕府の旗本で、なんとヨーロッパ留学経験者!
幕末の激動の中で、留学経験から日本の将来の道を探る、幕末マンガ!
新鮮組、勝海舟など、実在の人物のも登場し、銃士隊の戦闘シーンもカッコイイ!
歴史好き、ミリタリー好きな人にもばっちり!

(感想)
幕府からの西欧留学生自体は存在したが、この主人公はフィクション。

留学時代のエピソードもあるので、
侍がヨーロッパに留学し、そして帰ってきて何を為したのか!?
このなストーリーにロマンを感じる人にはオススメ!

日本で内戦が起き、武士が刀と鉄砲、
大砲で戦っていた不思議な時代の雰囲気を体感!

日本が占領されなかったのは、
兵馬たちみたいなご先祖が頑張ったからなのかもしれない。

7位 僕はビートルズ

(作品解説)
ビートルズの曲をコピーして演奏するバンド「ファブ・フォー」。
その力量はかなりのものだったが、メンバーの一人がバンドを抜けると言い出した。
駅でもみ合いをしているメンバーは、勢い余って線路へ転落。
気が付くと、ビートルズ誕生前の日本にタイムスリップしていた。

(感想)
来ました!かわぐちかいじのタイムスリップもの!!
しかも「ビートルズ」ネタです。

かわくじかいじっていうと、戦争ものとか難しい題材が多いイメージだったので、
ジパングと同じタイムスリップ作品でも新鮮。

タイムスリップ作品といっても、
僕はビートルズは最近のかわぐちかいじには珍しい原作付きマンガ。

モーニングの新人漫画賞を原作で始めて受賞したという、
藤井哲夫の作品の作画を担当したマンガ。

苦悩しながらも、それぞれの道を選んでいくメンバーに
「えーっ!このまま本当にビートルズにとって変わっちゃうの?マジっすか!!」
と思いつつも、そんな展開も見てみたくて、どんどんページが進んでしまった。

ちょっと最後は物足りなさを感じたけど、タイムスリップもので
ifが現実になってしまうと面白さが後半にいくにつれて
減っていくのはある程度しょうがないのかな。

6位 Eagle(イーグル)

(作品解説)
まさかのアメリカ大統領選がテーマという異色の政治マンガ!
大統領選に出馬するキャラがなぜか日系人という、かわぐちワールド!
共和党代表選、資金、広報活動、銃規制問題などなど、後の世にトランプという候補が出てくるのを作者は知って狙ったんじゃないかとすら思える。

(感想)
日本で政治を描きながら
ちゃんと面白い漫画を書ける数少ない漫画家かわぐちかいじ。
さすが制度なんかはしっかりしてる。

ちょうど大統領選の時に読みなおしたので、よけい面白かった。
アメリカの大統領選よくわからなけりゃ、これ読んどけって感じ。

ただかわぐちかいじの漫画だけ読んでたら間違いなく思想偏るぞw

女性キャラの描き方はいつものかわぐち先生なので、
萌え要素はゼロ!そこは諦めて読むべし!

5位 空母いぶき(くうぼいぶき)

(作品解説)
自衛隊で初めての空母を作ったら尖閣諸島に中国軍がやってきた!
という、作者がついに描いちゃったよ!という雰囲気にあふれる現代軍事マンガ。
まだまだ巻数は少ないけど、これから間違いなく、色んな意味で話題になると思われる。

(感想)
まず、1巻を読んだら、
「あー、かわぐちかいじは前からこれ書きたかったのかも?」
という気合のいれっぷり。

とある中国人将校の目が笑わなさすぎるのが怖いw

空自と海自の派閥?みたいなのも描かれたり、
外交シーン、閣議シーンなど、戦闘以外もオススメ!

というかそれもメインか?

そして、やたらぶっ飛んでる艦長に巻き込まれてる隊員達が心配だw

今だけ4巻まで無料(6/12まで)

4位 太陽の黙示録(たいようのもくしろく)

(作品解説)
かわぐちかいじが、日本沈没したらどうなる?という地震大国永遠のテーマに取り組んだマンガ。
といっても大地震や火山の噴火での悲惨な状況を描いたマンガでは無い!
メインは日本沈没後、世界中に難民として散り、海外で生活する日本人たち、そして大国アメリカ、中国の思惑!

(感想)
作者がアメリカと中国をどう見てるかは少なくとも伝わってくるw

日本人の難民キャンプでの生活、
移住先の現地人との摩擦なんかは良く書かれてるなー。

ニュースで見ても「難民問題?大変だねー」くらいだったのが、
少し問題理解が進んだ気がする…が気のせいかも(笑

序盤で台湾に牛肉麺食べに行きたくなること間違いなし!

3位 生存~Life~(ライフ)

(作品解説)
余命短いオジサンが、時効目前になった娘の事件の真相を追っていくという、一見よくある?ミステリーマンガ。
しかし、この本は何と言っても、原作:福本伸行 作画:かわぐちかいじ という巨匠コンビがタッグを組んでいるのが最大の特徴。

(感想)
福本伸行ランキングに載せても良かったんだけど、
作画はかわぐちかいじなのでこちらに。

このコラボって、どっちのファンが多いんだろ?
やっぱ福本伸行が好きでって人が多いんだろうな。

告白よりもかわぐちかいじの作画がマッチしてたなぁ。
面白かった。

これかわぐちかいじはどれくらい関わってたんだろう。

絵だけなのかな?
それくらい細部のセリフまで福本節に溢れてるw

カイジのようなザワ…ザワ…感はもちろんないけど、
読み進むと時折にじみ出る、圧倒的……福本伸行感っっ……。
たまに絵がカイジ風に見えてしまう程、原作の強さがでる箇所がある。

かわぐちかいじも福本伸行もどちらもコアなファンがついてる漫画家。

少なくともこの二人のコラボで
まだまだ他の漫画を見てみたいと思える出来。

2位 ジパング

(作品解説)
海上自衛隊のイージス艦「みらい」は、ミッドウェー沖で任務中に謎の嵐に巻き込まれる。
嵐を抜けると、そこは第二次世界大戦中のミッドウェー沖であった。
タイムスリップしてしまった「みらい」と隊員たちの運命やいかに・・・。

(感想)
戦国自衛隊をもっとリアルにしたような作品。

イージス艦ごとタイムスリップしちゃうとはね。
これは考えなかった!さすが、かわぐちかいじ先生。

確かにね!今の文明を過去に持っていったら、どうなったんだろうって思うもの。

現代の技術を第二次世界大戦の頃に持ってったらさ、もうね。
何やっても圧勝ですよ!!その圧倒的な強さで勝っちゃう痛快さ!

けど、ちゃんと燃料や食料の問題とか、圧倒的な強さ故に、
命の重さと歴史を変えたんじゃないかと苦悩する隊員たちの人間ドラマなどなど。
ただタイムスリップしてつえーっていうだけじゃないところもいい。

最初の頃は、テンポもよくて、沈黙の艦隊のタイムスリップ版のような感じで、
めちゃくちゃ面白いと思ったけど、中盤からのテンポの悪さが残念。

途中までならランキング1位でもいい作品なんだけどな。

ちょっと長く続けすぎたなって感じ。
それでも仮想戦記ものとしては充分おすすめできるレベル。

でもタイムスリップという定番ものを、真剣かつ大胆にやっちゃう、
かわぐちかいじが好きだ!

