漫キン−漫画家別おすすめ作品ランキングhttps://mangakarankings.com漫画家別におすすめ作品をランキング形式で紹介しています!Tue, 19 Nov 2024 13:02:04 +0000jahourly1情熱と努力を届ける漫画家!森川ジョージのおすすめ作品ランキングhttps://mangakarankings.com/3073https://mangakarankings.com/3073#respondTue, 19 Nov 2024 13:02:01 +0000https://mangakarankings.com/?p=3073

デビュー作からその名を世に広め、今や日本のスポーツ漫画界を代表する存在となった漫画家「森川ジョージ」。 何といっても、代表作の「はじめの一歩」が有名すぎますね。ボクシング漫画ランキングなら、かなりの世代の人が1位に選ぶで ... ]]>

デビュー作からその名を世に広め、今や日本のスポーツ漫画界を代表する存在となった漫画家「森川ジョージ」。

何といっても、代表作の「はじめの一歩」が有名すぎますね。ボクシング漫画ランキングなら、かなりの世代の人が1位に選ぶでしょう。ボクシングというスポーツを通じて、努力と成長の物語を描き続けています。

この長期連載を支えるのは、森川先生のボクシング愛と天才的な描写力。

実際にボクシングジムのオーナーも務める森川ジョージだからこそ、リング上の緊張感や選手たちの葛藤をここまでリアルに描けるのかもしれません。

登場人物の感情を繊細に描き、読者が共感しやすいキャラクターたちも森川ジョージ作品の魅力です。

そんな情熱と努力に満ちた漫画家、森川ジョージ先生のおすすめ作品をランキング形式で紹介します!

注意

このページは作成中のため、まだランキング形式になっていません。作品が追加され次第追記していきます。

はじめの一歩(ハジメノイッポ)

あらすじ・作品解説
『はじめの一歩』は、漫画家・森川ジョージが描く長寿ボクシング漫画。
いじめられっ子だった幕之内一歩(まくのうちいっぽ)は、プロボクサー鷹村守(たかむらまもる)と出会ったことで「強いってどんな気持ちですか」という強い疑問が生まれ、ボクシングジムに入門。
仲間やライバルと切磋琢磨しながら、強烈なパンチを武器にプロボクサーとして成長していく。
迫力ある試合シーンや緻密な描写、戦術解説も魅力の一つで、スポーツ漫画としての完成度が高く、多くのファンを引きつけている。
1989年に連載が始まり、主人公の一歩が現役ボクサーを引退したのにも関わらず、まだまだ終わる気配がない超大作。
1991年に講談社漫画賞を受賞し、2000年にはアニメ化もされ、その後シリーズ化されている。
累計発行部数は1億部を突破し、ボクシング漫画の金字塔として今もなお愛され続ける名作。

一歩を踏み出せば、もう止まれない!

おすすめポイント・感想・レビュー
『はじめの一歩』は、言わずとしれた森川ジョージ先生が描くボクシング漫画の傑作です。

もはや語るまでもないくらい有名な作品ですね。読めば必ず熱い気持ちになること間違いなし!

魅力だらけのキャラクターたち
森川ジョージの「登場人物全員が主人公」という言葉通り、主人公の一歩、そして鴨川ジムの仲間はもちろんのこと、一歩のライバルとなるボクサーもとにかくカッコいい。

一歩とは関係ないキャラの試合も丁寧に描かれています。

さらに、どのキャラクターも単なる「敵キャラ」で終わらず、一度戦った後でも、彼らの試合や物語が描かれるため、その成長や背景が知れるのが大きな魅力。

間柴や千堂、伊達さんなど、一度戦った後も使い捨てられることなく、さらに掘り下げるエピソードを持ってきて、どんどん強くなる。笑

それぞれのベストバウト!
度々、読者アンケートでも話題になるベストバウトはどの試合かという話題。

個人的好きなのは、鷹村VSブライアン・ホーク戦。次点で木村VS間柴。(すでに一歩が入っていないという。笑)

鷹村と鴨川会長の強い絆が描かれていて泣かせられました。

読んだ人なら、みんなそれぞれにベストバウトが生まれるはず!

こんな人におすすめ
もはや誰が主人公の漫画かわからなくなってきた『はじめの一歩』。一歩以外のキャラの試合も面白いからいいんですけどね。

「熱血・スポ根」の雰囲気も残るボクシング漫画の金字塔。

スポーツ漫画好きなら文句なくおすすめ。読まない理由が見つかりません!

最初の宮田との因縁から、最終回はこの二人の決着がついて終わるんだろうなぁ。なんて思いながら読み始めて、はや数十年。

まさかここまで引っ張るとは誰が想像できただろうか。しかも一歩が引退しても作品が続いているとは思っても見なかった。笑

一度は負かした相手の試合をもう一度見たいと思える漫画ってなかなかない。

類似作品 こちらもオススメ!

森川ジョージが漫画家になるきっかけとなったという、ちばてつやの『あしたのジョー』と読み比べてみるのも面白いです。個人的にはギャグとの緩急、試合の熱さ、作品から感じる全体の空気感など、小林まこと作品とすごく似ている感じがします。

あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

注:この記事内にアンケートがあります。アンケートへのご参加をお願いします。

最近では、日本漫画家協会常務理事を務めていることもあって、新人作家の育成にも熱心に取り組んでいる印象。森川ジョージに影響を受けた漫画家も相当数いるでしょう。

SNSでの発言が話題になることも多いですが、現役で週刊連載を持っているレジェンド作家で、ファンと積極的に交流している漫画家なんて森川ジョージくらいじゃないか?

時にユーモアたっぷりに、時に真剣に業界の課題について発信する姿勢は、漫画家としてだけでなく、クリエイターとしての誠実さを感じさせます。

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森とんかつのおすすめ漫画作品ランキング!【シュールなホラーギャグ漫画】https://mangakarankings.com/440967https://mangakarankings.com/440967#respondMon, 18 Nov 2024 13:10:43 +0000https://mangakarankings.com/?p=440967

シュールなホラーギャグ漫画家「森とんかつ」。 森とんかつの漫画作品は、ホラーテイストにギャグの笑える要素が絶妙に混ざり合った作風が魅力。 関西弁ならではのテンポ良いツッコミと独特のブラックユーモアは、一度読むとクセになる ... ]]>

シュールなホラーギャグ漫画家「森とんかつ」。

森とんかつの漫画作品は、ホラーテイストにギャグの笑える要素が絶妙に混ざり合った作風が魅力。

関西弁ならではのテンポ良いツッコミと独特のブラックユーモアは、一度読むとクセになること間違いなし!

個性的なキャラクターたち。シュールでちょっぴりブラック、でもどこか愛らしい…そんな不思議な世界観にハマったら抜け出せません!

そんな不思議で面白い、森とんかつのおすすめ作品をランキング形式で紹介します!

注意

このページは作成中のため、まだランキング形式になっていません。作品が追加され次第追記していきます。

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スイカ

あらすじ・作品解説
『スイカ』は、森とんかつによるホラーとコメディを融合させた新感覚の漫画作品。
物語は、怪奇現象が絶えない丑光高等学校に赴任してきた関西出身の教師・園渚と、同校の百七不思議に数えられる謎の小学生・物部スイカの奇妙な関係を中心に展開していく。
オカルトを一切信じない園だったが、スイカに気に入られたことで次々と不可解な事件に巻き込まれていくことに。
スイカのミステリアスな言動に翻弄されながらも、園のツッコミが絶妙で読者を引き込み、恐怖と笑いが交錯する独特の世界観が広がる。
2019年に「good!アフタヌーン」で連載が始まり、Twitterで650万PVを記録するなど話題を呼んだ。

独特な関西ギャグとシュールホラーの融合!

おすすめポイント・感想・レビュー
森とんかつの『スイカ』は、ホラーとギャグが絶妙にミックスされた独特の作品。

関西弁のゆるいツッコミとシュールな怪異が、驚くほどの心地よさで展開されるこの作品。

一見かわいらしい表紙に油断していると、奇妙で不可解なキャラクターたちが笑いと少しの怖さで襲ってくる。

シュールでクセになるキャラたち
『スイカ』の魅力は、何と言っても登場人物のユニークさ!

