【漫画的な画力の最高峰!】鳥山明のおすすめ作品ランキング!

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鳥山明(とりやまあきら)の漫画はなんといっても見やすい。

手塚治虫「ちょっと上手すぎるよね」「彼は僕の後継者」

荒木飛呂彦「鳥山先生の絵は、漫画家からするとちょっとした発明のようなもの」

井上雄彦「鳥山先生の絵は漫画家からすると魅力的すぎるんですよね。マネしたくなる気持ちも わかります」

冨樫義博「嫉妬するほど上手い」

尾田栄一郎「神様。ディズニーより上手い」

名だたる漫画家達が賞賛しているように、漫画的な絵という意味ではこの人の画力はホントにすごい。

キャラの動きが一目で分かり、まるでアニメを見ているかのようにすっと入ってくる。どんな動きをしているのかすぐに分かるから流れるように読むことができる。

デフォルメが上手いのも特徴的。

メカのデザインに定評があり、その描きこみは他の漫画家を圧倒している。デザイナー出身だからこその高い画力が、鳥山明作品の最大の特徴。

また元々はデザイナー業をしていたため、漫画家に転身した後もドラゴンクエストなど、イラストレーターやキャラクターデザインなどの仕事も行っている。

今回は、そんな鳥山明のおすすめ作品ランキング!

ランキングにするまでもなく1位は決まっているんだけども(笑)

9位 ワンダー・アイランド(わんだーあいらんど)

(作品解説)
鳥山明の少年ジャンプ掲載デビュー作。
ワンダー・アイランド(不思議島)というタイトルからもわかる通り不思議な出会いがそこには待っていた…。
不時着してしまったその不思議な島で主人公が出会ったものとは…!
(鳥山明○作劇場 VOL.1/鳥山明 満漢全席1に収録)

(感想)
デビュー作とはいえ、既にアラレちゃんの絵柄と比べても遜色ない出来!

飛行機や動物など人物以外もきちんと描かれていて作品への愛情が伝わってくる。全体を通してとても読みやすく最後まですらすらと読める作品。

島で出会う原始的な住人とのやり取り。コメディタッチで基本的には後のアラレちゃんテイストそのまんま。

旧日本軍など、現実を絡めた作品は珍しいかもしれない。

8位 ギャル刑事トマト(ぎゃるでかとまと)

(作品解説)
この漫画はDr.スランプの元になった作品。
ギャルのトマトはまさかの刑事。鳥山ワールド全開でハチャメチャです。
(鳥山明○作劇場 VOL.1/鳥山明 満漢全席2に収録)

(感想)
鳥山明の漫画家としての最初のヒット作「Dr.スランプ」のプロトタイプ。主人公はちょっとセクシーなアラレちゃんといった感じ。

勤務初日に遅刻!目覚まし時計も寝てたもんねと、一同唖然。いいから着替えろ!はい、その場で脱ぎ始めますね。それには、目玉が飛び出る勢いで署長の一喝!すると他からブーイングの嵐!

まさにアラレちゃんのノリそのまんま。鳥山明、のっけから全力投球でございます。いや、ありがたい。

銃に触ればいきなり発砲、パトロールに出ればカツアゲまがい。どうしたもんかと頭を抱えていると、目の前には凶悪犯が!!さてどうする。どうなるトマトちゃん!

とにかくトマトの自由奔放っぷりに振り回される気持ちのいい作品。

7位 豆次郎くん(まめじろうくん)

(作品解説)
ドラゴンボール連載中の読切作品。
6歳の豆次郎は真っ直ぐな少年。
しかし、些細なことから父親との壮絶なバトルに発展!
しかし返り討ちにw
そこから彼は不良になってやろうと決意するのだが…。
豆次郎の未来はどうなってしまうのか…!
(鳥山明○作劇場 VOL.3/鳥山明 満漢全席2に収録)

(感想)
ちょうど天下一武道会でマジュニアと戦っている頃の作品。少年ジャンプを買い出す前だったのか、全然記憶にないんだよな。

クリリンとヤジロベーを足して2で割ったような少年が、悪いことするつもりが、全然悪い結果にならないっていう、アックマンにも通じる鳥山明のわかりやすい短編ギャグ漫画。

ドラゴンボール連載中ということもあって、スピード感あります。

6位 本日のハイライ島(ほんじつのはいらいとう)

(作品解説)
少年カン太のとある1日の出来事。
朝目覚める時から事件は起こります。
今日のカン太の運命はどうなってしまうのか!?
(鳥山明○作劇場 VOL.2/鳥山明 満漢全席2に収録)


鳥山明○作劇場 2 (ジャンプコミックス)

(感想)
これもアラレちゃん連載前の読切作品。当時の鳥山明のギャグ漫画として単純に面白い!