第二次世界大戦の細かい戦歴のこともわかっちゃう漫画w

1位 沈黙の艦隊(ちんもくのかんたい)

(作品解説)
かわぐちかいじの長編政治マンガの代表作。
日本の原子力潜水艦が脱走!暴れ回る(政治的にも軍事的にも)!
今読むと当時の世界の雰囲気が伝わって面白い。
大国間の思惑とかを見れるのもこの作品ならではか。

(感想)
海江田艦長のアゴにさえ慣れれば読者の勝ち!
あとは潜水艦やら政治家の慌てる様子を楽しむだけw

潜水艦が無双するナンチャッテ軍記ものデショ?ツマンネ。
と思うことなかれ。

衆院選やら、日米同盟やら、政治メインの潜水艦マンガ。
と書いても意味分かんないけど、この政治とのからみがヒジョーに面白いのだ。

実際には色々と考えられないことだらけなんだけど、
胸が晴れるシーンも多いのでは?

かわぐちかいじ作品で迷ったらまずはこの作品をオススメ。

ト○ンプ大統領になった日にはこのマンガを現実化した方が良いかもww

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あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

注:この記事内にアンケートがあります。アンケートへのご参加をお願いします。

基本、海江田と深町の2パターン覚えておけばOKだな。
どの作品も読んだ瞬間にそのキャラが冷静タイプか激情型かがわかるw

沈黙の艦隊読んだのはもうだいぶ前だけど、ランキング並べてたら
「これよりは面白かった。」「これよりは上かなぁ」
ってやってるうちに結局1位に置いてしまった(汗)

難解さとエンターテイメントのバランスがすごく良かったんだよな。
思い出補正だいぶ入ってるから今度読みなおそう。

終わり方が雑っていう評価も多いかわぐちかいじ。
(ある意味浦沢直樹とも似てるな)

それでも仮想戦記系の漫画は投げっぱなしが多い中で、
ちゃんと終わらせてるだけでも立派だと思う。

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https://mangakarankings.com/223/feed0
【学ランヤンキーの終焉】高橋ヒロシのおすすめ漫画作品ランキング!https://mangakarankings.com/70https://mangakarankings.com/70#respondMon, 12 Sep 2016 10:26:33 +0000http://mangakarankings.com/?p=70

平成の不良漫画・ヤンキー漫画において、漫画史に残るで漫画家といえばこの人をおいて他にいない。 そう、高橋ヒロシ(たかはしひろし)だ! それまでの、ビーバップや湘南爆走族などの、ツッパリ、短ラン・長ラン・特攻服というイメー ... ]]>

平成の不良漫画・ヤンキー漫画において、
漫画史に残るで漫画家といえばこの人をおいて他にいない。

そう、高橋ヒロシ(たかはしひろし)だ!

それまでの、ビーバップや湘南爆走族などの、
ツッパリ、短ラン・長ラン・特攻服というイメージを書き換えた功績はでかい。

全ての作品において、不良や元不良達の
抗争、男の友情、男の生き様を熱く描いている。

「一人で部屋にとじこもってりゃなんにも起きねーけどよ・・・
それが苦手なオレたちにはいろいろ起こるってことなんじゃねーの!」

「強くなりたいと願うことは構わない。
だがそれは他人と比べるようなもんじゃないんだ!
他人は他人、自分は自分!人生全ての答えは己の中にあるんだ!」
等々、名言として語り継がれるセリフも山のようにある。

そんな高橋ヒロシの男だらけのヤンキー漫画ランキング!

6位 続クローズ外伝

(作品解説)
続クローズ外伝は、「クローズ」の外伝的な短編集のうちの一つ。
題名には「続」と付いてはいるが、「クローズ外伝」の続きというわけでもなく、これはこれでまた違ったキャラたちの独立した外伝として楽しめるようになっている。
内容としては、四代目武装戦線編の前編後編に加えて、木津京介編の前編後編が収録されている。

(感想)
この外伝では四代目の武装戦線の話に「万馬券」と書かれた馬のマスクを被った
「ドスケン」さんというなんとも強烈なキャラが出てくる。

しかもそのマスクを脱いだ外見がまたかなり強烈で、
どっかのヤクザのオッサンにしか見えないといった感じw

それなのに中身はちゃんとした熱い男で、
多くの仲間たちからも慕われているというのがまた良い。

そしてもう一つの短編「木津京介編」の主人公の京介にも
安定した熱い魅力があるので、クローズファンなら読んで損はない作品。

5位 クローズ外伝

(作品解説)
クローズ外伝は、その名の通りに「クローズ」に登場する主要なキャラたちの中学生時代を描いた外伝的な短編集。
海老塚三人衆ことポン・マコ・ヒロミ編、武装戦線の阪東ヒデト編、そしてクローズの主人公である坊屋春道編が一冊に収められている。

(感想)
この外伝はクローズ本編読んだ人用の内容。
(ワーストとは直接関わりはない)

この作品のいいところは、
クローズのメインなキャラたちの過去の話がいろいろ見れるところ。

個人的には武装の阪東の性格がより深くわかったりしたのが良かった。

あとはやっぱりクローズの主役である
坊屋春道の中学時代の伝説が描かれてるのがポイント高いっす。

春道ファンなら迷わずおすすめ!。見るべし!

4位 その後のクローズ

(作品解説)
高橋ヒロシが描く大人気の不良漫画「クローズ」のその後を描いた外伝。
のちに「クローズ」の続編として発表された「ワースト」の中で主要なキャラとなる河内鉄生を主人公として描いたセニドクロという短編と、クローズやワーストの主な舞台である鈴蘭男子高校で化け物じみた強さを見せる花木九里虎に焦点をあてた鈴蘭という短編が収録されている。

(感想)
この漫画はクローズやワーストのファンなら必見といった内容。
というよりもクローズとワーストの間の話なので、
ワースト読む前に読んどくことをおすすめする。

なぜならワーストの中でも一、二を争う人気キャラである河内鉄生と、
花木九里虎のエピソードがたっぷりと見られるから。

まさにファンにとっては最高に豪華なセット!

そのうえクローズでおなじみの個性的なキャラたちも
ちゃんと物語に絡んでくるんで、読んで損は無い作品。

3位 WORST(ワースト)

(作品解説)
前作『クローズ』の27期生・ゼットン世代が3年生になった鈴蘭男子高校が舞台。
新入生・月島花が鈴蘭初の番長を目指し奮闘していく3年間が描かれている。
今作は、鳳仙学園、黒焚連合、武装戦線達との絆や、ライバル・天地寿との戦いが見どころである。
もちろん、春道のバックルは、ゼットン、九里虎、花へと受け継がれている。

(感想)
クローズを見てたほうが楽しめるけど、
見てるといろいろ言いたくなる漫画。

クローズと比べて名台詞や盛り上げる演出が多くなってる気がする。
(を狙った言い回しや演出)

逆に喧嘩のシーンはより淡白になってる印象。

春道と比べちゃうせいもあるけど花はやっぱり残念。
武装戦線が一番面白いってのはどうなの。

キャラが死ぬっていうのもあんまり。
メジャーみたいな必然性とか、
特攻の拓みたいなドラマ性があれば全然いいんだけど。

クローズの時は別に嫌じゃなかったんだけどなぁ。

マンガとしては普通に面白いんだけど、
クローズとどうしても比べちゃうな。

またそのうち続編やるんかね?