百七不思議の一つに数えられる謎の小学生・物部スイカと、彼に振り回される関西出身の教師・園先生。

この奇妙なコンビが、幽霊や怪異を相手にシュールな日常を繰り広げる。関西弁のテンポが絶妙で、二人のやり取りは自然と笑いを誘います。

一話完結のテンポの良さとレトロ感
『スイカ』は、一話完結型でどこからでも楽しめるのもポイント。

各話に登場する怪異は個性的で、時にかわいく、時に奇妙な存在感を放つキャラクターばかり。

古風な絵柄にアメコミ風の効果音が絶妙に混ざり合っていて、どこか懐かしさと新鮮さが同居しているような独特の世界観です。

こんな人におすすめ
ホラーテイストではあるけれど、完全にギャグに振り切った漫画なので、ホラー苦手な人でも問題なく楽しめる作品です。

シュールなギャグと関西弁の軽快なツッコミに、ハマる人はとことんはまるはず。

読んでいるうちに「HEY!」や「THANK YOU!」などのセリフがやみつきに!

今だけ無料ページ増量中(12/1まで)

押切蓮介の『プピポー』のように、ショートアニメとかで映像化しても面白いと思うんだけど。

類似作品 こちらもオススメ!

ホラー要素があるので、楳図かずおや伊藤潤二っぽさもある。特に楳図かずおのギャグなんだかホラーなんだかよくわからないような短編作品と似た雰囲気を感じます。

あとはホラーを主体のギャグ漫画だとやっぱり押切蓮介作品も近いでしょうか。

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【狂気と笑いの両立】中村なんのおすすめ漫画作品ランキング!【予測不能なストーリー展開】https://mangakarankings.com/440405https://mangakarankings.com/440405#respondSun, 01 Oct 2023 13:46:40 +0000https://mangakarankings.com/?p=440405

ゲラゲラと笑わせてから、じわっと心を掴むストーリー展開が魅力の漫画家「中村なん」。 シリアスなテーマを扱いながらも、予想を超えるユーモアとギャグで読者を翻弄する予測不能な展開が魅力。 今回はそんな異色で魅力たっぷりな中村 ... ]]>

ゲラゲラと笑わせてから、じわっと心を掴むストーリー展開が魅力の漫画家「中村なん」。

シリアスなテーマを扱いながらも、予想を超えるユーモアとギャグで読者を翻弄する予測不能な展開が魅力。

今回はそんな異色で魅力たっぷりな中村なんのおすすめ作品を、ランキング形式で紹介します!

注意

このページは作成中のため、まだランキング形式になっていません。作品が追加され次第追記していきます。

いじめるヤバイ奴(いじめるヤバいやつ)

あらすじ・作品解説
『いじめるヤバイ奴』は、漫画家、中村なんによるイジメをテーマにした作品。
クラスの「いじめっ子」仲島達也は、クラスメイトの白咲花を毎日いたぶるが、その背後には予想外の真相が隠されていた。
表向きには冷酷ないじめっ子として描かれていた仲島だが、実際にはいじめられていた白咲自身が「いじめ」を強要していたのだ。
彼女をいじめ続けるという異常な関係に囚われてしまう仲島。白咲の「死ぬまでいじめろ」という異様な命令と、その背景にある謎が物語の中心になっていく。
さらに物語が進むにつれ、仲島を取り巻くキャラクターたちの心理戦や複雑な関係が明かされ、読者を引き込んでいく。
全19巻で完結した、中村なんの代表作。

予測不能!タイトル詐欺(いい意味で)

おすすめポイント・感想・レビュー
最初の印象とは180度変わる、中村なんの「いじめるヤバイ奴」。

序盤の胸糞展開から一転、ギャグとバトルの要素が満載で、読むページごとに驚かされる!

サスペンスとギャグの融合
残虐描写を売りにしたよくあるサイコ系な漫画かと思ってたら、序盤のサスペンス感から一転、ギャグ色が強まる展開。でもそのギャップが最高に面白い!シリアスとコメディの絶妙なバランスに心を掴まれます。

1巻の裏切りがピークな設定のみの出オチ漫画かと思いきや、まさかの長期連載に!能力バトルにまで発展するとはだれが想像出来ただろうか。笑

ギャグ要素
「いじめ」という重いテーマから一転、ギャグ漫画のような展開にになっていく今作。笑えるシーン満載で読者を楽しませてくれます。

様々な少年漫画のパロディ要素も満載で、読んでいてツッコミが止まらない。カオスだけど、それがいい!笑

イジメが題材の漫画の多くは、いじめっ子への復讐がメインの作品が多いですが、この作品は今までのどの作品にも当てはまりません。

キャラクターの魅力
仲島くんの奮闘がリアルで、青山さんをはじめとしたヒロインたちの歪んだ愛も魅力的。

次々と現れるライバル(本物のいじめっ子)達も個性豊かなキャラばかりです。

こんな人におすすめ
「イジメシーンが読んでいてつらい」みたなレビュー見かけるけど序盤で離脱しちゃう人もけっこういるのかな?

ペンチで歯を抜いたりと、序盤の殺伐としたイジメの描写が耐性のない人にはきついのかもしれない。

…けど、声を大にして言いたい。この作品は100%エンタメギャグ作品です。笑

ジャンル変わりすぎw
実はいじめられる側がいじめを強要していたという設定こそが全て…と思っていたのにまさかこんな展開を見せるとは!

序盤のどんでん返し的な裏切りはもちろんのこと、いじめ→ヤラセいじめ→いじめさせられ→青春学園ギャグ→能力バトルへと変化。

おそらく当初思い描いていた方向とは違うんだろうけど、こんなにも路線変更がうまくハマった作品も珍しいんじゃないかな。

ツッコミどころが満載なのに、いつの間にかこの漫画ならなんでもありだと許容してしまう自分がいます。

フタを開けてみれば、主人公の仲島くんだけが唯一の常識人でしたね。

パッケージはイジメ漫画だけど中身は…
加藤を筆頭に廃人化(ギャグ化)していく強敵たち、白、青、緑、赤、黒のそれぞれのカラーのヒロインも曲者揃いで多種多様な変態キャラばかりでした。黄色の活躍も見てみたかった気もします。笑

エピソードが終わるごとに、それまでのいじめっ子達が仲間になっていく様子は完全に王道少年漫画のノリでした。

最終回もイジメ漫画とは思えない完全なる大団円のハッピーエンドで終わっているところも○。

なにごと?

類似作品 こちらもオススメ!

『ドラゴンボール』や『キン肉マン』『幽遊白書』など、途中からバトル漫画へと路線変更してヒットした作品は多いけれど、途中からギャグ要素が強くなっていく作品は珍しいかもしれませんね。パッと浮かんだのは久米田康治の『行け!!南国アイスホッケー部』くらい。

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ヤンキー漫画だけじゃない!所十三のおすすめ作品ランキング!https://mangakarankings.com/332https://mangakarankings.com/332#respondTue, 27 Sep 2016 16:01:13 +0000http://mangakarankings.com/?p=332

所十三(ところじゅうぞう)といえば、ヤンキー漫画。 「”事故”る奴はよぉ・・”不運”と”踊”っちまたんだよ・・。」 などと、やたらと強調したい言葉をダブルコーテーションで囲んだり、拡大するという方法を多用することでも有名 ... ]]>

所十三(ところじゅうぞう)といえば、ヤンキー漫画。

「”事故”る奴はよぉ・・”不運”と”踊”っちまたんだよ・・。」

などと、やたらと強調したい言葉をダブルコーテーションで囲んだり、拡大するという方法を多用することでも有名。登場するヤンキーが切れた時の「ビキビキ」という擬音はよくネタにも使われる。

特攻の拓の印象が強すぎて、そっち系の作品のイメージが抜けないが、意外とヤンキー漫画以外の作品も多い。

最近では恐竜漫画を描いていたり、ももクロファンだったりするw

今回はそんなモノノフ見習い、所十三のおすすめ作品ランキング!

