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【ロックすぎる漫画家】梅澤春人のオススメ作品ランキング!

time 2016/09/27

漫画家、梅澤春人(うめざわはると)の漫画の特徴は、「中学生・高校生が好きそう」という言葉がしっくりくる。

代表作は『HARELUYA II BØY』『カウンタック』だけど、他の作品にもロックバンド、スーパーカー、バイク等が頻繁に登場する。他の漫画でも「夢を追いかける」系のオーソドックスなキャラが多い。

少年ジャンプ連載時から際どい描写やドラッグ等のギリギリな描写が多かったけど、青年誌に移ってからはもっと直接的になっている。

ロックな漫画家、梅澤春人のおすすめ作品ランキングを紹介!

7位 無頼男 -ブレーメン-

(作品解説)BOYで人気だった梅澤春人の次作。
今度は不良っぽさを残したまま、ロックバンド要素を重視した作品に。
正体不明の謎の男、春日露魅王をボーカルとしたブレーメンというバンドの物語。

(感想)
前作のBOYの後に始まったマンガ。

こんどはロックバンドのストーリーだ!って…ボーイじゃん。

なんかキャラは違うのに、BOYの続きを読まされてる感じが拭えない。しかも劣化BOYを。

キャラもBOYと違っていろいろやろうとしてた感はあるんだけど、中途半端に終わったなぁ。伏線の回収されなさから見てやっぱり打ち切りかな。

それでも9巻まで続けられたのは、BØYのヒットの後っていうのが大きいだろうな。コレ以降の少年ジャンプ作品はバッサリバッサリやられてるから。

6位 LIVE(ライブ)

(作品解説)
勇太朗は道端に落ちていた黒魔術の呪文を記載したものを読んでしまい、悪魔のスレイヤを呼び出して、彼を人間にしてしまう。
LIVEは週刊少年ジャンプで連載されたが、10話で打ち切りになった漫画。

(感想)
このマンガで覚えてるのはハリガネムシだけだw

ハリガネムシを爪の中に入れられる場面だけは覚えてる。実際に、江戸時代の拷問にも使われていたという、嘘だかホントだかわからないエピソードが怖かった。

ほぼ同時期に連載開始したのが、デスノートと銀魂。片や大ヒット。こっちは最低話数の10週での打ち切り。

この差の付き方に世代交代を感じずにはいられないマンガ。この頃から単純なヤンキー漫画とか不良漫画が減っていった気がするなぁ。

今のところ梅澤春人の少年漫画での最後の連載作品。

5位 SWORD BREAKER(ソードブレイカー)

(作品解説)
週刊少年ジャンプ誌上で2002年に連載されたファンタジー漫画。
主人公の武器が剣ではなく伝説の盾という珍しい設定。
目新しさはあったものの残念ながらその連載は短期で幕を閉じる。

(感想)
単行本が全2巻。いわゆるわかりやすい打ち切り漫画です。

だが、打ち切り漫画にも二種類ある。

連載終了と同時に記憶の彼方から消え去ってしまうものと、短い連載期間ながら強烈なインパクトを爪痕として記憶に刻んでいくものだ。

「魔城ガッデム」を脳裏に強烈に残してくれたこの漫画はもちろん後者だ。

4位 HARELUYA―ハレルヤ―

(作品解説)
梅沢春人の代表作BOYの前身となった短期連載漫画。
神様の息子ハレルヤは、天界を追放され「日々野晴矢」として、人間界で生活することに。
ろくでなしの神と言う設定で傲慢でたいして強くないけど、根は良い奴と言う設定。
登場キャラは一部名前が変わったり、するが基本は一緒。
梅澤春人のマンガは全体的に大味な作品が多く、名言やイカレたキャラクターが数多く出てくるが、ハレルヤは意外にまともな内容である。
梅澤春人作品に劇薬を望んでいた読者にとってはやや物足りなかったか。

(感想)
設定もどっかで見たようなものだったり、地上に落とされた悪ガキ神様が愛を知って天に帰る等とベタな展開。

前作の酒呑☆ドージのような一瞬だけど強烈な個性を感じるものがほとんど無く、綺麗にまとまった少年漫画と言うイメージが強い。

梅澤春人の強烈な台詞回しなどもなく、印象的なセリフもない。打ち切られただけあって、パワー不足は感じられる。

けど、普通に面白かったけどな。

延々と同じ事の繰り返しが無くすっぱり終わった事も大きい理由だろうけど、BOYが間延びしすぎたせいかハレルヤの方が面白く感じる部分も多い。

3位 酒呑☆ドージ(シュテンドウジ)

(作品解説)
酔っ払いの主人公ドージと妹のシズカ、天才医師のポンが宇宙船で旅をし、途中立ち寄った惑星の事件を解決していく王道的ストーリー。
主人公のドージは普段はだらしない酔っ払いだが、キレると本性の鬼となり悪を蹴散らすと言うこれまた王道的な設定。
連載前に読切りが掲載され、好評だったことで本作が連載されたという経緯があり、読み切り時と登場人物の設定は全く一緒。
BOYの作者の初連載作ということで、若さを感じるストーリーと絵だが、現在より劇画寄りの画風。
ペンネームもこの頃は梅澤春人ではなく梅沢勇人だった。
結果的には短期での打ち切りとなった。