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2位 QP(キューピー)

(作品解説)
前髪に特徴があるのでキューピーとあだ名をつけられた主人公・石田 小鳥。
高橋ヒロシの他の漫画と同じく不良の喧嘩が芯にあるストーリーだが、その悲哀にも目線が向けられていて、読んだ後心に残る。

(感想)
クローズは、喧嘩の強さを比べ合う
不良漫画特有の躍動感(はないか?)とか楽しさが溢れてたけど、
このQPの戦いのシーンでは銃とかバンバン出てきて
喧嘩というより暴力といったイメージ。
(といっても怖い!というほどのレベルではないけどね)

中学生編と高校生編もあるけど、本編は大人になってからの話なので、
不良というよりはヤクザよりの漫画だね。

なんかね、クローズの頃にはなかった空気感みたいなのがある。
これから抗争に巻き込まれていくんだろうな〜といういやな感じとか。

もちろんところどころに高橋ヒロシらしい爽快感もあります。
全8巻の割に読み応えがあっておすすめ。

1位 クローズ

(作品解説)
不良高『鈴蘭男子高校』を舞台に、転校生、坊屋春道が大暴れ!
永遠のライバル・リンダマン、鳳仙学園、黒焚連合、武装戦線達との熱いバトルが見逃せない。
物語は春道、ヒロミ、マコ、ポンの25期生を中心に進んでいく。

(感想)
不良マンガの醍醐味満載。

正統派不良漫画はやっぱりチャンピオン。

鈴蘭最強のリンダマンとの名勝負!
クローズの中での最強決定戦はやっぱりこの二人。

他にも外せないのは27期生のゼットン世代。
県南戦で1年生ながら自分たちの手柄を立てようとする
その姿がすでに鈴蘭を背負っている。

鈴蘭のてっぺんを目指すものとして、
春道のベルトのバックルがその後ゼットンへと受け継がれている。
これはその後のワーストでも描かれてます。

ボンタン・短ランの不良漫画を終わらせてしまったマンガ。

春道風にスカジャンを着たくなる。

スラムダンクや小林まことからの影響も大きいみたいなので、
読み比べてみるのもおすすめ。

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あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

注:この記事内にアンケートがあります。アンケートへのご参加をお願いします。

ランキングだとやっぱりクローズがトップかな。
クローズ以降の高橋ヒロシ風マンガの乱立は凄かった(笑)

加瀬あつしも所十三にも、西森も森田も
ヒットした不良漫画家はみんな違う作風に意向してて、
デビューからずっとヤンキー漫画を描き続けてる漫画家は
以外と少ない。パッと浮かぶのは田中宏ぐらいか。

一貫してヤンキー漫画描き続けてて、ヒット続けてるのはスゴイ。

でも高橋ヒロシの漫画は作品全体としては好きなんだけど、
改めて読み直してみると嫌いなとこもけっこうあるなぁ。

戦闘シーンに動きがなくて、ナレーションで全部説明するとことか。
(高橋ヒロシの思いをキャラに喋らせまくってるからそりゃ名言も増える)

高橋ヒロシのその時ハマってるもの無理やり差し込んでくるとことか。
(ダーツとか麻雀とかいらん。)
何よりも好きなアーティストのゴリ押しが好きじゃない。歌詞多すぎ。

後は外伝出し過ぎ(別人スピンオフ含めて)…。
もう、ちばあきお方式で延々とクローズ続けてくれた方がうれしい。

不良漫画全体のランキングだと、同系統なら
個人的にはろくでなしBLUESの方が好き。
(向こうもブルーハーツ押しだけどクローズほど嫌じゃない)

追記:なんて描いてたら久々の本人作画の新連載『ジャンク・ランク・ファミリー』きたね。

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幻想的な世界観に魅了される!出水ぽすかのおすすめ漫画作品ランキング!https://mangakarankings.com/2902https://mangakarankings.com/2902#respondTue, 25 Jun 2024 11:03:07 +0000https://mangakarankings.com/?p=2902

「出水ぽすか(でみずぽすか)」は幻想的なファンタジー表現が魅力の女性漫画家、イラストレーター。 出水ぽすかの作品は緻密な描写とダイナミックな構図で、読者を一瞬でその世界に引き込む力があります。 漫画作品としては、主にコロ ... ]]>

「出水ぽすか(でみずぽすか)」は幻想的なファンタジー表現が魅力の女性漫画家、イラストレーター。

出水ぽすかの作品は緻密な描写とダイナミックな構図で、読者を一瞬でその世界に引き込む力があります。

漫画作品としては、主にコロコロコミックなど、小学館の子供向け雑誌に多くの作品を発表しています。

そんな中で、『ポピィの願い』の読み切りをきっかけに集英社に舞台を移し、白井カイウとタッグを組んだ『約束のネバーランド』で大ヒット!

そんな魅力満載の出水ぽすかのおすすめ作品をランキング形式で紹介します!

注意

このページは作成中のため、まだランキング形式になっていません。作品が追加され次第追記していきます。

約束のネバーランド(やくそくのネバーランド)

あらすじ・作品解説
『約束のネバーランド』は、孤児院に集められた子供たちが世界の真実を知り、自らの自由を手に入れようと奮戦するSFダークファンタジー。
主人公エマは、ある日里親に引き取られることになった少女コニーの忘れ物に気づき、ノーマンと共に急いでコニーを追いかける。
「近づいてはいけない」とママ(イザベラ)に言われていた門に行き、コニーを探すが、そこにいたのはこと切れたコニーと恐ろしい「鬼」だった。
自分たちが鬼の食料として育てられていたという真実を知ったエマとノーマンは、博識で冷静なレイを引き込み、孤児院からの脱出計画をスタートさせるが…。
「このマンガがすごい! 2018」ではオトコ編1位に。2019年にアニメ化、2020年には浜辺美波主演で実写映画も公開された人気作。
(原作:白井カイウ)

ジャンプでは異色のダークファンタジーサスペンス!

おすすめポイント・感想・レビュー
ジャンプではヒットは難しいとされているファンタジー漫画。

序盤の雰囲気は本当に少年ジャンプっぽくないんだけど、面白い!

サスペンス・ホラー・ミステリーの要素もあってグイグイ引き込まれます。少年誌の体を保ちながら大人も楽しめる内容になっています。

引き込まれるストーリー展開
物語の序盤、グレースフィールドハウス脱獄編は特に高評価です。緊張感あふれる脱獄劇は初期のデスノートを彷彿とさせる緊張感!