1つ前のワンダーアイランドと較べても、アラレちゃん色がより強くなっている。

鳥山明の構想通りに則巻千兵衛主役でDr.スランプ描いてたらこんな感じだったのかな。

5位 貯金戦士キャッシュマン(ちょきんせんしきゃっしゅまん)

(作品解説)
惑星ビレテジオンの宇宙警察官で凶悪犯との戦いの末、地球に不時着する貯金戦士キャッシュマン。
故郷に帰るためのお金を集めるため、有料で人助けを行っていく。
作風は真面目ながらもどこかギャグを感じさせる雰囲気があり、鳥山明らしい作品に仕上がっている。
短編なのにアニメも作成されており、当時の鳥山明の人気ぶりを垣間見ることができる。
(鳥山明○作劇場 VOL.3/鳥山明 満漢全席に収録)

(感想)
ドラゴンボールが大人気連載中に、Vジャンプに掲載された3話完結の短期連載。読切?

画像はその後、同じくVジャンプで連載された絵と脚本を別の人が担当したリメイク作品。こちらは1巻のみ発売で中途半端に連載終了となっているのでおすすめはしません。

鳥山明作品としては、◯作劇場に掲載されている3話のみです。

この頃のVジャンプは創刊したばかりのゲーム雑誌だか漫画雑誌だかよくわからん雑誌で、やたらと鳥山明やら桂正和やらを引っ張ってきて部数を伸ばそうとしてたよな。

それにまんまとつられる少年だったわけでですが…。

ドラゴンボールのセルとクウラを掛けあわせたような貯金戦士キャッシュマン。

もともとの姿は宇宙人のキャッシュマンだから、変身する時の掛け声は「ショータイ(正体)」で地球人の姿に戻る時が「ヘンシン」。鳥山明らしい。

戦闘シーンはドラゴンボールのまんま。非常に見やすい。

ラスボスはスッパマンだけどw

4位 銀河パトロールジャコ(ぎんがぱとろーるじゃこ)

(作品解説)
鳥山明氏の短期集中連載作品。
代表作「ドラゴンボール」と世界観を共有している。
宇宙船が壊れて地球に降り立ったジャコが地球人の大盛と共に燃料を探すというストーリー。
本作に登場するタイツはドラゴンボール、ブルマの姉。

(感想)
サンドランドから数えても13年開いてるんだな。

今20歳超えてる人がリアルタイムで見たことないドラゴンボールが、未だにアニメ展開してるって改めてすごいな。

今ではジャコもアニメ版のドラゴンボールの準レギュラーになってます。ドラゴンボール超でジャコを始めて見たっていう人にもおすすめ。

ゆるいストーリー展開と昭和なギャグが味わい深い。ドラゴンボールと世界観繋げてるけど、漫画としてはDr.スランプの方に近い。

CG作画になってしまって、絵柄がだいぶ変わってしまったのは残念だけど、ストーリーは鳥山明らしさが前面に出ていて読みやすい。

特にこれといった事件が起きるわけではないけど、肩の力を抜いて読める。

そして主人公ジャコのシンプルなデザインはさすがです。無駄をそぎ落として、なおかつかっこいい造詣を描かせたら右に出るものはいないな。手書きで見たかったけど。

同じドラゴンボールとのリンクだと、ネコマジンの方が個人的にはランキング上かな。内容どうこうより鳥山明の作品がまた読めるだけでうれしいんだけど。

これが最後の連載になっちゃうのかなー。

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3位 Dr.スランプ(ドクタースランプ)

あらすじ・作品解説
則巻アラレはペンギン村の発明家、則巻千兵衛(のりまきせんべえ)が作った人型ロボット。
アラレちゃんがペンギン村の住人を巻き込んで暴れまわるハチャメチャコメディ。
基本1話完結スタイルのギャグ漫画。
漫画の初期は、則巻千兵衛が主役で、毎回千兵衛が作る発明品はどこか欠陥があり失敗に終わるのがパターンだったが、途中からアラレが主人公へと変わっていく。
1981年から86年にかけてテレビアニメ化。視聴率36.9%超えの大ヒットとなった。
その後1997年から1999年にかけてリメイクアニメが放映されている。
「Dr.スランプ アラレちゃん」だと思っている人も多いが、それはアニメ版のタイトル。