5位 突撃め! 第二少年工科学校(すすめ!だいにしょうねんこうかがっこう)

(作品解説)
『突撃め! 第二少年工科学校』は、所十三が描いた自衛隊ヤンキー漫画。
憧れの第二少年工科学校に入学した主人公「国尾守」は問題児だらけの区隊に配属され、彼らとともに訓練やトラブルに立ち向かっていくという話。
なお、「工科学校」は自衛隊の高校のような学校であり、神奈川県横須賀市の武山駐屯地内に実在するが、「第二少年工科学校」自体は架空の学校で実在はしていない。

(感想)
いわゆる自衛隊漫画だけど、ミリタリー部分とヤンキー部分の両方があるのが特徴。

塹壕掘り等の自衛隊関連の描写も当然あるけど、ガチガチのミリタリー漫画を期待すると正直物足りないと思う。

ただ、ヤンキー漫画としてはしっかりしていて、地元の不良から脱走した米兵までいろいろなキャラと対峙する展開は「工科学校」という素材を上手く活かしている。

ケンカも単純な殴る蹴るの格闘の他に、敵役が拳銃を使ってきたりそれにハッタリを交えて応対する等、見ていて面白い。

最後には、少しではあるものの自衛隊の政治的な立場や憲法との兼ね合い等なかなか触れにくい部分も扱っており、ここでもヤンキーだけの漫画で終わらないようにしている。

リアルを目指して書かれた作品だと、「右向け左!」や「ライジングサン」あたりが有名。養成学校という意味では「あおざくら」が近いか?それらの漫画と比べるとリアルとは程遠い(笑)

8~9割はヤンキー漫画よりですw

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4位 名門!多古西応援団(めいもんたこにしおうえんだん)

(作品解説)
漫画家、所十三のデビュー作。
月刊マガジンでの連載であり、特攻の拓の連載につながるきっかけになった漫画。
主人公で多古西応援団の団長である「橘薫」は無類の女好きのめんどくさがりや。
しかしいざというときの火事場のくそ力は他の癖のある応援団員をもうならす頼りになる存在。
そこに女家庭で育った新入生胡女浩司が入団し成長していく。

(感想)
連載当初は新入生の胡女浩司が主人公だったけど、広がらなかったのかね?いつのまにか団長にスイッチしたのは正解だった。

よくある不良漫画を応援団に置換えただけのしている内容かと思いきや、求められるリーダー像の描写や人間の成長を描いた感動作品。

最後の団長を含む5名の粋な計らいは最後にめっちゃ感動。

と、いろいろ描いたものの。
個人的にはファミコンソフトの方の記憶に残ってる作品w

3位 疾風伝説 特攻の拓 外伝~EarlyDay’s~(かぜでんせつ ぶっこみのたく がいでん アーリーデイズ)

(作品解説)
あの伝説の漫画が満を持して帰ってきた!
主役はあの天羽・セロニアス・時貞でEarlyDayというだけに原作の前の過去のお話。
懐かしのキャラクターの若かりし頃が描かれる!凶暴さはあい変わらず。
原作ではあまり天羽の過去については深く語られていなかったが、暴動で家族を亡くした事やその家族の仕事が死の商人(武器商人)などの情報はちらと出ていた。

(感想)
原作を読んでなくても十分に楽しめる!

…とはいうまい。

やっぱりこれはファンの為の作品!
とにかく懐かしいキャラクターがそろい踏み。

前作では過去に因縁があったという軽い説明だけで進んでいた箇所なんかが、補足する形で前日譚として描かれてます。

ファンの根強い人気がある作品だけに、マー坊が中学生時代から人をひき肉にしようとしていると、掲示板にスレッドが立つくらい盛り上がってました。特攻の拓が大好きだった人におすすめ。

「カブラギ」などのスピンオフが原作の終了後も多く出てたけど、この作品は唯一、連載終了後に、所十三と佐木飛朗斗がタッグを組んだ正統な続編!

2位 SHOGUN(ショーグン)

あらすじ・作品解説
『SHOGUN』は所十三によるビジネス漫画。
1988年から1991年にかけて『週刊少年マガジン』で連載されました。
自身の後継者となるような、新たな才能を探していた伊能グループの会長は、浮浪者に混じって上野公園で暮らす17歳の少年、緒方晋作(おがたしんさく)と出会う。
この出会いをきっかけに、仲間たちと共に緒方商事を立ち上げ、生き別れとなっていた父、巽コンチェルンの総裁「巽貴明」や、「五代正吾」など、ライバルたちとの熱いビジネスバトルを繰り広げていくことになるのだった。
晋作が強運と知恵で多くの困難を乗り越え、仲間と共に成長していくサクセスストーリー!
(原作:史村翔)

少年漫画として楽しめるビジネスバトル!

おすすめポイント・感想・レビュー
所十三にとって、初の原作付漫画。

少年漫画雑誌で、バブル時代を背景にしたビジネスバトルがメインのかなり異色な作品ですが、ビジネス漫画でありながら、完全に少年漫画として成り立っているのがすごい。

晋作の斬新なアイデアが楽しい!
ライバルたちに対して、毎回思いもよらないような斬新なアイデアで立ち向かう晋作が魅力です。

今になって読み返すと、もう当たり前になっている技術や、まだ今でも通用するくらい新鮮に感じるアイデアもあったりで面白い。このあたりは、さすがは史村翔。

逆転劇に胸踊る!
とにかく晋作の発想・度胸・行動力が抜群!ビジネスだけじゃなく、周りの人々みんなをどんどん良い方向に進めていきます。

ビジネスバトルとしては、(当時としては)画期的なアイデアで成功の連続。ご都合主義全開なんだけど、少年誌としては大正解!

ビジネスのスケール感もどんどん大きくなっていって、まるでインフレバトル漫画のよう。

痛快な逆転劇の連続に胸踊ります!

こんな人におすすめ
若干うまく行きすぎ?と思う点もあるけど、どの話も問題発生から解決までよく出来てます。

多少古さはあるけど、所十三のヤンキー漫画以外の作品としておすすめ。ヤンキー漫画以外だと『SHOGUN』が一番好き。

読んでてワクワク出来る作品です。時々ホロッと来る演出もニクイ!

  • 若い実業家の球団誘致
  • 64bitマシン
  • カピバラブーム
  • 吸水性ポリマーの活用

などなどいろいろすごい。20世紀少年を超える予言の書。笑

当時の漫画の傾向なのか、史村翔作品にありがちな展開ではあるけれど、個人的には五代が死ぬラストは必要なかったんじゃないかと思う。

実はいい奴だったみたいな演出もちょっとなぁ。

今読み返すと未来を見通していたかのような題材の宝庫!

電子化しないかなぁ。

1位 疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)

(作品解説)
平成ヤンキー漫画のレジェンド、特攻(ぶっこみ)の拓。
所十三=ヤンキー漫画家というイメージを強烈に植え付けた作品。
メインストーリーをざっくり言うと、いじめられっ子な主人公が暴走族の少年にあこがれた事がきっかけで、色々な人(主にヤンキー)に出会い成長していく物語。
謎が多い終わり方をした事も有名で、色々な憶測で考察が出されるほど影響力のある漫画。
特徴的な表現としては「!?」が漫画の合間いろんな所で乱発される。
にらみ合いのシーンや、殴り合いの喧嘩中なんて勿論、時には普通のシーンでも織り込まれている。
また、バイクも実際にあるバイクが多く登場しており、その中でもSRやゼファー等を真似して乗る者もいた。
タイトルの「特攻(ぶっこみ)」は、暴走族の位置づけとして走り屋のリーダー的な扱い。

(感想)
所十三ランキングをまとめる上でこの作品だけは欠かせない。

ギャグ要素のあるヤンキー漫画。(シリアス部分すらセリフはネタにされるけど)

ギャグはちょうど同じ頃にマガジンで連載してたカメレオンと比べるとだいぶ上品。

世代で見てた人にとってはかなり高ランキングに位置するであろうマンガ。自分も単純にヤンキー漫画のランキングで考えたら、クローズよりも上にしてしまうくらい好き。(クローズのようなリアル感はまったくないけれど)

拓ちゃんの成り上がりが面白い!