ママとの駆け引きと頭脳戦をメインに、孤児院からの脱出を図るエマたちの奮闘は手に汗握る展開。

とにかく展開が読めない漫画で終始ドキドキしっぱなしでした。

ハウス脱獄編ではとにかくイザベラ、クローネのシスター達がめちゃくちゃ怖かったなぁ。そんでもって最終的にはどちらにも泣かされます。

異色のアクションファンタジー
ハウス脱出後は、これまでのサスペンス調から一気にファンタジー色、アクション色が強くなります。

ミネルヴァ編、ゴールディ・ポンド編と、旅を通して、最初は逃げるしかなかった鬼たちを倒せるようになっていくエマたちの成長も見どころ。

こんな人におすすめ
個人的には、GFハウス脱獄編とゴールディ・ポンド編が好きでした。

脱獄までが楽しかったという評価もあるけれど、その後も十分に面白い。ただ、脱獄編が異常に面白すぎた。汗

いい意味でジャンプの中では浮いていて独特の空気感をもった作品でした。

ジャンルは違うけど、『デスノート』とか好きな人には特におすすめです。

全体的にキャラがぼんやりしていたのは残念だったかな?(特にサブキャラ)

クローネやユウゴなど魅力的なキャラほど早々に離脱してしまったし。ドン、ギルダくらいまでしか名前思い出せない。

終盤は完全にエマ一強で、レイや復活したノーマンですらモブのような扱いに。

全体的には最初から最終話までずっと楽しめた作品でしたが、後半は思った以上に普通の少年漫画でしたね。

無駄に長く続き過ぎなくてよかったと思う反面、もう少し丁寧に描いて欲しかった部分も。

打ち切りというわけではないと思うけど、途中人気が落ちたせいなのか元々のプロット通りなのか、七つの壁編やノーマンとの再会後の話はもっと丁寧にやって欲しかった。

傑作スタートの最終的に良作という感じでした。

気になっていた方は、まずは序盤だけでも読む価値ありです!

類似作品 こちらもオススメ!

小説の『わたしを離さないで』と良く似ていると言われています。漫画でジャンプ作品だとやっぱり小畑健の『デスノート』ですね。諫山創の『進撃の巨人』とも設定が近いかな?個人的には世界名作劇場みたいな絵で実はSFだった『ファンタジックチルドレン』というアニメを思い出した。

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https://mangakarankings.com/2902/feed0
ニッチな青春漫画といえば!河合克敏のおすすめ作品ランキング!https://mangakarankings.com/49https://mangakarankings.com/49#respondSun, 15 Aug 2021 23:57:10 +0000http://mangakarankings.com/?p=49

『帯をギュッとね!』、『モンキーターン』、『とめはね!』。 作品数は少ないながらも、出す作品が必ず一定水準以上の高評価を受ける漫画家、「河合克敏(かわいかつとし)」。 ヒット作3本っていう漫画家はいても、デビューから3作 ... ]]>

『帯をギュッとね!』、『モンキーターン』、『とめはね!』。

作品数は少ないながらも、出す作品が必ず一定水準以上の高評価を受ける漫画家、「河合克敏(かわいかつとし)」。

ヒット作3本っていう漫画家はいても、デビューから3作続けてハズレ無しっていう漫画家は少ないんじゃないでしょうか。

しかも、ただ単によく調べて描いているだけではなく、めちゃくちゃ面白いエンタメに仕上げているのがすごい。

青春の空気感を表現するのがホントに上手で、王道で描いても十分に面白いはずなのに、なんの縛りプレイか選ぶのはニッチなテーマばかり。笑

マイナーな題材で部活動漫画、青春マンガを描かせたら、この人の右に出るものはいないんじゃないか?

そんなニッチな世界を描き続ける漫画家、河合克敏のおすすめランキングまとめ!

3位 モンキーターン

あらすじ・作品解説
『モンキーターン』は、河合克敏による競艇をテーマにしたスポーツ漫画。
主人公の野球少年の高校生、波多野憲二(はたのけんじ)。
ある日、高校の担任と、競艇選手をしている卒業生に連れて行かれた競艇場での、モーターボートと出会いをきっかけに、野球を辞め、競艇選手を目指すことになる。
高校卒業後、競艇選手の養成所に入学した波多野。仲間やライバルたちとともに、過酷な研修生活が始まる。
主人公の波多野憲二が競艇の魅力に引き込まれ、プロの競艇選手として成長していく姿を描いていく。
1996年から2005年まで「週刊少年サンデー」で連載され、全30巻で完結。1999年に第45回小学館漫画賞を受賞。2004年にはテレビアニメ化もされている。

競艇の魅力を詰め込んだ名作漫画!

おすすめポイント・感想・レビュー
スポーツ漫画の隠れた名作『モンキーターン』

河合克敏作品の中ではこの作品が一番知名度高いかな?

競艇漫画といえば『モンキーターン』というくらい、競艇を題材にしたマンガとしては、後にも先にもモンキーターン以上に有名な作品はないんじゃないかな?しかも連載が少年誌というのも珍しい。

その熱いストーリーと個性豊かなキャラクターたちに引き込まれること間違いなしです。

競艇の魅力をリアルに描きながら初心者でも楽しめるストーリー
少年漫画のメインターゲットのほとんどが知らないであろう競艇という題材を、丁寧にわかりやすく描きながら漫画としてもちゃんと面白いのが『モンキーターン』の魅力。

競艇という馴染みの薄いスポーツをここまで熱くそして丁寧に描いた作品は他にない!

新人時代から積み上げていくので、競艇については主人公と一緒に理解していけます。

現実の競技なので、派手な技みたいのはあんまりないけど、そこは漫画家「河合克敏」の圧巻の表現力。手に汗握るレースが展開されていきます。

実際にこの作品をきっかけにボートレーサーを志した人や、初めて競艇場を訪れたという人も多いはず。

ラブコメ要素と三角関係
『帯をギュッとね!』の頃から、河合克敏作品の主人公は最初から恋人がいたり、あまり男女の恋愛を作品に取り入れないスタイルが特徴。

今回も最初から許嫁に近い存在の幼なじみが存在するのですが、予期してか知らずか、後半はだいぶ恋愛要素が強くなってます。

恋愛要素入れる気ない設定でスタートするくせに、メインじゃないヒロインが魅力的なのは相変わらず。笑

河合克敏作品でここまでラブコメ要素が強くなった作品は珍しいんじゃないかな?

こんな人におすすめ
『モンキーターン』は、競艇の魅力を存分に伝える熱い物語です。競艇ファンはもちろん、競艇を知らない人でも楽しめること間違いなし!

漫画を読んだ段階では、競艇には行ったことも見たこともなかったけど、とにかく面白い。

見事にスポ根青春マンガになっていて、ギャンブルとしての競艇好きじゃなくても楽しめる内容になっています。

しかし河合克敏の青島愛がすごすぎて、後半は青島がメインヒロインにしか見えませんでしたw

河合克敏自身もあとがきで語っていたけれど、青島エンド見たかったですね。

あの設定から澄をフッて青島を選ぶ展開は、さすがに当時の少年誌の主人公には出来ない選択だったか。

今作では予想外に後半ラブコメ要素が強くなってしまったけど、三角関係な展開は結局なかった方が良かったかな?

競艇を見たことも、舟券を買ったこともなくても、読んだ後は競艇場に行きたくなるはず。

類似作品 こちらもオススメ!

