【暴露ネタが危険な漫画家】木多康昭のおすすめ作品ランキング!

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漫画界が抱える爆弾。

木多康昭(きたやすあき)。またの名を遊戯王の影の編集者。

絶えず爆発を繰り返すその爆弾は、数々の伝説と大人の事情により、集英社から現在は講談社で保管されている。

木多康昭は週刊少年ジャンプ増刊において「仮面の告白」でデビュー。その後週刊少年ジャンプにて「幕張」を連載して一躍(?)有名となった漫画家。

作風は過激な下ネタや毒舌が吹き荒れ、その毒舌は実際に存在する有名人や漫画家、アシスタントや身近な人々にまで及ぶ。

プライベートまで全て暴露してしまうこともあるので、編集者や知り合いの漫画家には恐れられているとか・・・・(特に某漫画家に至っては最早敵意とも捉えられる表現を使っていたことある)。

今回は読んでるこっちがハラハラする、暴露ネタ・パロディネタ満載!木多康昭のおすすめ作品ランキング!

4位 平成義民伝説 代表人(へいせいぎみんでんせつ だいひょうびと)

(作品解説)
幕張、泣くようぐいすを世に生み出してきた漫画家「木田康昭」が送る第三弾。
本作の主人公でもある米良勝男(めらかつお)は宇宙飛行士を目指すため人気アイドルグループIGARASHIを脱退。
しかしよりによってIGARASHIの面々がスペースシャトルへ搭乗が決まってしまう。
それに激怒した米良勝男はそのスペースシャトルをハイジャック。
果たしてシャトルの運命は!?IGARASHIは助け出せるのか!?果たして本当に主人公のやることかこれ!?

(感想)
ついに少年マガジンも喜多康弘の放流を決めた作品。

泣くようぐいすの伝説に残る打ち切りから約1年。もう一度少年マガジンからチャンスをもらった木多康昭の新作は…まさかの今までとは比べ物にならない危険度w

ヒヤヒヤする危険なパロディ漫画ランキングNo1!

ただでさえパロディが多く見てるこっちも笑いを通り越してヒヤヒヤしかねない内容。

IGARASHI。

名前は嵐に似てるけど、メンバーはSMAPとそっくり。

もうこの時点でアウトw

だいぶ、社内からも修正が入ったようで、連載開始早々に載せられないネタが増えていき、路線変更を余儀なくされる。

主人公も誰だかわからなくなっていって、ストーリーがどんどん破綻・暴走していく。

ここまでならまだ良いんだけど(良くないか)、途中からバトル路線へとシフトし始めたりし結果は…。

12話で連載が終了。

最終的に全部ぶん投げて作者の悲痛な叫び?で締めくくられた。

未単行本化で封印されてもおかしくない一作。単行本化されたことだけでも喜ぶべきだろう。

口で説明するより見てもらった方がインパクトある(笑)

木多康昭の危険な作品が好きでしょうがないという人なら、是非手にとって読むことをオススメする。けどもはや新品で手に入れるのは絶望的。

電子化はあるのか?

3位 幕張(まくはり)

(作品解説)
野球しない野球部の漫画。
野球しないで脱衣麻雀をする。
野球しないで全裸でう○○する。
野球しないで香港に行く。
週刊少年ジャンプ史上最大のゲス漫画といえるこの作品。
当時は掲載できても今は不可能。
ジャンプ作品のパロディや、身内ネタの暴露、下ネタ満載のギャグ漫画。
漫画家、木多康昭の連載デビュー作。

(感想)
ジャンプ暗黒期。

この時代の存在価値は木多康昭を生み出したことといっても過言ではない!

今だったら早々に打ち切られていただろうw

それぐらい木多康昭がジャンプに載っていた当時の衝撃は凄まじかった。

序盤こそ、稲中の影響をかなり感じるけど、途中から暴露ネタ・パロディネタで唯一無二の漫画になっていく。

中でもジョジョネタのパロディ多め。(なので寛大なジョジョファンにはお勧めw)

スティッキーフィンガーが奈良のズボンのチャックを開けて「僕ブチャラティ」とハッキリ言ってるしw

自分の中では、
「今読むとなんでこの漫画がジャンプで掲載できたんだろうランキング」
堂々の第二位に位置するクソ漫画(褒め言葉)
(一位は不動の画太郎先生w)