そして、敵も味方もキャラ立ちすぎで魅力的。こんなに悪い奴らばっかの漫画を他に知らない。風神・雷神・龍神好きだったなぁ。

「爆音小僧」とか、決してセンスの良い名前ではないのに、読み進めていくとこれが格好良く感じてくるから不思議。

最後は打ち切りのような形で終わってしまったのが残念だった。

直接の続編として、「爆音伝説カブラギ」「外天の夏」があるけど、原作が佐木飛朗斗なだけで、所十三は関わってなくて全くの別物。

あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

注:この記事内にアンケートがあります。アンケートへのご参加をお願いします。

なんだかんだいってもやっぱりランキング1位は特攻の拓。

けど、これから初見の人におすすめできる作品なのかどうかは正直わからない。思い入れが強すぎてw

単行本が手に入れにくいうえに、電子化されていない作品もまだけっこうあるので、早くすべて読めるようになると嬉しいですね。

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熱狂的なレース描写!しげの秀一のおすすめ漫画作品ランキング!https://mangakarankings.com/633https://mangakarankings.com/633#respondSun, 05 Nov 2023 13:24:42 +0000http://mangakarankings.com/?p=633

細かく綿密なタッチから生まれる臨場感と興奮!車やバイクの疾走感溢れる表現が抜群に上手い漫画家「しげの秀一(しげのしゅういち)」。 特に、レースシーンの描写は息をのむほどエキサイティングで、読者はまるで実際にレースを見てい ... ]]>

細かく綿密なタッチから生まれる臨場感と興奮!車やバイクの疾走感溢れる表現が抜群に上手い漫画家「しげの秀一(しげのしゅういち)」。

特に、レースシーンの描写は息をのむほどエキサイティングで、読者はまるで実際にレースを見ているかのような感覚を味わえます。

時を経ても多くのファンが存在し、代表作の『バリバリ伝説』や『頭文字D』での豪快なレースシーンやドリフトシーンに魅せられた人も多いでしょう!

作品にはしげの秀一自身の走り屋としての経験や車への深い愛情が色濃く反映されています。

今回は、数多くのバイク乗りや車好きに影響を与えてきたしげの秀一のおすすめ作品をランキング形式で紹介します!

4位 高嶺の花(たかねのはな)

あらすじ・作品解説
ふとした偶然が重なって冴えないオッサンである漫画家の多村はイケイケGALの高嶺花と出会ってしまう。
そこでなぜか昔の恋人を思い出したり、いろんなトラブルに巻き込まれつつもそのギャルを本気で好きになってしまうのであった。

おすすめポイント・感想・レビュー
主人公の高嶺花に対して売れない漫画家多村が、モンモンとした日々を送るシーンが好き。

高級外車を乗り回したお金持ちの花の事が好きになってしまった位のタイミングで、花も多村の事を好きになっていて、探偵を使ってストーカーから守っている内に、お互いの距離が接近する辺りが面白い。

実は狙われているのは多村だったというオチも、漫画としてはGOOD。

おブスの女が自宅まで押しかけたとき、花と遭遇してしまい浮気と勘違いされたとこが妙に思い出深いです。

3位 MFゴースト(エムエフゴースト)

あらすじ・作品解説
ガソリンエンジン車が生産中止となり、EV(電気自動車)とFCV(燃料電池自動車)が普及した202X年。
そんな中、化石燃料で走るスポーツカーで行われる、公道をレース会場としたモータースポーツ「MFG」がネット配信で人気を博していた。
MGFに参戦する為来日した、主人公のカナタ・リヴィントン(片桐夏向)。
19歳ながら、天才的な運転技術をもつカナタ。カナタに運転技術を叩き込んだのはあの「藤原拓海」だった。
1995年から2013年までヤングマガジンに連載され大ヒットとなった、漫画家、しげの秀一の代表作「頭文字」続編。
再び白熱のバトルが繰り広げられる。

おすすめポイント・感想・レビュー
前作と違って、世界観を近未来SFにしたのは良かったと思う。

公道を貸し切ったレース大会が開かれているという設定はわかりやすい。今の時代に、走り屋や公道バトルと言われてもピンとこないしね。

見どころはやっぱりレース(バトル)シーン。

前作には出なかったポルシェやフェラーリといった海外産のスポーツカー相手に、前作同様パワーの劣る車(トヨタ86)で渡り合っていくレースシーンは胸熱。

頭文字Dから15年後の設定となっているので、懐かしいキャラがいつ登場するのかというワクワクも見どころポイント。

今だけ3巻まで無料(11/19まで)

2位 バリバリ伝説(バリバリでんせつ)

あらすじ・作品解説
峠を攻める高校生ライダーの「巨摩郡」が「聖秀吉」と出会うことでアマチュアレースに出場し始め、日本GP、世界GPへと参戦していくバイクレース漫画。
当時のバイクや世界GPで活躍していたライダーが何気に実名で登場するありがたい仕様に仕上がっている。

おすすめポイント・感想・レビュー
漫画家としてはすっかり頭文字Dのイメージがついたしげの秀一だけど、バイク好きならこっち。

こちらもかなりヒットした作品。

自分のマシンのセッティングやワークスチームのマシンとの性能差。それらを乗り越えてライバル達との熱いバトルの末の勝利。

郡が並みいる強敵をちぎっては投げ、と無双するだけの単純な漫画ではなくて、モータースポーツ特有の乗り手だけではどうすることもできないジレンマがうまく盛り込まれていて、リアリティを出すと共にこの漫画を味わい深い作品にしている。

当時、公道レースを繰り返すライダー達への批判も込めた内容になっている部分も。

1位 頭文字D(イニシャルディー)

あらすじ・作品解説
峠の走り屋ブームを巻き起こしたマンガ。
舞台の始まりは群馬の峠道。主人公は平凡な豆腐屋の息子の高校生、藤原拓海(ふじわらたくみ)。
豆腐屋の営業者、トヨタ・スプリンタートレノ・AE86型、通称「ハチロク」に乗り、毎日配達を手伝ううちに、父親の文太によって知らず知らずのうちに超絶ドライビングテクニックを仕込まれていた。
そのドライビングテクニックで走り屋チーム「赤城レッドサンズ」の高橋啓介を破ったことで「秋名のハチロク」として有名になっていく。
次々に出現するライバルとのカーレースを重ねながら公道最速を目指していくレース漫画。
しげの秀一が送るレースマンガの金字塔にして最高峰。未だ冷める所を知らない不屈の名作。
根強い人気を誇り、何シーズンにも渡ってテレビアニメ化され、劇場版やOVAも数多く制作された。香港映画として実写映画にもなっている。

おすすめポイント・感想・レビュー
レースマンガと言えば、頭文字Dという位の人気っぷりで、走り屋による公道バトルっていうニッチなジャンルにも関わらず、アニメ化・ゲーム化など大ヒットとなった作品。

ハチロクはスプリンタートレノAE86の通称で、「普通の人はそんな呼び方しない」って主人公自ら言ってたのに、後に正式名称が86となる「トヨタ・86」が発売されるほど、影響力がある漫画でした。

人物描写は…置いといて、レースシーンの車が走る描写はさすがの一言。

あの疾走感というか走ってる感はハンパない!

一見、峠のバトルに興味なさそうな、無気力な拓海が、様々なバトルを経験していき、走る事への意義や目標を段々と見いだして行くのが見どころ。

あとは、意外にも主人公達の恋愛も多く描かれてたりする。バトルの相手に惚れたり、死別していたり様々な恋模様も見どころポイント。

車に興味がなくても、読み終わった頃には車が欲しくなるおすすめレース漫画。(アニメ版の声優の関智一もこのアニメも影響で免許を取りに行ったとか)

1番印象に残ってるレースは何と言っても、ハチロク vs FCの天才対決

最後のコーナーを曲がるまで白熱する戦いは読んでいて鳥肌もの。

決め手となる連続ヘアピンカーブでイン側に突っ込んで、ハチロクがミラクル勝利を収めた瞬間が最高でした。

プロジェクトD以降はさすがに、レースレースの繰り返しでワンパターン&マンネリ感が否めない部分はあるかな。

今だけ3巻まで無料(11/19まで)

あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

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なんだかんだいって、1位はやっぱり『頭文字D』。世代によっては『バリバリ伝説』という人も多そう。

マシン系の作品だと、しげの秀一と楠みちはるは外せないですね。あと藤島康介も。

車の表現は最新作でも相変わらず上手いけど、人物はなんならバリバリ伝説の頃の方がうまかったような気も。汗

描きたくて描いている漫画が打ち切りになっているのは残念だけど、MFゴースト終わったらまたセーラーエースみたいな作品も描いてほしい。(てゆうか描かせてあげてほしい。)

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【殺陣が抜群に上手い】小山ゆうのおすすめ漫画作品ランキング!https://mangakarankings.com/211https://mangakarankings.com/211#respondWed, 31 Aug 2016 07:52:16 +0000http://mangakarankings.com/?p=211

その時代、時代で胸打つ作品を残している漫画家といえば、この人、小山ゆう(こやまゆう)。 アニメにもなった「がんばれ元気」や「あずみ」「お~い竜馬」どん底から這い上がっていく主人公たちを応援したくなるのは見た人ならわかるは ... ]]>

その時代、時代で胸打つ作品を残している漫画家といえば、
この人、小山ゆう(こやまゆう)。

アニメにもなった「がんばれ元気」や「あずみ」「お~い竜馬」
どん底から這い上がっていく主人公たちを応援したくなるのは見た人ならわかるはず。

どの作風もちょっと影があるのに、主人公だけでなく、
その周りのキャラも人間臭くて、でもどこか爽やかさがある。

個人的にはキャラがつらそうに笑う、笑顔がたまらない。

流れるような殺陣も特徴のひとつ。
戦闘シーンの魅せ方が抜群に上手い!