同じ競艇を扱った漫画で長期連載した作品だと、小泉ヤスヒロの『競艇少女』くらいでしょうか?こちらは青年誌で女性主人公ですが、『モンキーターン』と連載時期も同時期で、本栖研修所時代とプロ時代を描いた作品。

2位 とめはねっ! 鈴里高校書道部(とめはねっ すずりこうこうしょどうぶ)

【あらすじ・作品解説
主人公の大江縁(おおえゆかり)は、内気な少年で、小学2年生の時から中学3年生までカナダに住んでいた帰国子女。
高校入学とともに日本に戻ってきた大江縁は、入学式で隣り合わせになった柔道の強い女の子、望月結希(もちづきゆき)に一目惚れする。
二人は先輩たちの策略によって、廃部寸前の書道部に入部することになるのだった。
作中の書道作品は、現役の高校生や書道経験者から一般公募で募集された。
書道監修は武田双雲。2010年にNHKでテレビドラマ化されている。

おすすめポイント・感想・レビュー
作者の河合克敏はニッチな世界を描くのが本当に上手い。

まさか書道漫画がこんなに面白くなるとは。

書道部を舞台にした漫画なんて、地味でパッとしないイメージだけど、見事にエンタメ作品になっています。

確かに、ストーリーも大きな事件があるわけでもなく割と淡々と進むんだけど、ついつい読み進めてしまう面白さ。

とにかく登場人物の心情が丁寧に描かれていて、この関係どうなるんだろ…と気になってしょうがない。個人的に優しい部長萌え。

弱気な主人公につい頑張れよ!と思ってしまう。

作中にいろいろな書道作品に触れることができるので、思わず書道をしたくなる。

1位 帯をギュッとね!(おびをギュッとね)

【あらすじ・作品解説
中学の柔道の昇段試験で出会った粉川巧(こがわたくみ)、杉清修(すぎせいしゅう)、斉藤浩司(さいとうこうじ)、宮崎茂(みやざきしげる)、三溝幸宏(みつみぞゆきひろ)の5人の少年。
同じ高校に入学して再開した5人は、柔道部のない浜高に柔道部を立ちあげることに。
コーチたちの指導のもと、全国大会優勝を目指して強くなっていく。
漫画家、河合克敏のデビュー作。
これまでのスポ根系のスポーツ漫画とは一線を画した、高校柔道部の爽やかな王道青春スポーツ漫画。

おすすめポイント・感想・レビュー】
今までのスポーツ漫画とはまったく違う爽やかな青春モノ。

『柔道物語』の小林まことも自分の作風に似た作品は読まないようにしていたけど、『帯ギュ』は読んでたというくらい王道のスポ根漫画とは全く別のベクトルの部活動漫画になっています。

新設の柔道部で、スポーツ漫画にありがちな上下関係が存在しないのも大きな特徴。

作者の河合克敏が柔道経験者ということで、試合のシーンはリアルに描かれています。

のめり込んで止まらなくなるタイプのマンガではないんだけど面白い。俯瞰で青春時代の部活を見てるような作品が醸し出す空気が好き。

恋愛要素の描き方があまりにもあっさりしてるのも印象的。

「花道が晴子さんの為にバスケを始めたり」、「トシが遠藤に惹かれたり」、「エーちゃんがなっちゃんと付き合ったり」と、ラブコメ要素も欠かせないスポーツ漫画で、最初から彼女持ちの主人公というのは衝撃的。

他のキャラの恋心もわざととしかいいようのないほど、あっさりとしてる。部活動を題材にしていて、あれだけのコマがそろっていながらそこを描かないマンガも珍しい。

だからこそ余計に爽やかに感じるのかもしれない。

コミカルで熱いストーリーが、「もう一度青春したい!」と思わせてくれる。

当時と比べると柔道のルールもだいぶ変わってしまっているけれど、今読んでもおすすめの柔道漫画です。

あとがき

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地味でニッチな作品を扱いながら実は3作もヒット飛ばしてるすごい漫画家、河合克敏のランキングでした!

帯ギュの柔道は別としても(といってもこの頃には柔道マンガはそれほどメジャーじゃなかった。『YAWARA』『柔道部物語』と連載時期はたいして変わらない)モンキーターンは競艇、とめはね!は書道と決して需要の高いテーマではないにも関わらず、これは驚異的。

まったく興味ない分野なのに、どの作品も読み終わった頃には自分でも始めたくなってます。

部活動・スポーツ漫画といえば、熱い試合シーン・そして、それと同じくらい定番なのが恋愛要素だけど、この恋愛要素の描き方が清々しいほどにあっさりとしているのも、河合克敏の特徴のひとつですね。

ランキングは帯ギュを1位にしたけど、一番衝撃を受けたのは『とめはねっ』かもしれない。書道っていう文化系の部活がこんなに魅力的な青春マンガになるとは。

次は何をテーマにする気だ?と、動向が非常に気になる作家ですね。(うどんちゃんだけは…ホント謎。笑)

読み切りで描いてたけど、自転車マンガも改めて連載で読んでみたい。

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圧倒的な画力と物語力!沙村広明のおすすめ漫画作品ランキング!https://mangakarankings.com/3438https://mangakarankings.com/3438#respondTue, 25 Jun 2024 10:07:49 +0000https://mangakarankings.com/?p=3438

繊細で緻密な描写が魅力の漫画家「沙村広明(さむらひろあき)」。 沙村広明の描く作品は、リアルで衝撃的な描写から、ユーモアたっぷりのコメディまで幅広く、多くのファンを魅了しています。 緻密なタッチと美麗な濃淡表現、臨場感あ ... ]]>

繊細で緻密な描写が魅力の漫画家「沙村広明(さむらひろあき)」。

沙村広明の描く作品は、リアルで衝撃的な描写から、ユーモアたっぷりのコメディまで幅広く、多くのファンを魅了しています。

緻密なタッチと美麗な濃淡表現、臨場感あふれる迫力のある動きやアクションシーンの表現、そして深いキャラクター造形と心理描写が特徴的。読んでいるうちにぐいぐいと引き込まれる作品ばかり。

国際的にも高い評価を受けた『無限の住人』をはじめ、孤児院を舞台にした衝撃的なドラマ『ブラッドハーレーの馬車』、アニメ化もされた『波よ聞いてくれ』など、時代物からコメディまで多彩な作品を発表している漫画家、沙村広明のおすすめ作品をランキング形式で紹介します!

3位 ブラッドハーレーの馬車(ブラッドハーレーのばしゃ)

【あらすじ・作品解説
おそらくは20世紀初頭と思われるある国。
この国では貴族・ブラッドハーレーの提案による、ある恐ろしい計画が毎年行われていた。
それは刑務所の囚人たちの脱走を防止するため、孤児院の少女たちを無期懲役の囚人に差し出すというもの。
貴族のブラッドハーレーは、自身が孤児院から引き取った養女たちだけで構成されている、歌劇団を経営しており、孤児院の少女たちにとって、ブラッドハーレー家からの呼び出しは、歌劇団の一員なることができる、夢への第一歩だったが、現実は囚人たちへの生贄となる者が大半だった。
激しい性的欲求と破壊衝動をもつ主人達は少女たちを恐ろしいまでに痛めつけ、当然ながら少女たちが生き残るわけはなく……。
無限の住人の沙村広明が、マンガ・エロティクス・エフで不定期連載。
グロさとエグさで話題となった、過酷な世界に落とされた少女たちの姿を描いた物語。


【おすすめポイント・感想・レビュー
とにかくエグい!