おすすめポイント・感想・レビュー
基本的にはアラレが怪力や常識ハズレの行動でみんなをボーゼンとさせる展開のオチが多くそれが爆発的にウケた昨品。

ドクターマシリトの作るキャラメルマンとの対決も見どころだけど、初期の頃の千兵衛さんの発明品を毎回フューチャーしていた、鳥山明版ドラえもん風の頃も好き。

舞台であるペンギン村自体が独特な世界観で、スッパマンとかニコチャン大王とか、アラレ以外の登場人物もみんな濃い。

ドラゴンボールやドラゴンクエストにつながる鳥山明独自のイラストレーションの原点が所々に見える気がします。

個人的にはギャグ漫画家としてよりもアクション漫画家としての作品の方がランキング上位になっちゃうけど。

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2位 SAND LAND(サンドランド)

(作品解説)
『週刊少年ジャンプ』に2000年23号から同年36・37合併号まで連載された。
川が枯渇した砂漠と荒野に覆われた大地の保安官ラオが魔物であるベルゼブブとシーフと共に「幻の泉」を探すために旅出つ物語。
基本的なコンセプトは『フレッシュジャンプ』に1982年12月号に掲載された読切作品『PINK』を元に再構成した物語と思われる。
とはいえ82年当時の荒削りな絵やストーリーではなく、また、作者の意思に反して引き伸ばされドラゴンボールのような長さもない、1冊にすっきりまとめてくれた読後感の良い作品。

(感想)
ドラゴンボール以降の鳥山明作品だと、COWAは好きだったけど、カジカには正直がっかりだった。

これじゃあ中途半端なドラゴンボールじゃないかっ!と。

だからサンドランドも同様に期待してなかったんだけど、、、

いやあ面白かった!ジャンプでの連載を単純にワクワクして楽しんでたな。

Dr.スランプやドラゴンボールにほどは知られてないけど、決してこの2作にもひけを取らないおすすめ作品です。

ドラゴンボールのピラフ一味壊滅までを、今の鳥山明の技術力で描きましたみたいな漫画。

おもしろくないわけがない!

登場人物はどれも個性的で、悪役もまた魅力的に描かれています。そして背景や乗り物、特に戦車の描写がとても丁寧できれい。

この作品はアシスタントを使わず鳥山明氏が一人で描き上げた、いわば「趣味」のような作品です。(褒め言葉)

今後もこんな「趣味」の作品を期待したいなぁ。

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1位 DRAGON BALL(ドラゴンボール)

(作品解説)
7つ集めると願いがかなうドラゴンボールを集める主人公・孫悟空(サイヤ人)とそれらをめぐるバトルマンガ。
少年編、ピッコロ大魔王編、サイヤ人編、フリーザ編、人造人間・セル編、魔人ブウ編と数々の戦いを繰り広げ、強さを求め修業を続ける悟空やべジータ。
地球の平和のために戦い続ける!

(感想)
特に語ることがない。というかありすぎる。

かめはめ波の練習は誰もがした。はず。

ランキング付ける意味がない漫画ベスト1。
冷静に分析することがもう無理。

これはもはや伝説のマンガ。
マンガにアニメにゲームにと、社会現象にもなった現在もなお人気の作品。

アニメも今みたいにちょっと休んで第二部なんてない時代だから、原作に追いつかないように必至だったのを覚えてる。ピッコロと悟空が普段着で車の免許取りに行く回とかあったなw

よく「クリリンが地球人最強」と言われるけど、いつ天津飯を抜いたんだろう?

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あとがき

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結局のところランキング1位は、自分の中では不動。ドラゴンボールから与えてもらったものが多すぎる。

ジャンプ読んでて扉絵だけでワクワクさせてくれる漫画家は鳥山明ぐらいだったな。扉絵の絵をひたすら真似した。今でもドラゴンボールの扉絵はいくつも思い出せるわ。

クロノトリガーの頃の絵が好きなんだけど、もうあんな絵は描けないんだろうなぁ。

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