小山ワールドが楽しめるオススメ漫画作品をランキングで紹介!

7位 AZUMI〜あずみ〜(あずみ2)

(作品解説)
前作「あずみ」は徳川家康に仕える南光坊天海の命を受けた「じい」に鍛えられた暗殺集団の女の子が主人公だったが、今回の舞台は幕末で、あずみは長州の暗殺者。
史実に沿ったストーリー展開の中で実在人物をあずみが暗殺していく以上、ネタが尽きれば連載終了かと思いきや、時代を変更してのまさかの続編。

(感想)
小山ゆうが以前に書いたヒット作品「お~い竜馬」と時代を同じく今作。

ファンにはうれしいあのキャラクターたちが登場し、
なんとあずみは坂本龍馬に恋をしてしまいます。

圧倒的に強いあずみなら、竜馬を助けられるんじゃないか!
という期待と不安を持ちながら続きを読み続けました。

女優の上戸彩をあずみ役とした映画の存在もあっての続編だったのかな?
あずみ1を読んでなければ楽しめる。
けど読んだ後だと焼き直しっぽさは
どうしても否めないので無理におすすめはしない。

ってことでどうしてもランキングが下になっちゃうけど、
あずみと比べてというだけで、単体で読んだら充分に面白い作品。

ただし、お~い竜馬のファンなら無条件でオススメ。
あの幕末の世界観を再び楽しめて、おおいに楽しませてくれます。

6位 おれは直角(おれはちょっかく)

(作品解説)
あずみ、がんばれ元気、おーい!竜馬で有名な漫画家、小山ゆうのデビュー作。
漫画を描く前は、アニメーターのバイトをしていたということもあり、キャラクターがまるで生きているように動く描写は見事。
おれは直角は、幕末時代の長州藩が舞台の作品で、最下級の位の家柄の出である石垣直角が、通っていた塾の先生の強い推薦のもと名門の萩明倫館に入学し、様々な問題を繰り広げる時代劇コメディー。

(感想)
知らなかった。
俺が直角がデビュー作だったんだな。

子供の頃におれは直角のアニメやってた記憶があって、
アニメはがんばれ元気の方が先だから勘違いしてた。

小山ゆうの主人公に共通しているのは、
強い信念を持ち、自分の信念に真っ直ぐなキャラクターであるということ。

おれは直角も家柄はよくないけど、
武芸では右に出るものはなく、明るいキャラクターで、
みんなの信頼を得て出世していく直角の姿が描かれています。

特に、城代家老の孫である北条照正との友情が描かれたシーンは、
コメディ漫画でありながら、感動したのを覚えてる。

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5位 愛がゆく

(作品解説)
愛がゆくは、未来から地球を救うべく送られてきた赤ん坊の北条愛が主人公のSF作品。
未来の世界は人類が滅亡の危機に瀕しており、人類滅亡の世界に立つ少年と予言された北条愛は母親の手で現代へ送られることに。
成長するにつれて超能力に目覚めた北条愛は、未来からの追手と闘いながら、仲間とともに人類の存続をかけて戦うというストーリー。

(感想)
小山ゆうの作品の中では、SFをテーマにした異色のマンガ。

主人公の北条愛が、何度も倒されながらも、
仲間に支えられ人類や仲間のために戦うシーンに感動。

そして、不器用ながらも男手一つで北条愛を育てた
松五郎との親子愛に心を打たれる。

SF作品だけど、今読んでも、
ストーリーにぐいぐい引き込まれる珠玉の名作漫画。

4位 スプリンター

(作品解説)
幼いころに日本有数の財閥である結城コンツェルンに養子として迎えられた結城光は、総帥である結城豪太郎から徹底的に帝王学を叩き込まれていた。
そんなある日、光は陸上女子100mでナンバーワンを目指す豪太郎の娘、水沢裕子と出会う。
次第に裕子に魅かれていく光は、光のスプリンターとしての天性の才能に目をつけた元スプリンターである高校教師の神野によって、スプリンターとして世界最速を目指していく。
トップアスリートを目指すひたすらなスポ根マンガだと思いきや後半は養子先の経営ストーリーが絡むマンガに。

(感想)
光が将来が約束されたすべての地位を捨てて、
スプリンターとして世界最速を目指していく姿に感動。

登場人物も個性的なキャラクターが多く、
結城コンツェルンのライバル企業や、
スプリンターとしてのライバルも多く登場し、
ストーリーを盛り上げてくれる。

後半の経営ストーリーは正直あまり記憶に残ってない。
今度読み直そう。

この漫画を読んだら自分も速く走れる気がする。
指先のばすイメージだけで、
10秒は切らないまでも絶対もっと早く走れたと思う。

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3位 あずみ

(作品解説)
幼いころから暗殺者として純粋培養されてきた、あずみの生き様を描いた時代劇作品。
小学館漫画賞など様々な賞に輝いた実績を持つ。
実写映画化もされ、そちらも高い評価を得た。

(感想)
小山ゆうの絵柄と時代劇はよく合うなぁ。

とにかく初期の展開が衝撃的!

仲間同士の殺し合いから始まり、あずみ達による村人惨殺シーン。
女子供構わずサクサク行きます。

すごい漫画だと思ったのを覚えてる。

序盤の仲間の無駄遣い?にも読んでるこっちがハラハラした。
こんなに仲間どんどん減らして大丈夫かと。

殺陣の魅せ方が大げさに引っ張らず、
あっさりしているが逆にいい。

刀の切れ味が良過ぎる感がしないでもないけど、
そこは漫画なのでそれもまた良し。

爺の仇をうって終わってればきれいにまとまった作品だったけど、
その後がマンネリ化してしまったのが残念。

せめて、千代蔵は殺さなければ、
もう少しきれいなハッピーエンドで終われた気がする。

2位 がんばれ元気(がんばれげんき)

(作品解説)
幼いころからプロボクサーの父と共に全国を転々としていた堀口元気の夢は父のようなボクサーになること。
そんな父がある試合で命を落としてしまう。
成長した元気はその対戦相手だった関拳児を倒すためにプロボクサーを目指す。

(感想)
名作ボクシング漫画のランキングでも常連、
あしたのジョーと並んで語られるボクシング漫画の名作。

どっちも真面目にボクシングを描いた作品だけど、
(リンかけみたいじゃないという意味ね)
ジョーはどこか陰を含んだ主人公だけど、元気はその反対で明るさを持ってる。

これは作者の小山ゆうがあしたのジョーをリスペクトして
あえて反対を目指した結果らしい。

古い作品だけど、今読んでも間違いなく面白いのでオススメ。

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1位 お~い!竜馬(おーいりょうま)

(作品解説)
幕末に活躍した坂本竜馬の人生を描いた、原作武田鉄也。作画小山ゆうという異色のコンビがタッグを組んだ名作。
日本人が一番好きと言っても過言ではない歴史上の人物、坂本竜馬をコミカル?に描いた作品。
NHKでアニメ化もされたこともある。竜馬の幼少時代から丁寧にフィクションを交えながら描かれている。

(感想)
小山ゆうの個性的な絵柄が最初どうかと思ったけど、
今では1つの竜馬像になってますね。

坂本竜馬を思い浮かべる時にこの絵が浮かぶ人も多いんじゃないだろうか。

武田鉄矢といえば坂本龍馬フリークで有名だけど、
漫画にどの程度関わってたんだろう?