もう、なんでこんな話を思いついたのかと作者に聞きたくなるくらいグロい、エグい。

きっかけは「赤毛のアンのような作品を描きたい」と思って始めた連載らしいですが、ホントかよ。

1話完結のオムニバス形式の短編集のような形をとっていますが、登場人物が後で別の話に出てきたりと、独立した話を繋げる仕掛けがされています。

そこに気付くと、単なるエログロストーリーではなく、ある程度一貫性のある物語だと分かるんじゃないかなと思います。

とにかく本当にエログロいので、その辺りの耐性がある方向け。

とくに印象に残ったのはジェーンとルビーというふたりの少女の物語。

養女に選ばれたジェーンに嫉妬し、自分が養女に選ばれるために、ジェーンを殺害してまで手に入れたブラッドハーレーの養女になる権利。

貴族の養女となるはずだった彼女の末路が悲しい。

2位 波よ聞いてくれ(なみよきいてくれ)

【あらすじ・作品解説
北海道札幌市のカレー屋の店員、鼓田ミナレ(こだみなれ)は、彼氏に金を持ち逃げされたことをきっかけに、ラジオパーソナリティーの道を歩み始める。
作者は『無限の住人』の沙村広明。過去作とは打って変わって「人の死なない漫画」をコンセプトにしたヒューマンコメディラジオ漫画。
2020年にTVアニメ化し、アニメと連動した実際のラジオ番組も放送されるなど、大きな話題を呼んだ

漫画で描くラジオ漫画!

おすすめポイント・感想・レビュー
他作品でもキレのある台詞回しは垣間見えていましたが、正直沙村広明がこんな昨品が描ける漫画家だとは思ってもいなかった。

絵と文字しかないにも関わらず、主人公のミナレの声はおろか、番組合間のジングルまで聞こえると錯覚するレベル。

そんでもって作中のラジオ番組も面白いという完璧さ。漫画とい媒体でラジオ番組を完璧に描ききってます。

ラジオが題材だからってラジオ収録で台詞ばっかりの漫画というわけでもなく、ラジオの企画を主軸にロケや取材など毎回いろいろなシチュエーションでラジオ番組作りが行われていて飽きない。

番組の構成作家の取材旅行に着いていってロケ収録をするはずが、何故か新興宗教団体に監禁される羽目になったりと、なかなかぶっ飛んだ展開が多いのも特徴。

加えて登場キャラクターたちの恋愛模様も魅力の1つ。

構成作家の久連木を一途に想うADの瑞穂、ミナレに惚れているカレー屋の同僚の中原、その中原に恋する訳ありの女マキエなど、一癖も二癖もあるキャラクターが恋に揺れる様にニヤニヤが止まりません。

カッコいい女性キャラクターが登場する漫画が好きな方、。そして深夜ラジオ好きにおすすめ。特にお笑い芸人のオールナイトニッポンやJUNK好きにはたまらないラジオ漫画。

好きな回は、第10話『お前を飢えさせない』の生放送シーン。

ミナレ初の冠番組『波よ聞いてくれ』の第1回。当日に言い渡された番組内容は「自分を裏切った男を殺した女による架空実況」。

ミナレは全編ほぼアドリブで、恋人を殺した女の独白を演じ切る。ミナレのアドリブ力と肝の据わりっぷりを堪能できる名シーン。

キレッキレのワードセンスで架空の物語を語りきるミナレがカッコいい&面白くて最高でした。

1位 無限の住人(むげんのじゅうにん)

あらすじ・作品解説
『無限の住人』は、沙村広明による1993年から2012年まで連載された時代劇風アクション漫画で、漫画家としてのデビュー作にして代表作。
両親を「逸刀流」に殺された少女・浅野凛(あさのりん)が、死ねない不死身の体をもつ用心棒・万次(まんじ)と共に復讐の旅に出るところから始まります。
1997年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2000年にアイズナー賞最優秀国際作品部門を受賞。
アニメ化や三池崇史監督、木村拓哉主演での実写化もされおり、日本だけではなく、海外評価も高い作品。

不死の痛みと生きる意味を問うネオ時代劇!

おすすめポイント・感想・レビュー
『無限の住人』は、沙村広明が描く時代劇アクションの名作。

不死身の剣士・万次と、復讐を誓う少女・凛の壮絶な旅路を描いた作品です。

古さを感じさせない絵の美しさや緊張感溢れる戦闘シーンが魅力。デビュー作とは思えないほど最初から上手いんだけど、最初から最後まで読んでいると画力の進化がえぐい。

圧倒的な画力とダイナミックな戦闘シーン
読んでいるこちらにも緊張感が伝わってくるほどのアクションシーン!

不死ならではの戦いも魅力だけど、不死でありながら痛みを感じるところが面白い。

斬られても死なないことはわかっているけれど、めちゃくちゃ痛いから斬られたくない。そんな万次の気持ちが伝わってくるから、戦闘が不死者が無双するだけの作品にならずに妙にリアリティがあるんです。

不死者でありながら決して無敵ではなく、むしろ苦戦することも多い万次の泥臭い戦い方が好き。

キャラクターの成長と深いドラマ
有限の人生を生きる凛やその他の登場人物と、無限の時間を生きる万次との、異なる死生観を描いている作品でもあると思うんだけど、長い旅の中で、変化していく凛と万次の心情も見どころです。

仇討ちの対象である天津影久率いる逸刀流の剣士たちが、ただのチンピラ集団から、話数を重ねるごとにどんどん魅力的になっていくもよかった。

敵なのに退場してほしくないと思える魅力的なキャラばかりです。

こんな人におすすめ
『ブラッドハーレーの馬車』同様に、耐性がない人には苦痛なレベルの残酷描写が多く含まれるので、万人にはおすすめできませんがグロ耐性ある方にはおすすめです。

最終回まで本当に長かったけどようやく完結。連載中は長すぎて途中ダレた感じもあったけど、改めて単行本で一気読みしてみるとやっぱり面白い。

途中で離脱してしまった人も読んで損はない名作です!

ラスト、卍が自分の小指を見て凛や影久を思い出すシーン。もう完璧すぎる。

最終的には仇討ちを完遂した凛と万次ですが、最後の最後で天津影久が子孫を残すことを許さなかった凛がその後、子供を生む選択をしたことも興味深いです。

最終回であっさりと数十年が経過してしまったけれど、欲をいえば二人のエピローグをもう少し見たかった。万次と凛はどこかで再会を果たしてくれてたらいいな。

描こうと思えばいくらでも続編やスピンオフ作り放題な作品なので、いつか読み切りでも生き残ったキャラのその後を読んでみたいですね。

改めて読み直すと最初から最後まで無駄のない一本筋のストーリー。

類似作品 こちらもオススメ!

似ている作品はやっぱり三浦建太郎の『ベルセルク』でしょうか。『無限の住人』を説明するときに和風ベルセルクと説明するのが一番しっくりくる感じ。

あとがき

あなたの選ぶランキング1位作品は?