(感想)
どこかで見たような展開や台詞…。
作品の所々に他作品の影響を感じる。

ただ、そもそも作者の梅澤春人はロックバンドの影響をもろに受け、他の作品でもその強い影響が色濃く出る事が多いので、あんまり気にならない。

と言うか、当時はそんな事考えもせずに読んでたけどw
連載してた時には普通に面白いと思って読んでた気がする。

打ち切りだけど、仮に長期連載になったとしても、内容的にもマンネリ化してただろうな。そう考えれば綺麗なまとめたなーと言う印象。

BOYが長期連載になり、ストーリーが案の定マンネリ化していたので、この作品はあの終わり方で良かったと個人的には思う。

第一話で悪党がシズカの尻を触るセクハラを働いた時に(実際にはドージの股間)放つ台詞。

「セニョリータ、ボニータ、ロリータ」

と言う響きがやたら語感が良くて記憶に残ってるw

初期作品・打ち切り作品の割にランキング高め。

2位 カウンタック

(作品解説)
梅澤春人がヤングジャンプで描いた旧車好きにはたまらない漫画。
車好きにはたまらない魅力がギュッと詰まっている。
ストーリーは、普通のサラリーマンが子どもの頃に憧れていたカウンタックと出会い、人生が変わっていくという話。
いろいろな人と車との出会いが魅力的な漫画。

(感想)
渋谷系ヤンキー漫画でたくさんの中高生ファンを獲得した梅澤春人。青年誌に移ってもそのファン層をバッサリ切り捨てるとは思わなかった。青年誌に移っても過去のファンにしか受けない漫画家が多い中、なかなか真似できるこっちゃない。

まさかのスーパーカーマンガ!

ボーイからライブまでの読者なら間違いなく、興味のない題材。当時の読者が大人になってるとはいえ、スーパーカーブーム世代の子供達でもないし。完全に新しい顧客を開拓しにいった感じ。

結果的には大成功。
だいぶ作品の色は変わったけど面白かった。

最近は車を持たない人が多いけど、一昔前まではマイカーを持つことは男のステータスであり、スポーツカーを乗り回すことは憧れでした。今サラリーマンとして働く男たちに贈る夢のあるマンガです。

夢を追いかけることの大切さ、人との出会い、キングオブスーパーカーのカウンタックを乗りこなす主人公に惚れてしまいます。

出てくる車はすべてが個性的でカッコイイ車ばかり。しかも車の知識も身に着くこの漫画は今の若い人達にこそ見てほしい名作。

今までの作風があまり好きじゃなかった人にもオススメの作品。

1位 BØY(BOY・ボーイ)

(作品解説)
アニメ化もされた梅澤春人の代表作の一つ。
当時流行りの学園不良漫画ではあるが、主要メンバーそれぞれに夢があったりロックバンドを結成したりと、何かと熱い。
ライブの描写は恰好良く作者の音楽好きが伝わってくる。
どう見ても悪人な敵キャラが多く、それを主人公の日々野晴矢がぶっ飛ばしていく様は爽快感溢れる。

(感想)
ライジングインパクトほどではないにしろ、打ち切り漫画がリメイクされて、長期連載になるって言うのは珍しいんじゃないかな?

前作、ハレルヤを設定変えてより不良漫画らしくした感じ。(ヤンキー漫画というよりは、ヤンキー退治漫画だけど)まあ、この頃は少年漫画では不良漫画の支持が高かったからな。

前作では人間界に追放された神様という設定だったけど、BOYでは、主人公が説明無しで喧嘩最強の天上天下唯我独尊野郎に設定が変わると言う変身振り。

最初は野球とかしてたけど、敵キャラがどんどんヤバくなっていく。
普通に「これ人間なの?」って何回か思った。

当時まだツンデレって概念がなかったから、伊部麗子が一条くんに惚れたときはドキドキしたなぁ。

晴矢と保健室の先生との絡みも、子供ながらに何かいけないものを感じて読んでた記憶がある。神崎のドラッグとかナオミの発言とか女体盛りとか今読むといろいろヤバい(笑)

読みなおしてみて気づいたけど、しゃべってるときとか、正面向きの絵がかなり多いな。

合間のエピソードが少なくて、喧嘩ばかりなので、無駄に長期連載したという印象が強いけど、当時のるろ剣・封神が看板のジャンプだと中々終わらせるわけにもいかなかったんかなぁ。

なんだかんだで、ランキングはとりあえず1位。

「うるァァァァァァァーーーーーーーー!!!!!」

あとがき

梅澤春人は徳弘正也や森田まさのりのように青年誌に移籍が成功している珍しいパターン。
少年誌で活躍した漫画家が、過去の遺産に頼らずに活躍しているのはうれしい。

今回ランキング決めるのに読み直してみて思ったのは、少年誌時代の梅澤春人のマンガは、中高生向きとはいえ大人になって読み返してみてもオススメだ。別の意味で最高に面白い。

BOYってこんな面白いギャグ漫画だったんや!
もとい…最高にロック!

サブマシンガン持ち出す不良とか、脳にまで改造手術施すマッドサイエンティストとか。当時普通に読んでたけど、こんなヤンキー漫画ないよな。最高にファンキー。

BOYのようなノリで、キャラのインパクトの強いマンガも今の梅澤春人で読んでみたいな。

と思ったら始まったね。妖怪伝奇!序盤から最高だ。

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