原案程度なのかネームまで切っていたのか、
もし後者であれば恐るべし才能。

鉄也なんばしよっとですよ。

それくらいこの漫画は名作。

武田鉄矢が司馬遼太郎の竜馬がゆくが大好き。
っていうところから始まってるので、

司馬遼太郎の小説を漫画で読めるという感じ。
漫画も小説に合わせて坂本龍馬ではなく坂本竜馬となってるし。
(この2作品があるせいで、どっちが正しい字が迷う人も多い)

完全に史実よりも竜馬贔屓な漫画ですが、
坂本龍馬好きならば間違いなくオススメ。

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あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

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お~い竜馬の位置はここじゃないような気もするけど、
思い入れが強すぎて、ランキング1位にせずにはいられない。

小山ゆうの漫画の絵柄は、いつ見ても古臭いんだけど(褒め言葉?)
誰もが好きになっちゃう男を描かせたら

右に出る漫画家がいないんじゃないかと思うぐらい主人公が魅力なんだよ。
そう考えると、歴史上の偉人の中で常にナンバーワンの人気を誇る
竜馬を小山ゆうが描いたのは大正解だな。

40年以上描いてて全然絵柄が変わらないのはいいのか悪いのかわからないけど、
時代ごとにヒットを出してて、現在もなお面白い漫画描いてるのはすごい。

あだち充も村上もとかも高橋留美子もそうだけど、
サンデー出身の漫画家はホントに息が長いなぁ。

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駄作ゼロのヒットメーカー!浦沢直樹のおすすめ漫画作品ランキング!https://mangakarankings.com/37https://mangakarankings.com/37#respondWed, 06 Apr 2016 10:56:45 +0000http://mangakarankings.com/?p=37

読み始めたら続きが読みたくてしょうがない漫画。続きが気になって読み終わるまで眠れなくなる漫画。 そんなマンガを量産してる天才漫画家。漫画家の中で手塚治虫文化大賞を唯一、2度受賞してる作家。 はい、浦沢直樹(うらさわなおき ... ]]>

読み始めたら続きが読みたくてしょうがない漫画。続きが気になって読み終わるまで眠れなくなる漫画。

そんなマンガを量産してる天才漫画家。漫画家の中で手塚治虫文化大賞を唯一、2度受賞してる作家。

はい、浦沢直樹(うらさわなおき)です。

今回は浦沢作品ランキング!おすすめ作品てんこもりです。

7位 PLUTO(プルートウ)

あらすじ・作品解説)
ロボットと共存する近未来の話。スイスのロボット、モンブランが何者かに破壊された。
ドイツの敏腕刑事ゲジヒトが捜査に乗り出す。
モンブランを皮切りに次々と破壊されていく世界最高性能のロボット。
果たして犯人は?動機は?謎が深まっていく…。
ロボットは人を殺さないという法律がストーリーの軸になり、ロボットはどうあるべきか、人間はどう受け入れるべきかが問われていく。
手塚治虫の「鉄腕アトム」の中のワンエピソードである「地上最大のロボット」を下敷きにした作品。
「MONSTER」「20世紀少年」と、漫画家としてヒット作を連発していた浦沢直樹が、あの「鉄腕アトム」をリメイクするという事で連載直後から大きな反響が寄せられた作品。
手塚治虫文化賞マンガ大賞。文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など数々の賞を受賞。

浦沢直樹版の鉄腕アトム!

(おすすめポイント・感想・レビュー)
元ネタが「鉄腕アトム」ということで、見どころは手塚治虫の世界観を浦沢直樹がどのように表現していくかにつきます。

ウランちゃん、お茶の水博士、伴さんなどおなじみのキャラクターが浦沢流に描かれています。オリジナルの原作と比べるとアトムもゲジヒトもより人間らしい。

かつての記憶を失った主人公ロボットのゲジヒトが、たびたび悪夢に悩まされ、心理カウンセラーに自身の悩みを打ち明ける場面などオリジナルよりもシリアスな内容に改変されてる。

個人的にはもう戦争にはいかない、ピアノを彈き続けるといって練習を続けるノース2号の話がとても好きでした。

よくある過去の作品の現代風リメイクではなく、ちゃんと浦沢作品でした。

6位 パイナップルARMY(パイナップルアーミー)

(作品解説)
ジェド・豪士という元傭兵が戦闘インストラクターとして民間人を一人前の兵隊に育てるストーリー!
ハードボイルドのにおいが漂う、男なら必ず引き込まれること間違いなし。
エピソードごとの読みきりで読みやすい。

(感想)
浦沢直樹の初の長期連載作品。

原作付き(工藤かずや)漫画なので、銃器などコミックの中で扱われている武器の情報が豊富で正確。サバイバルに少しでも興味がある人は、これだけでも読む価値あり!

ただのサバイバル漫画ではなく東西冷戦や、ベルリンの壁崩壊など、歴史に沿ったエピソードも満載なので世界史のプチ情報が身に付く特典も。

傭兵という日本人にはなじみがない職業なのに、なぜか読んでいるうちに強くなった気になるのが不思議。

とあるエピソードの中で、戦車の大軍に襲撃されながらも、主人公たちが生身のまま、対戦車用地雷を一台ずつ取り付けていく肉弾作戦が成功した時は、震えがくるほど気持ちいい!

子供の頃、エアガンで遊んだ人に是非おススメ。

5位 BILLY BAT(ビリーバット)

(作品解説)
漫画家のケヴィン・ヤマガタはアメリカで「BILLY BAT」という、コウモリのキャラクターを主人公に漫画を描いていたが、「このキャラクターを日本で見たことがある。パクリではないか。」と言われたことから、以前従軍して訪れた日本に足を運ぶが・・・。
2008年から現在も掲載中の浦沢直樹作品。

(感想)
浦沢直樹、得意の群集劇の真骨頂!

浦沢直樹って絵と物語の難解そう(読みにくそう)な印象から、新作読み始める前はいつもとっつきにくいっていう印象があるんだけど、

最初はコウモリにかかわった人たち、それぞれの生きざまをが明らかになっていくと、結局、いつものように物語にのどんどんめりこんじゃう。

もうここまでくると、浦沢流w

実際に起こった事件の描写は、臨場感があって、さすが!!と思ってしまう。

そこに「コウモリ」のどこか憎めないキャラクターが加わることで、リアル×ファンタジーの不思議な感覚を味わえる。

過去から未来へと受け継がれてきた「コウモリ」の謎。迫りくる謎の組織・・・。謎が謎を読んで物語はどこに終着するのか、全然予想がつかない!!ページをめくる手が止まらないっ!

あくまでも現代社会に当てはめて考えられるっていう、「モンスター」や「20世紀少年」と比べて、最近は、SF色が強くなってきてしまったのがちょっと残念。最初のサスペンス路線の時の方がよりわくわくしてた。

今回は最後までちゃんと完結させてほしいな。

4位 YAWARA!(やわら)

(作品解説)
柔道家一家に育つ主人公、猪熊柔が子どもの時は柔道に対して、年頃になるにつれ友人や恋愛感情、そして頂点への夢へと女性柔道家の心の変化を描いていく青春漫画。
第35回漫画賞小学館受賞を受賞。

(感想)
柔道ブームと言えば自分の中ではこの漫画!
柔道マンガランキングでも間違いなく上位。

モンスター以降の物語をどんどん膨らませていくスタイルも好きだけど、初期の浦沢作品もこれはこれでいい。

やわらちゃんは最初から最後まで無敵設定。の割に曽田正人のように感情移入しにくいっていうこともなかった。

周りのキャラの感情の豊かさで、負けた時の悔しさや勝った時のうれしさなどを表現していたからかな。

全体的に面白いけど、もう少しだけ短くまとめても良かったような気はする。

3位 MASTERキートン&MASTERキートン Reマスター(マスターキートン/マスターキートンリマスター)

(作品解説)
考古学者でありながら、生活のためにロイズ保険組合の調査員をしている主人公の「平賀=キートン・太一」。
ロイズ保険組合の調査中、彼は様々な人に出会い、様々な人の人生に触れていく物語。