注:この記事内にアンケートがあります。アンケートへのご参加をお願いします。

ランキング1位はやっぱり『無限の住人』

改めて読み返すとやっぱり面白い。全く作風の違う『波よ聞いてくれ』も面白いので、完結したらまた順位変わるかもしれない。

『無限の住人』の最終回を読んで、京都で暴れまわる万次も見てみたいと思っていたけれど、続編で幕末編やりましたね!

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笑いと感動のバランスが魅力の漫画家!甲本一のおすすめ作品ランキング!https://mangakarankings.com/440645https://mangakarankings.com/440645#respondFri, 14 Jun 2024 13:04:26 +0000https://mangakarankings.com/?p=440645

コメディとシリアスが絶妙に絡み合う漫画家といえば「甲本一(こうもとはじめ)」! 甲本一の作品は、読みやすい絵柄とテンポの良いストーリー展開が特徴で、読者を引き込むユーモアセンスが光ります。 小学生時代『銀魂』にハマり、中 ... ]]>

コメディとシリアスが絶妙に絡み合う漫画家といえば「甲本一(こうもとはじめ)」!

甲本一の作品は、読みやすい絵柄とテンポの良いストーリー展開が特徴で、読者を引き込むユーモアセンスが光ります。

小学生時代『銀魂』にハマり、中学生の頃にはギャグコメ作家を目指し新人賞に応募した経験もある漫画家。

思うように結果が出ず、一度は諦め会社員となるが2年の期限付きで新たに漫画を描き少年ジャンプでの連載を手に入れます。デビュー作の『マッシュル-MASHLE-』は新しい世界観と独特のギャグセンスでジャンプの人気漫画の一つとなりました。

特に、個性豊かなキャラクター達とダイナミックなアクションシーンは、甲本一ならではの魅力。

そんな笑いと感動がバランスが絶妙な甲本一の作品の中から、おすすめの作品をランキング形式でご紹介します!

注意

このページは作成中のため、まだランキング形式になっていません。作品が追加され次第追記していきます。

目次 非表示

マッシュル-MASHLE-

あらすじ・作品解説
『マッシュル-MASHLE-』は、漫画家甲本一による、魔法が当然のように存在する世界「魔法界」を舞台にした漫画。
魔法が使えない主人公マッシュ・バーンデッドが、筋力だけで困難に立ち向かい、名門魔法学校イーストン校で「神覚者」を目指す物語。
2020年から2023年に『週刊少年ジャンプ』で連載され、全18巻で完結した。
累計発行部数は1000万部を突破し、日本だけでなく海外でも高い評価を受けている。
2023年にはテレビアニメ化され話題となった。

魔法界で筋肉無双!グーパンで全て解決する爽快ストーリー!

おすすめポイント・感想・レビュー
『マッシュル-MASHLE-』は、魔法が支配する世界で、魔法を使えない主人公が筋力で全てを解決する異色の漫画。

魔法と筋力の対比を描くユニークな設定と、ギャグとシリアスの絶妙なバランスが魅力の作品です。

筋肉で突き進む!物理特化のファンタジー
魔法の世界で、身体能力のみで無双する主人公マッシュ・バーンデッド。

まるで異世界転生のなろう系作品のような、マッシュのチート的強さは見ていて爽快!

ファンタジー世界を物理特化の筋肉のみで乗り越えていくという設定がユニークで、いい意味でライトに楽しめるストーリーが魅力。全体のテンポがとにかく良い!

筋肉というテーマを貫き通し、かといって無理にネタをひねり出している感じがないのが良い。筋肉でやれることを全部出しきったので終わり。という潔さ。

後半アニメ化で一気に人気が出たのにも関わらず、無理な引き伸ばしをせずに完結したのも好印象でした。

ジャンプの人気作品に!
マッシュの天然ボケや個性的な仲間たちとのやり取りが楽しく、バトルの中でも普通にギャグが差し込まれるので、ギャグのノリや笑いのツボが合えば最後まで楽しめます。

とはいえ、『マッシュル-MASHLE-』は、面白いけど傑作とまではいかない良作というのが正直な評価。

とにかく運に恵まれまくった作品だと思う。

アニメ化やCreepy Nutsによる主題歌「Bling-Bang-Bang-Born」が大バズリした影響もあって、あっという間に『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』、『僕のヒーローアカデミア』のような超人気コンテンツの仲間入りを果たしました。

『鬼滅の刃』と同様に、連載終了してからさらに売れた珍しい作品ですね。

こんな人におすすめ
「もしもハリー・ポッターの世界にワンパンマンがいたら?」この設定を面白いと思ったら、迷うことなく買い!

今作は飛び道具で一点突破みたいな作品だでしたが、今後さらに大化けする可能性がありそうな漫画家なので、次回作も楽しみです。

筋肉は裏切らない

類似作品 こちらもオススメ!

ついに『銀魂』読者世代が漫画家になる時代がやってたかぁとジャンプの世代交代を感じます。空知英秋の影響が強く感じますが、全体的なノリとしては澤井啓夫の『ボボボーボ・ボーボボ』の方が近いかも。

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実は女性漫画家!荒川弘のおすすめ作品ランキング!https://mangakarankings.com/30https://mangakarankings.com/30#respondWed, 06 Apr 2016 07:05:58 +0000http://mangakarankings.com/?p=30

実は女性漫画家、荒川弘!(つい最近知ったんです^^;) なぜか「あらかわひろし」と検索してもちゃんと引っかかるが、読み方は「あらかわひろむ」 描く漫画のほとんどが賞を受賞してしまう人気漫画家。タイアップも含めて、いろんな ... ]]>

実は女性漫画家、荒川弘!(つい最近知ったんです^^;)

なぜか「あらかわひろし」と検索してもちゃんと引っかかるが、読み方は「あらかわひろむ」

描く漫画のほとんどが賞を受賞してしまう人気漫画家。タイアップも含めて、いろんな雑誌でヒット作がほんとに多いです。

今回はそんな荒川弘のおすすめ作品をランキングにしてみました!

4位 アルスラーン戦記

(作品解説)
国を征服された王子が立ち上がる田中芳樹原作、荒川弘漫画の渾身の作品。
14歳で初陣を迎えた王太子アルスラーン。
しかし無敗を誇っていたパルス軍だが戦場の不可解な霧や味方の将軍の裏切りによって大敗北を喫してしまうこととなる。
戦場の中、生き残ったアルスラーン王子は国を取り戻すために立ち上がる。

(感想)
ファンタジー小説が原作なだけにストーリーや設定はしっかりと作りこまれてる。ひと頃よりファンタジー小説で興味ない人たちまで巻き込むヒット作品って少なくなったな。

荒川弘のファンタジー作品がそこまで好みじゃないんだけど、アニメは面白かった。今のところアニメ版をそのままなぞっている印象。エヴァの時もそうだったけど、アニメ先行の作品は純粋に漫画だけの評価付けづらい。

実はこの作品、コミカライズ化されるのは二度目です。一作目は中村地里の少女漫画。荒川作品とは全く別物なので気になった人は読んでみては。

荒川アルスラーンの方がだいぶ少年らしく描いてます。小説版のイメージがどっちよりなのかは読んでないのでわかりません。

とりあえずキャラの名前を覚えられないことが問題だ。

ガンダムだとフルネームで覚えられるのに。

3位 百姓貴族(ひゃくしょうきぞく)