奈良の存在は少年ジャンプでは間違いなくOUTだろう…。奈良づくし当時はかなり笑ったけどねw

担当編集者の不倫ネタを暴露とか笑っちゃいけないけど面白かった。

当時同時期にジャンプで連載していた「すごいよマサルさん」とはまた違う新しいギャグ漫画で新鮮だったなぁ。

でも、ジャンプという枠に収まりきれない木多先生でした(笑)

これを最後にバイバイジャンプ。

後にトークショーでしまぶーに、「幕張は9割ノンフィクション」と言わしめた伝説の漫画。

流行りネタが多いので、今読むと面白いとも言えない(広末ネタ多すぎw)から、おすすめはしないけど、好きな方は、めちゃくちゃ笑えるよ。

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2位 喧嘩商売・喧嘩稼業(けんかしょうばい・けんかかぎょう)

(作品解説)
主人公、佐藤十兵衛を中心に描かれた格闘漫画。
当初は時事ネタや2ちゃんネタなどギャグ寄りの作品だったが、中盤あたりから格闘がメインになり多くの漫画ファンから評価を得た。
「喧嘩商売」からは、作画にCGを使用している。

(感想)
木多康昭が青年誌に!
ということで開始当初からかなり期待していた作品。

ギャグは相変わらず面白い。もちろん人は選ぶ。格闘パートもなかなか面白く描けてるじゃんか。

なんて思ってたら、

いつの間にか自分の中での格闘漫画ランキングでも、トップクラスに面白い作品になってしまった。

泣くようぐいすの頃からこの作者はストーリー(シリアス)も上手いと思ってたけど、ようやく真価を発揮した感がある。

煉獄はゲームのコンボ技から発想を得たんだろうけど、説得力や弱点など上手く漫画に落としこんだなと感心した。

それが木多康昭だからしょうがないんだけど、シリアスパートの途中でも平気でギャグを入れてくる。

徳弘正也と似てるけど、その毒の強さとクドさから邪魔になることも。

連載速度の遅さが最大の欠点ですが気長に待つしかありません。とりあえず月間に移ったらどうだろう?

陰陽トーナメント完結まであと何年かかるのか?

主人公逮捕で終了だけは勘弁して欲しいw

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1位 泣くようぐいす(なくようぐいす)

(作品解説)
千石うぐいすはある出来事がきっかけで甲子園を目指すこととなる。
基本ギャグ漫画なのだがシリアスな野球シーンの出来がよくファンの評価も高い作品。
残念ながら打ち切りで終了。


泣くようぐいす (1) (少年マガジンコミックス)

(感想)
幕張の打ち切りから2年。
マガジンに移ってさすがに反省…

…しないのが木多康昭のすごいところ!

第一話ではいきなり少年ジャンプを尻に敷き、少年マガジンを読む主人公うぐいすの姿が(笑)

今回もパロディや下ネタが満載!

やりたいことやれる雑誌に移っただけ、と思いきや。

パロディや下ネタも行きすぎず、ちょうどいいバランス。

そして今回はちゃんと野球している!

そしてなぜか野球シーンが本当に良く出来ています。(画力は幕張後期とあんまり変わらないので、迫力があるという意味ではなく)、ザトペック投法とか出てきて面白くなるネタ満載でした。

連載当時は真面目に野球だけ描けば傑作になるのになと思っていたら後の喧嘩商売でブレイク。やっぱりこの人シリアスが抜群に上手いよ。

編集部の方針か人気がなかったのか分からないけど、打ち切りは色々ともったいなかった作品。

やっぱりどっちつかずのマンガだとこうなっちゃうのか。木多康昭の場合、シリアス好きな読者もギャグ好きな読者もいるからしょうがないんだけど。

下ネタギャグもシリアスもやって、作品成り立たせるのって難しいんだなぁ。長期連載出来た人だと徳弘正也ぐらいしか知らない。

前回の幕張では「第一部 がもう編完」という、武士沢レシーブ、男坂に並ぶ打ち切りを見せてくれた木多康昭。

泣くようぐいすの最終回も漫画史に類を見ない打ち切りエンド。

あとがき

あなたの一番オススメ作品は?

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うぐいすがランキング1位は完全に血迷ってるな(笑)次回並べ直したら全く順番変わりそう。

普通に漫画としてオススメなのは喧嘩商売かなぁ?木多康昭大好きならむしろ代表人が1位だったりするw

せっかく青年誌に移ったんだから、ギャグ&下ネタ満載の作品も見たいな。

ネタ切れになる前に終わらせて、短期連載でやってほしい。

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