(感想)
ある時は考古学者、そしてある時は、超凄腕の調査員。そんな二面性に惹かれる。

また、調査の対象者の過去や調査で赴いた土地の歴史にも触れ、とても深い物語に時間を忘れて読みふけってしまう。

「MASTERキートン Reマスター」は、「MASTERキートン」の物語終了から、時間がだいぶたった後の物語。

登場キャラクター達の振る舞いや表情に時間の流れを感じ、平賀百合子ちゃんの成長には思わず「おおっ!」と思った。

原作付はラストまでちゃんとしてていいなぁ。

2位 MONSTER(モンスター)

(作品解説)
日本人の医師を主人公にドイツ、チェコなど世界を舞台にし医師と少年ヨハン(モンスター)を中心としたストーリーのミステリー漫画です。
単行本は2000万部以上を売り上げ、第3回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第46回小学館漫画賞青年一般部門を受賞。

(感想)
大量の伏線と次々と起こる展開に一気に最後まで読めてしまう。続きが気になる感じで各話を終わらせるのがホントにうまい漫画家。ずるい。

最初原作付きの漫画かと思ってた。
オリジナルでこんな作品書くのがすごい。

それに他の浦沢作品と同様に場面によって次々と主軸となる登場人物が変わる。週間連載でたまたまその週買った人にはわけわからん漫画。モンスター以降の作品はまとめ読みがオススメ。

冤罪や医療倫理、権力争い、人間愛、東西冷戦など社会問題も絡めてるので、全ての浦沢作品の中で特にストーリーを見失うことが多かった気がする。

ミステリー要素がこれ以降の作品の中では、一番現実に近いので単純にミステリー作品として楽しめた。

この話ここに繋がってたのか!このキャラここに関わってくるのか!

みたいなワクワクは20世紀少年の方が上だったけど、全体的なストーリーだとモンスターの方が最後まで楽しめた気がする。

浦沢直樹はラストがイマイチ。っていう評価の作品が多いけど、モンスターに関しては、個人的にはそこまで嫌じゃない。

1位 20世紀少年 21世紀少年

(作品解説)
学生時代ロックバンド歌手を目指していた 「遠藤 健児(えんどう けんじ)」は、時間がたつにつれて、いつの間にか夢をあきらめていた。
行方不明になった姉の「遠藤 貴理子(えんどう きりこ)」の子ども「遠藤 カンナ(えんどう カンナ)」を育てながら、コンビニを経営するも、なかなかうまくいかない日々を送る。
そんな中、彼の周りで不可解な事件がおこるようになって・・・・。
浦沢直樹著の本格科学冒険漫画。

(感想)
一度読み始めたら最後まで決して止まれない!大人になってから読んだ漫画でこんなに夢中になった作品は久しぶりだった。

謎がどんどん深まっていく中盤辺りはホントに面白い!モンスターと比べると、群集劇のような主軸キャラが次々と変わっていく感じもすんなり読める。

キャラごとの「変えようのない過去」と「過ぎ去った時間」、「自分の思っていること」と「相手の思っていることの違い」がうまく詰まってる。

ともだち歴以降の町の雰囲気とか、そこの人々とか、その時代に生きてる人達っていうのを描く雰囲気づくりがすごいなって思う。
クレヨンしんちゃんの大人帝国を初めて見た時の、別にその時代に生まれてないのになんか懐かしい気がしてしまう雰囲気に似てる。

終盤がなければ間違いなく最高!

不満も多いけど、でも途中まで先が面白くて仕方なかったのも事実なんだよなぁ。

あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

注:この記事内にアンケートがあります。アンケートへのご参加をお願いします。

モンスターから作風が全く変わった感じ。YAWARAとか全然作風違うからランキング付けづらかった。

その人の好みで順位は全く逆になりそう。

最近は「どんでん返し」とか「伏線」とか好きな感じだね。読んでる最中の先が気になる感じはトップクラス。

「後はみんなで考えてねー」みたいな終わり方が続いてるので、もう少しちゃんと風呂敷たたんでくれるともっと好きな漫画家になるんだけど。

NHKでやってる浦沢直樹とゲスト漫画家が対談する「漫勉」っていうテレビが面白い。不定期でやってるので、好きな人はぜひ。おすすめです。

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ダメ人間の魅力炸裂!えりちんのおすすめ漫画作品ランキング!https://mangakarankings.com/2760https://mangakarankings.com/2760#respondMon, 11 Nov 2024 13:16:41 +0000https://mangakarankings.com/?p=2760

ダメ人間を魅力的に描く漫画家「えりちん」 『みたむらくん』や『描かないマンガ家』など、社会的に成功していないけれどどこか憎めないキャラクターたちが主役の笑いと共感を呼ぶ作品が多く、ユーモアあふれるギャグとリアルな人間描写 ... ]]>

ダメ人間を魅力的に描く漫画家「えりちん」

『みたむらくん』や『描かないマンガ家』など、社会的に成功していないけれどどこか憎めないキャラクターたちが主役の笑いと共感を呼ぶ作品が多く、ユーモアあふれるギャグとリアルな人間描写が魅力。

えりちんのユーモアセンスとリアルな描写に魅了されること間違いなし!ダメ人間の魅力炸裂なえりちんのおすすめ作品ランキング!

注意

このページは作成中のため、まだランキング形式になっていません。作品が追加され次第追記していきます。

みたむらくん

あらすじ・作品解説
『みたむらくん』は、えりちんが描くギャグ漫画。
昼はヤングアニマル編集部の契約社員、夜は定時制高校生という異色の経歴を持つ30歳の三田村鉄男の二重生活を中心に描かれる。
物語は、三田村鉄男とヤングアニマルが交わした許諾契約書から始まる。
そう、三田村くんは実在する人物。えりちんが、ヤングアニマルが編集部から、三田村鉄男をモデルにした作品を描いてみないかと持ちかけられて始まった異色の作品なのであった。

クズなのに愛される!三田村くんのポジティブライフ

おすすめポイント・感想・レビュー
最近ではひろゆきや落合博満が異世界転生してみたりと、有名人がそのまま漫画に登場する作品も少なくなくなりましたが、この作品はもっと異色。

ギャグ漫画にモデルがいるのは珍しくないけれど、モデルの素人が堂々と表紙の帯にまで登場する作品は唯一無二じゃないだろうか。笑

三十路でヤングアニマル編集部の契約社員であり、なおかつ現役高校生という、漫画のキャラ以上にキャラの濃い三田村くんが、えりちんによってさらに脚色されて暴れまわります。

長期連載の中で進化するギャグ漫画
えりちん本人も、1巻で終わるようなつもりでいた作品だったようですが、思いがけず思いがけず長期連載に。

みたむらくんの異常性を面白おかしく描く漫画から、途中からはえりちんの描く三田村くんが独り歩きしていき、オリジナルのギャグ漫画へと進化していきます。

こんな人におすすめ
連載デビュー作ではありますが、絵も既に上手い。そして女の子はエロい。

下品なギャグ漫画が好きな方や、えりちんの『描かないマンガ家』など他作品が面白いと感じたなら、同じように楽しめます。

最後はちょっと急ではあるけれど、きれいなハッピーエンドの最終回で終わりました。

打ち切りというよりも、「さあボチボチ終わらせようか」と終わらせるべくしてエンディングを迎えた感じです。

直接的に描かれてはいないけれど、ラストで清佳にも救いが用意されていて良かった。小鉄があまりにも純度100%の三田村すぎて清佳の要素が皆無だけど。笑

連載から20年以上経って、現在のみたむらくん本人がこの作品を読んでどう感じるのか聞いてみたい

類似作品 こちらもオススメ!