(作品解説)
あの、荒川弘の原点がここにあり!
生まれも育ちも北海道。
開拓農民の血筋と、自らも漫画家になる前の7年間を農家として過ごしてきた生粋の百姓貴族のエッセイ。

(感想)
北海道酪農家の生活を荒川弘らしいコメディタッチで描いています。

他作品の巻末に載ってるおまけ漫画ね。ほぼあの感じ。

「ありえない!」を連発してしまうほどの酪農家エピソードの数々。父親のエピソードは、この親父をハリウッドに連れて行ったほうがいい!!と思わせるダイナミックさ。

それでも、面白いだけの話になっていないのは、農家の目線で語られる厳しい現実(規格外品の廃棄、牛乳の生産調整など)が、荒川さんの実体験として描かれているからだと思います。

日本初★農業エッセイ漫画を堪能させてもらいました。

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2位 鋼の錬金術師(はがねのれんきんじゅつし)

あらすじ・作品解説
科学ではなくて錬金術が発達した架空の世界を舞台にしたファンタジー。
主人公のエドワード・エルリックとその弟アルフォンス・エルリックは禁忌とされる人体錬成を行ったことで体を失ってしまう。
失った身体を取り戻すため、なんでも願いが叶うという賢者の石を求めて兄弟が旅をするストーリー。
発行部数が5000万を突破し、おそらくガンガンで一番売れたマンガ。
また、最終回が載った号の雑誌が至る所で売り切れ、2か月後位に再び雑誌に最終回が載ったのは有名な話。
二度にわたってテレビアニメ化されるなど高い人気を誇る作品で、小学館漫画賞や手塚治虫文化賞新生賞など数々の有名漫画賞を受賞している。

おすすめポイント・感想・レビュー
ヨーロッパの伝説を下敷きにしたダークファンタジー!

  • 両手を合わせてみたり、指パッチンで火を出したりというわかりやすい錬成ポーズ。
  • 中二心がくすぐられる七つの大罪から取られた敵のホムンクルスたちの名前。
  • 命という重いテーマを扱いながらも暗くなりすぎない絶妙のバランス
  • 間にはさまれる心に響く名言

などなど売れる要素が盛りだくさん。

「錬金術」「賢者の石」「ホムンクルス」みたいな単語にワクワクする人には無条件でおすすめ。

ストーリー構成もしっかり練り込まれていて、最初から最後まで飽きることなく読み進められます。途中退場かなと思ったキャラが再登場したり、テンションが上がる場面も。

ダークファンタジーではあるけれど、エドとアルの兄弟の愛情を主軸に描いてるので、少年マンガの王道的な部分もばっちり入ってる作品。

好きなセリフは、一巻の「立って歩け。前へ進め。あんたには立派な足がついてるじゃないか。」足を失っているエドワードだからこそ響く名言です。

女性漫画家、荒川弘だからこそ描けるセンスも発揮していて女性ファンが多いのも特徴の作品。

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1位 銀の匙 Silver Spoon(ぎんのさじ シルバースプーン)

あらすじ・作品解説
『鋼の錬金術師』で大ヒットした漫画家、荒川弘が次に描くのは農業漫画!
やりたいことはない。夢もない。勉強が好きなのに挫折した…。
そんな主人公の八軒勇吾(はちけんゆうご)が逃げ込んだ先は農業高校。未知の世界だったけど、どんどん興味が湧いてくる…。
都会育ちの少年が大蝦夷農業高校(エゾノー)に入学し、農業の厳しさや命の尊さを学びながら成長していく物語。
「マンガ大賞2012」受賞、アニメや実写映画化もされている名作。

笑いあり涙ありの農業青春漫画!

おすすめポイント・感想・レビュー
くそう!こんな素晴らしいマンガが書ける漫画家さんだったとは。ごめんなさい。

ガンガン系の漫画がイマイチな自分にとっては衝撃でした。サンデーに移っただけでこんなに自分の中で評価が変わるとは思っても見なかった。ファンタジー系の作品描いてる時より断然いい。好き。

この作品を読んだら、八軒くんの農業高校での生活を見て、自分も通ってみたい!という気持ちになること間違いなし。

中学生の頃にこの作品に出会っていたら、本気で農業高校への入学を考えていたかもしれないくらい魅力的な作品です。

農業と青春の組み合わせが新鮮
『銀の匙 Silver Spoon』は、少年誌では珍しい農業と酪農がテーマの作品です。

連載デビューがいきなりこのテーマの作品からだったらここまでのヒットになることはなかったでしょう。鋼の錬金術師で成功して自由に描ける力を手に入れた荒川弘だからこそ生み出せた傑作です。

農業経験のない八軒くんが送る農業高校で過ごす日々は新鮮な驚きと発見に満ちています。北海道の大自然を背景に、実際の農業体験がリアルに描かれており、読者も一緒に体験しているかのような気分を感覚にさせてくれます。

荒川弘自身の農業経験を元に描いているから専門知識が色々でてきて本格的…だけど理解しなくても楽しめる。

リアルなテーマを扱いつつ、荒川弘のシンプルな絵柄のおかげでいい意味でリアルになりすぎず、読みやすいのが魅力ですね。

こんな人におすすめ
農業や酪農に興味がある人はもちろん、青春物語が好きな人にもおすすめできる作品です。

夢がないとか自分に自信がない八軒くんに感情移入できる人なら、農業高校での生活を通じて、命の重さや友情、夢に向かって成長する姿にきっと共感できるはず。

ハガレンや獣神演武などガンガン系の荒川弘作品が合わなかった人にもおすすめ。

連載再開してこっからバリバリ描くぜというよりは、終わらせるための再開という感じだったのは少し残念。だけど、色々と大変な状況の中で最後まで描ききってくれてホントに良かった。

最終回の結末としては、高校生活が終わり、それぞれの人物のその後の人生を期待させるような大団円で完結しました。

大学編や社会人編など、その後を望む声も多かったようですが、個人的には高校3年間で終わったのは良かったと思っています。

ただ2年生、3年生があまりにも早かったので、欲をいえば1年の密度で2年、3年の学生生活を読みたかった。

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読むともれなく農業高校に通いたくなります。笑

類似作品 こちらもオススメ!

進学校に通う主人公が競走馬の世話に携わることになる、ゆうきまさみの『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』は作品的にも近いと思います。後は同じく北海道が舞台の佐々木倫子の『動物のお医者さん』。個人的に一番似ていると感じたのは石川雅之の『もやしもん』ですね。あちらは大学が舞台ですが、『銀の匙』と同じ様に一風変わった学生生活が楽しめる作品です。

あとがき

良かったら荒川弘の漫画であなたのおすすめする作品も教えて下さい。

注:この記事内にアンケートがあります。アンケートへのご参加をお願いします。

荒川弘は人気作が多くてランキング付けづらかったなぁ。

銀の匙とハガレンどっちをランキング1位に置くかでその人の好みがわかる感じ。

アニメ評価も入れるならハガレンの方が上に来るんだけど。アルスラーンは今後の展開で評価変わりそう。

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