エロと下品なギャグで、系統的には、古谷実の『稲中卓球部』や、平本アキラの『アゴなしゲンとオレ物語』なんかとテイストがよく似てます。

描かないマンガ家(かかないマンガか)

(作品解説)
専門学校に通ってはいるものの、あらゆる理由をつけて漫画を描こうとしない渡辺君を軸とした物語。
とかく熱血な感じになる漫画家ものの中で、まず描くまでなかなかいかない世界観が斬新です。

(感想・レビュー)
色々と業が深くて厄介な渡辺君たちの態度がいい感じの爆笑を誘いますね。

口八丁と言うべきか言い訳の天才と言うべきか、かたくなに悪い意味で自分を変えたがらない渡辺君のダメさは、「みたむらくん」の三田村さんをしのぐものがあります。

一方で青春の悩みと言うか熱いものを描いてもいるので、ギャグだけじゃなく、青春ものとしてもオススメです。

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あとがき

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改めて、『みたむらくん』の頃から絵はめちゃくちゃ上手いですね。特に女の子はずっとかわいい。

wiki見ると女性漫画家と記載されているけど、ホントかな?あの下品なギャグ漫画で女性だったらびっくり。

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野球愛に溢れる漫画家!須賀達郎のおすすめ作品ランキング!https://mangakarankings.com/440945https://mangakarankings.com/440945#respondSun, 10 Nov 2024 14:39:13 +0000https://mangakarankings.com/?p=440945

熱い野球愛を持った漫画家「須賀達郎(すがたつろう)」。 『マックミラン高校女子硬式野球部』で連載デビューし、主に講談社の雑誌で活躍。代表作の『ボールパークでつかまえて!』をはじめ、野球を題材にした作品を多く発表しており、 ... ]]>

熱い野球愛を持った漫画家「須賀達郎(すがたつろう)」。

『マックミラン高校女子硬式野球部』で連載デビューし、主に講談社の雑誌で活躍。代表作の『ボールパークでつかまえて!』をはじめ、野球を題材にした作品を多く発表しており、どの作品にも、野球に対する深い知識と情熱がぎっしり詰まっています。

そんな野球愛に溢れる漫画家、須賀達郎のおすすめ作品をランキング形式でご紹介します!

注意

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ボールパークでつかまえて!

あらすじ・作品解説
『ボールパークでつかまえて!』は須賀達郎が描く、プロ野球球場を舞台にした心温まる群像劇を描いた漫画。

ビールの売り子のルリコをはじめ、常連客、ウグイス嬢、警備員、チアリーダー、ボールボーイなど、野球場に集う様々な人々の日常や成長が描かれていく。

架空のプロ野球チーム「モーターサンズ」の本拠地スタジアムを舞台に、球場を一つの町のように描き、温かい人間ドラマを織り成している。

野球場に集う人々の心温まる群像

おすすめポイント・感想・レビュー
金髪ギャルが可愛いだけのたいして中身のない作品かと思いきや、読んでみたら全然違った。面白い!

観客や、選手、その他の裏方など様々な視点からプロ野球を描いた野球愛に溢れる作品。

題名の通り「野球場」に関わる全ての人々にスポットをあてた、今までにない野球漫画です。

様々な視点から描かれるプロ野球の世界
『ボールパークでつかまえて!』は、選手だけではなく、球団関係者、ビールの売り子さん、常連客、マスコットキャラクターにウグイス嬢など、球場に関わる全ての人にスポットを当てた人間ドラマが魅力。

当初はビールの売り子のルリコにフォーカスした作品で、常連サラリーマン村田との話がメインで、ラブコメ的要素も強かった作品ですが、次第にすべてのキャラが主人公の群像劇的な作品へと進化していきました。

野球場という場所で起こる様々な人間ドラマが面白く、各登場人物のエピソードが進むにつれて、さらに別のキャラのエピソードが展開したりとどんどん広がりを見せていきます。

こんな人におすすめ
裏方のスタッフや、観客たちの心温まる人間ドラマがメインなので、野球に詳しくない人でも楽しめるのが魅力です。

一方で、描いているのは野球メインじゃないのに、野球愛をビンビンに感じる作品でもあります。

読んでいると、作者の須賀達郎が野球好きなのが伝わってきます。球場内で起こるあるあるネタのバリエーションがすごい。

野球に興味がなくても楽しめる漫画だけど、実際に球場に足を運んだことのある人ならさらに面白いと思えるはず。

当初は気にならなかったけれど、次第に野球の試合自体にもスポットがあたる回が増えてくると、もう少し絵に躍動感が欲しい。

最近はチームがついに優勝に手が届きそうな所まで来ていて、野球の試合がメインに描かれることが多くなってきたけれど、最終回が近いのかな?

出来ればゆるく長く続いて欲しい作品なんだけど。

あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

注:この記事内にアンケートがあります。アンケートへのご参加をお願いします。

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泰三子のおすすめ漫画作品ランキング!ギャグとシリアスのバランスが絶妙!https://mangakarankings.com/440942https://mangakarankings.com/440942#respondSun, 10 Nov 2024 13:56:01 +0000https://mangakarankings.com/?p=440942

元警察官というユニークな経歴を持つ女性漫画家「泰三子(やすみこ)」 「警察のことをもっと知ってほしい」という理由から漫画家になったという泰三子は、発表している作品も、警察に関連する作品が主になっています。 経験を活かした ... ]]>

元警察官というユニークな経歴を持つ女性漫画家「泰三子(やすみこ)」

「警察のことをもっと知ってほしい」という理由から漫画家になったという泰三子は、発表している作品も、警察に関連する作品が主になっています。

経験を活かしたリアリティ溢れる描写はもちろん、それだけではなく、個性的で魅力的なキャラクターたち。そして何よりシリアスの中にもユーモアを交えた絶妙なバランスのストーリーテリングが魅力。

今回は、ギャグセンスも抜群な女性漫画家、泰三子の作品をランキング形式でご紹介します!

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だんドーン

あらすじ・作品解説
『だんドーン』は泰三子が描く幕末を舞台にした本格歴史コメディ漫画。

泰三子の前作「ハコヅメ」のユーモアとリアリティが生かされており、コメディタッチで歴史的な深みを持たせたストーリーが特徴。

物語は、坂本龍馬や新撰組、薩摩藩などの歴史的な人物や出来事を背景に、川路利良が日本警察の父としてどのように警察制度を築いていったのかを描いていく。

歴史が苦手でも楽しめる!新感覚の幕末エンターテインメント!

おすすめポイント・感想・レビュー
ドラマ化も成功し、大ヒット中のまま第一部完となったしまった『ハコヅメ』

そんな、読者の消化不良感を埋めてくれるかのように始まったのが、この『ダンどーん』

今回の主人公は日本警察の創始者にして。「日本警察の父」と呼ばれる川路利良!

『ハコヅメ』のテイストも引き継いだ幕末コメディ作品です。

控えめに言っても史実に則りながら、このノリで描けるのはすごい!

泰三子の天才的なセリフセンス
相変わらず天才的なセリフセンス!独特なセリフ回し、ライトな下ネタも健在。というか満載w

史実を捻じ曲げることなく、殺伐とした幕末を不真面目に描く構成力がとにかくすごい。

幕末の殺伐とした雰囲気と、泰三子の軽いギャグテイストが絶妙に拮抗していて面白いです。

現代テイストで描かれる幕末の世界
現代テイストを上手いこと取り入れていて、歴史ものが苦手な人にも読みやすい作品になっています。

歴史漫画としてもめちゃくちゃわかりやすくて、どうしても説明が必要な、幕末の複雑な政変関連のごちゃごちゃしたところも非常に分かりやすく説明してくれています。

史実はそのままに、独自の解釈も入っているのも面白い。

こんな人におすすめ
歴史好きにももちろんおすすめな作品になっていますが、一番おすすめしたいのはやっぱり『ハコヅメ』ファン。

泰三子好きだけど、歴史漫画かぁと敬遠している人は、間違いなく損してます。

仮に『ハコヅメ 幕末編』というタイトルだったしてもまったく違和感のないくらい、ハコヅメファン必見の作品です!

今だけ1巻まで無料(11/20まで)

類似作品 こちらもオススメ!

『だんドーン』と同じように、大河ドラマなどでスポットが当たらない人物を描いた傑作漫画として、古田織部の生涯をギャグテイストで描いた山田芳裕の『へうげもの』もおすすめです。井伊直弼など、ある種イメージが固まってしまっている人物たちを、教科書とは別の解釈で描いた作品として、みなもと太郎の『風雲児たち』も外せません!

あとがき

あなたがランキング1位に選ぶおすすめ作品はどの漫画ですか?

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泰三子といえば、下ネタも特徴的。

どぎつい下ネタを、ライトでポップなイメージに変えて差し込んでくるのは才能ですね。天才!

とはいえ、その量の多さとクドさが玉にキズ。笑

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